化学繊維生産、19.6%減も米イラン戦争の影響見えず-3月速報

日本化学繊維協会は21日、3月の生産・在庫状況(速報)を公表し、化繊生産は前年同月比19.6%減の約4万5000トンとなった。業界内で構造改革が進んだ影響とみられる。

  同協会はホルムズ海峡閉鎖によって原油輸入が停滞した影響は「ないとは言い切れない」としつつも、減少の大きな理由は特定の企業が構造改革を行った一環との見方を示した。

  4月以降に影響が顕在化する可能性があるが、ナフサ由来の原材料は現時点で確保されているため見通せないという。

  発表では、化繊のうち合成繊維は同13.1%減の3万6547トン。主要品目ではポリエステルSが40.5%減となった。

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