〈概略Ver.〉
私はゲイビデオが好きだがゲイではない。かといって淫夢ミームを好きなわけでもない。かつては淫夢wikiの編集者の一人であった。現在はwikiが閉鎖されることを願っている。つまるところ偏屈者である。
経緯はごく簡単で、はじめは淫夢厨だったのである。ただ、当時からミームの芯である「野獣先輩」や「空手部」には興味がほとんど無かったし、偏屈者としての歴の方がずっと長いようである。
私はミームに手を出してすぐ、いわゆる発掘界隈の端くれに収まった。この大きなミームの中の小さな内輪は頻用される「語録」からして一般の淫夢厨と異なっており、特殊な情熱を持った人たちと交流するのは本当に楽しかった。
しかし、楽しい時間もいつかは終わるもの。発掘界隈も結局は悪しきミームの中の小舟でしかない。年月と共に状況は変動していき、次第にスタンスの対立などから不和が渦巻きはじめた。
そもそも不道徳なミームというのはいつの時代も若者の持ち物である。結局はみんな歳を取りすぎたのかもしれない。
私が淫夢厨でなくなった理由を端的に言うならば、加齢、マンネリ化、人間関係からの逃避。自身の愚かしさにも他者の愚かしさにも耐えられなくなった。
まあ、よくあることだ。
しかし、あまりないことも起こる。
私はミームから離れて数年のあいだ交友も完全に断っていたのだが、ゲイビデオ趣味自体はやめられなかったのである。
元来古いもの好きだったためかVHS時代のゲイビデオを網羅的に知りたいという欲望が心から消えなかった。発掘界隈に入り浸っている間に、ミームとして出会ったはずのものが文化や歴史として捉え直され、気がついた頃にはライフワークになってしまっていたわけだ。
かつては発掘界隈の利便を思ってビデオの情報などを淫夢wikiにまとめていたが、ミームの外に立つようになった現在は大きく視点が変化した。
あのサイトはミームの範囲を無制限に拡大して、他者から文化を奪っている。さらに、すべての利益はミームにすら大した思い入れを持ってない管理人のものとなる構造的な異常を孕んでいる。
単なるおバカさんはさておき、現在でも一部の人は知識欲に基づいて編集をしているように見える。しかし今、そういう真面目にデータを扱いたい人にこそ言いたい。
本編関係の情報を淫夢wikiにまとめるのはやめましょう。
私に止める資格がないことは痛いほど理解している。もはや手遅れであることも。
ただ、wikiに載せて文化の所在地を変動させることが、想像以上に不可逆で、罪深く、後悔を生むことを私は知っている。知識欲が純になるほど感じる罪は鉛のように重くなってしまうことも。だから嫌われようが言い続けるし、そういった編集には反発し続けるだろう。
このブログにゲイビデオの作品リストを順次掲載しているのは、それらをミームから引き剥がすための小さな小さな活動だ。
ブログのトップ記事に書いた「当ブログの内容を人に損害を与えることに使用するのは一切許容しません」という文言は「淫夢ミームとして使うな」というニュアンスを含有している。
過去の自身の愚かしさと、現在の淫夢厨の愚かしさ、それを清算する手段としてwikiを潰したいと願う。私は身勝手な夢想家でしかない。
それでも、人生は「もっともっと愛を」求める代物だから。
〈詳細Ver.〉
詳細Ver.は削除しました。
ここに存在した文章は記事タイトルのとおり自分史の不可欠な断片として書いたもので、半年ほど公開していました。主観に基づく記述であることは明示していましたが、多くの人の目に触れた場合の種々のリスクを軽視していました。
当該文章は個人の昔語りに過ぎず、事実誤認を含むことを強調しておきます。無用の詮索はお控えいただけると幸いです。
御心労をかけた方々に対しては誠に申し訳なく思っております。文章に名前を出した全員について、現在ないし未来におけるいかなる活動についても掣肘するつもりはないと表明しておきます。
2026年4月14日追記
