「プレミア昇格」でも構想外? W杯目前、森保監督から“忘れられた”海外組の現在地
2026年の北中米W杯本大会開幕まで2カ月、登録メンバー発表(5月15日)まで1カ月を切った。日本代表が8大会連続8度目のW杯出場を決めてからの1年間、多くの故障者に見舞われた中でも、選手たちの起用法の再検討、新戦力の発掘に尽力してきた森保一監督は、「26人枠」について「だいたい決まっている」と発言している。 【写真】代表には「やはり必要」と思わせたのがこの人 怪我人の回復具合と残り2、3枠のメンバー争いに注目が集まり、サプライズ招集の可能性も残しているが、その候補にも入らない、森保一監督から“忘れられた海外組”も多くいる。 現在28歳、万能MFとして定着していた旗手怜央(セルティック)も、その一人だ。 森保監督が率いた2021年の東京五輪では主にサイドバックとして起用され、大会終了後にA代表デビュー。そして川崎フロンターレから2022年に海外移籍を果たし、第2次森保ジャパンにおいてはコンスタントに招集されてきた。しかし、控えの立場から脱却できないまま他の選手たちが頭角を現すと、2025年3月を最後に声が掛からなくなった。 惜しまれるのは欧州5大リーグへの移籍が実現しなかったこと。もしステップアップ移籍を果たし、セルティックとは異なる場所、スコットランドよりも競争の激しいリーグでプレーしていればどうなっていたか。レベルの高いリーグで自らの能力と評価を高めることができていれば今回の最終候補にも入っていた可能性があるが、現状ではW杯行きは限りなく難しい状況となっている。 日本代表入り争いだけでなく、選手としても正念場に立たされているのが、古橋亨梧(バーミンガム・シティ)だ。現在31歳。ヴィッセル神戸でゴールを量産し、2021年7月に移籍したセルティックでは在籍3年半で通算165試合85ゴールを奪い、レジェンド級の助っ人FWとして歴代最高クラスの数字を残した。 だが、日本代表では通算23試合出場で5得点と物足りない数字。2023年5月に約9カ月ぶりに招集されて以降も、森保監督からの評価は上がらず、旗手と同じく2025年3月を最後に招集外となっている。 その間、フランス1部のレンヌを半年間で退団すると、2025年7月からイングランド2部チャンピオンシップを舞台にプレーしているが、リーグ戦28試合出場で1得点のみ。4月に肩を手術してW杯を諦め、来季への巻き返しに照準を合わせている。