【博物館】かわはく企画展「巡礼者は秩父を目指す!」へ行ってきた!
現在、埼玉県立川の博物館(かわはく)では
企画展「巡礼者は秩父を目指す!-文献とモノから見つめ直す秩父札所の歴史-」
を開催中です。
企画展タイトルの通り、34ヶ所の観音霊場が存在する秩父の札所をテーマにした展示です。
午年にあたる今年、秩父札所では「午年総開帳」といって12年に1度の大がかりなご開帳が行われます。
(ちなみに、今年の総開帳はあのTHE ALFEEとのコラボが予定されています。桜井さん秩父出身ですもんね)
「秩父札所とは?」「午年総開帳とは…?」と何も知らない人にも分かりやすく、秩父札所の歴史やその発展を紐解いた展示でした。
展示の中からいくつかピックアップして感想を書きたいと思います。
1.巡礼の服装
こんな感じで巡礼者のマネキンが置いてありましたが、巡礼と言えばこの格好ですよね。
笠、輪袈裟、おいずる、頭陀袋、金剛杖…さらに手甲や脚絆も含め白装束で固めるイメージがあります。
しかし、江戸時代の巡礼者の服装は人それぞれで、決して白装束一式を身につけているという訳ではなかったそうです。
当時の秩父巡礼の様子を描いた奉納額も展示されているのですが、これを見ると巡礼者の服装は本当にバラバラです。
おいずるは羽織っている人が大半ですが、その下の服装は普通の旅支度です。
中には駕籠に乗って呑気にキセルをくわえる人の姿も…観光気分の人も少なくなかったのでしょうね。
2.シャコガイ
シャコガイが展示されているというのは企画展のチラシで見て知っていたのですが、シャコガイのサイズを知らなかったので
「思ってたのより10倍くらい大きい…」
というのが素直な感想でした。
江戸まで本尊を持っていってご開帳する「出開帳」を幾度も行なったことで、将軍家から一般庶民まで秩父札所への崇敬が高まります。
これにより様々なものが札所に寄進されたのですが、シャコガイもそのうちの一つ。
やはりシャコガイのインパクトは大きかったようで、他の展示資料にもシャコガイが描かれたものがありました。
他の寄進されたものとして、鳥山石燕が描いた奉納額も今回展示されています。
石燕といえば、去年の大河ドラマ「べらぼう」で片岡鶴太郎さんが演じたのが記憶に新しいですね。
3.食事
巡礼中の楽しみのひとつとして食事もあったようで、提供された食事の献立を記録に記した人もいました。
かわはく内にはレストランもあり、企画展コラボメニューということで当時の献立の一部を再現した「巡礼ごぜん」を提供中です。
実際の献立は肉や魚のない質素なものだったようですが、こちらはあじの大葉フライ付きです。
気になりましたが、少々お値段が張りますので諦めました。でも、食べてみる価値はあったかも…
おまけ:こんなスペースがありました
常設展示室内にこんなスペースがありました。
「カームダウン・クールダウンスペース」です。
アトラクションもあり、老若男女問わず来館するかわはく。
ちょっと休みたいかも…という時はここで休めるようです。良いアイデアだと思います。
ただ、中に人がいるかどうかは覗かないとわからないため、休憩中に他人に覗かれてしまう可能性があるのが難点。
使用中かどうか分かる形にしてもらえるとより利用しやすくなるのではないかと思いました。
今回の企画展は5月6日まで開催中です。
そして、午年総開帳も始まりました!
かわはくで企画展を見た上で秩父へGOすると、秩父札所巡りを堪能できると思います。


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