- 1二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:33:20
- 2二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:34:24
- 3二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:35:54
お題が思いつかない場合
- 4二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:37:09
- 5二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:38:57
このレスは削除されています
- 6二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:48:02
- 7二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:49:16
(前スレ 38より)
「山岸さんの怪談」
「山岸って名前の人を乗せちゃダメなんだよ。この路線の最終バスだけは。理由? いや、知らないって! ただ、ルールを破ると・・・」
「破ると?」
「乗客は大丈夫だけど運転手だけ消えちゃうんだよ!」
「ふうん、なるほどね」
その女性運転手は、ゆっくりとうなずいた。
「じゃあ、山岸って名前の人が運転してたら・・・どうなるんだろうね?」
彼女はつい先日結婚して、名前が「山岸」になったばかりだった。
「ええと、結論から言うと、神隠し状態だった運転手さんたちは全員帰ってきました。本人たちは、そもそも、自分が神隠しにあっていた自覚もなかったようです。しかも、全員、年を取ってすらいない! いやあ、ホラーですねえ!」
ちょっと古いタイプのバスの運転手の制服を着た男は、にっと笑った。
「ただ、そのあとで、実はもっとおかしなことが起こりまして。このバスの路線は、山の中の村とふもとの町をつなぐものだったはずなんですが・・・その村が、なくなっちゃったんですよ。いや、なくなったというか、はじめからなかったことになったというか・・・記録によると、昭和初期くらいまでは村があったらしいんですが、そのあと、廃村になっちゃってたらしいんですよね。廃村とふもとの村をつなぐバスの路線があるはずはないんですが・・・」
男は、うんうんとうなずいた。
「いやあ、不思議ですよねえ」
- 8二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:52:16
(お題)
キラキラ光る - 9二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 08:53:46
お題
ころころステーキ - 10二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 09:00:54
お題
10レス目 - 11二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 13:41:56
お題
ゲームマスター - 12二次元好きの匿名さん26/04/24(金) 14:24:32
「いいか新人、この路線の最終便のバスには山岸って名前の人を乗せるなよ。うちのルールだからな」
「は?」
「破ると消えちまうんだよ」
「山岸さんが?」
「運転手が」
「とばっちりじゃないですか」
「ルールだからしょうがねえだろ」
「聞いたか新人。別の営業所に、2、3年前に結婚して、山岸姓になった運転手がいるんだが」
「あ、最初の頃に研修でその人に監督してもらったことあるかも。確かに結婚指輪してましたね」
「あの人、配属が変わって例の路線になっちまったらしい」
「は? ルールなのに?あんなにルールだって言ってたならそういう配慮はするべきでしょ」
「上の指示なんだからしょうがねえだろ」
「ホラーよりクビが怖いんすね」
「……山岸さん、普通に戻ってきましたね」
「おう」
「消えてたらしい運転手さんたちも戻ってきましたね。あの人は何十年前の制服ですか?」
「驚いたな」
「なんか、バグったんですかね、ルール」
「かもな」
『この話を聞かせてくれた人、とあるバス会社の新人だったんですが、その後行方不明になりました』
『そもそもこの話、少しおかしいんです。客が山岸さんかどうかなんて路線バスじゃわからないでしょ、いちいち名乗るわけがないんだから。たまーに行方不明事件があったって感じだろうし、そのせいで関連するニュース記事も見つからない』
『ルールで縛られているからニュースになるほどの被害は出なかったんだろうけど、縛られすぎているせいで想定外のバグを起こす』
『運転手でも客でもない、新人の監視役の山岸さんを乗せた場合って、果たしてどうなるんでしょうか』
──あるオカルト記者の記事より抜粋