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【高校野球】早大本庄、浦和実下す/春季県大会


浦和実―早大本庄 9回裏1死満塁、サヨナラの右犠飛を放った並木(7)に駆け寄る早大本庄の選手たち
■力投に応える逆転劇/早大本庄

 早大本庄が逆転サヨナラで浦和実を下した。雨が降る中で手堅い野球を貫き、激しい終盤の攻防を制した。福永監督は「安達が良く投げてくれた。それに尽きる」と、120球の力投を見せたエースをたたえた。

 逆転された直後の九回、安達の投球に打線が応える。新井のスクイズで同点とし、なお1死満塁の好機。「自分が打てなくても後ろがいるから大丈夫」と無欲で打席に立った6番並木が、右翼の奥深くに犠飛を放った。三塁走者荒井が生還すると、ベンチから選手全員が飛び出し、抱き合って喜んだ。

 計8犠打に投手を中心とした堅守で、守り勝つ野球を体現した。殊勲の右腕は「気持ちで負けず、自分のスタイルを貫いていく」と次戦を見据えた。

■夏に向けて「鍛え直す」/浦和実

 昨秋16強の実力校、浦和実が県大会の初戦で姿を消した。開主将は「初回に1点しか取れなかったことが敗因。ランナーが残ったところでつなげていきたかった」と、先制後につくった1死一、二塁から追加点を奪えなかった場面を悔しがった。

 2点を追う九回、代打池田の2点二塁打で追い付き、続く長谷川の二塁打で逆転に成功。意地を見せたが、その裏の守備で力尽きた。辻川監督は「全てにおいて鍛え直す」と、夏に向けての再出発を誓った。
2026/04/24 10:20:00
記事提供:埼玉新聞

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