かっこいいには警戒心を持った方がいい。
かつてナチスドイツはすごくかっこいい軍服を作った。これは今見てもかっこいい。洗練されたデザイン、絵になるデザインだ。これはちょっとやそっとではできない。ナチスが心血を注いで作り上げたものだ。
それではなぜ、そんな軍服に神経を注いだのか。
それはそのかっこよさに惹かれてナチスを支持する層を獲得するためだというのが後世の研究者の意見だ。
かっこよさは憧れを生む。でもそれは平時でのみいいことではないか。
かっこよさが政治に悪用され利用された歴史を我々は知っている。だからこそ今回の自衛隊員が、自民党大会という極めて政治的な場で「かっこいい」制服に身を包んだ可憐な歌姫を出したことに、もっと警戒心を持った方がいいと私は思う。
かっこいい、素敵、って投稿を山ほど見た。かっこいいから文句言うな、とまで書かれていた。でもそれはそのかっこよさを政治的に利用した側がいることの裏返しではないか。
あれを見て、かっこいいと思う。歌姫の美声は素晴らしいと思う。それは否定しない。
でもそれが純然たる政治集会で、政治利用されていることに、もっと警戒心を持つべきだろう。
ナチスを思わせる軍服は今は非難の対象になっている。それはなぜか、かっこよさで、若者を煽動し、悪逆非道な政策に邁進させたからではないか。ナチスの二の舞をこれからはしてはいけないという思いからではないか。
「かっこいい」は政治利用されてはいけない。
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