私はゲイビデオが好きだがゲイではない。かといって淫夢ミームを好きなわけでもない。かつては淫夢wikiの編集者の一人であった。現在はwikiが閉鎖されることを願っている。つまるところ偏屈者である。
経緯はごく簡単で、はじめは淫夢厨だったのである。ただ、当時からミームの芯である「野獣先輩」や「空手部」には興味がほとんど無かったし、偏屈者としての歴の方がずっと長いようである。
私はミームに手を出してすぐ、いわゆる発掘界隈の端くれに収まった。この大きなミームの中の小さな内輪は頻用される「語録」からして一般の淫夢厨と異なっており、特殊な情熱を持った人たちと交流するのは本当に楽しかった。
しかし、楽しい時間もいつかは終わるもの。発掘界隈も結局は悪しきミームの中の小舟でしかない。年月と共に状況は変動していき、次第にスタンスの対立などから不和が渦巻きはじめた。
そもそも不道徳なミームというのはいつの時代も若者の持ち物である。結局はみんな歳を取りすぎたのかもしれない。
私が淫夢厨でなくなった理由を端的に言うならば、加齢、マンネリ化、人間関係からの逃避。自身の愚かしさにも他者の愚かしさにも耐えられなくなった。
まあ、よくあることだ。
しかし、あまりないことも起こる。
私はミームから離れて数年のあいだ交友も完全に断っていたのだが、ゲイビデオ趣味自体はやめられなかったのである。
元来古いもの好きだったためかVHS時代のゲイビデオを網羅的に知りたいという欲望が心から消えなかった。発掘界隈に入り浸っている間に、ミームとして出会ったはずのものが文化や歴史として捉え直され、気がついた頃にはライフワークになってしまっていたわけだ。
かつては発掘界隈の利便を思ってビデオの情報などを淫夢wikiにまとめていたが、ミームの外に立つようになった現在は大きく視点が変化した。
あのサイトはミームの範囲を無制限に拡大して、他者から文化を奪っている。さらに、すべての利益はミームにすら大した思い入れを持ってない管理人のものとなる構造的な異常を孕んでいる。
単なるおバカさんはさておき、現在でも一部の人は知識欲に基づいて編集をしているように見える。しかし今、そういう真面目にデータを扱いたい人にこそ言いたい。
本編関係の情報を淫夢wikiにまとめるのはやめましょう。
私に止める資格がないことは痛いほど理解している。もはや手遅れであることも。
ただ、wikiに載せて文化の所在地を変動させることが、想像以上に不可逆で、罪深く、後悔を生むことを私は知っている。知識欲が純になるほど感じる罪は鉛のように重くなってしまうことも。だから嫌われようが言い続けるし、そういった編集には反発し続けるだろう。
このブログにゲイビデオの作品リストを順次掲載しているのは、それらをミームから引き剥がすための小さな小さな活動だ。
ブログのトップ記事に書いた「当ブログの内容を人に損害を与えることに使用するのは一切許容しません」という文言は「淫夢ミームとして使うな」というニュアンスを含有している。
過去の自身の愚かしさと、現在の淫夢厨の愚かしさ、それを清算する手段としてwikiを潰したいと願う。私は身勝手な夢想家でしかない。
それでも、人生は「もっともっと愛を」求める代物だから。
〈詳細Ver.〉
詳細Ver.は削除しました。
ここに存在した文章は記事タイトルのとおり自分史の不可欠な断片として書いたもので、半年ほど公開していました。主観に基づく記述であることは明示していましたが、多くの人の目に触れた場合の種々のリスクを軽視していました。
当該文章は個人の昔語りに過ぎず、事実誤認を含むことを強調しておきます。無用の詮索はお控えいただけると幸いです。
御心労をかけた方々に対しては誠に申し訳なく思っております。文章に名前を出した全員について、現在ないし未来におけるいかなる活動についても掣肘するつもりはないと表明しておきます。
2026年4月14日追記