意外?!今井達也がアストロズと3年98億円で電撃合意…毎年のオプトアウト権付きの異例契約と13勝左腕の代役を求めたア軍の思惑
西武からポスティングによるメジャー移籍を目指していた今井達也(27)交渉締め切り直前の1日(日本時間2日)、アストロズと3年で最大6300万ドル(約98億3000万円)の契約を結んだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が第1報を伝えて複数のメディアが報道した。昨季13勝左腕のフランバー・バルデス(32)がFAでいなくなる可能性のあるアストロズにとって今井はV奪回のための重要なピース。対する今井側は毎年のオプトアウト(契約破棄)権のついた契約で成績次第でさらなる大型契約を勝ち取る可能性を残した。 【表】2025年現役ドラフトの成否採点
今井の移籍先がアストロズに決まった。 アストロズは昨季87勝75敗(ア・リーグ西地区2位)で9シーズンぶりにポストシーズン進出を逃したが2017年、2022年と2度ワールドシリーズを制している強豪チーム。過去に日本人は松井稼頭央、青木宣親、菊池雄星の3人がプレーした。ポスティングの交渉期限が2日午後5時(日本時間3日午前7時)に迫る中での電撃合意だった。 「ニューヨーク・ポスト」、「ESPN」などによると、契約は3年でベースの総額額は,400万ドル(約84億2400万円)で投球回数に応じた出来高により最大6300万ドル(約98億2800万円)を手にすることができる。毎年1800万ドル(約28800万円)を受け取り、さらに80回、90回、100回の投球回数をクリアするごとにそれぞれ100万ドル(約1億5600万円)ずつ最大300万ドル(約4億6800万円)のインセンティブボーナスが付くという。そして特筆すべき契約条項がオプトアウト権利が毎年つくことだ。結果を残せば、残り2年の契約を破棄して、FAとなり、さらなる大型契約を結ぶことができる。今井の自信の表れだろう。 オフ情報に詳しい米サイト「トレード・ルーマーズ」によると、ヤンキース、メッツ、カブス、フィリーズ、オリオールズなどが交渉に乗り出しており、「アストロズは意外な移籍先だ」という。 また同サイトは今井を「トップ50FAランキング」の7位に評価し、6年総額1億5000万ドル(約234億円)の契約になると予測していた。アストロズの契約は、それに比べると低いものだったが、MLB公式サイトによると「長期だが平均年俸額(AAV)の低い契約オファーが他にもあったようだが、今井は短期でAAVが高くオプトアウト権利付きの契約を選んだ」という。 また「ニューヨーク・ポスト」は今井が日本のメディアに語った「私はむしろ(ドジャースを)倒したい。大谷翔平さん、山本由伸、佐々木朗希と一緒にプレーするのも楽しいでしょう。しかし、あのようなチームに勝ってワールドチャンピオンになることが、私の人生で最も価値のあることです」というコメントを改めて紹介。 「山本、佐々木がドジャースと契約し、ワールドシリーズ連覇に貢献したのとは異なり、今井は自ら別の道を切り開きたいと考えた」と、アストロズ選択の理由を説明した。
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