2月の衆院選を経て、国会の景色に変化があった。性的少数者(LGBTQ)だと公表している議員が衆・参院に誰もいなくなったことだ。2026年度中にも最高裁が「同性婚訴訟」の統一判断を示すとされる中、当事者の国会議員に法制化の議論をリードする役割を期待していただけに、残念でならない。
◆立候補は「希望」 それでも当選を阻む壁が
ただ、衆院選の取材で勇気が出る言葉に出合った。「多様性はパワーだ」。東京25区から出馬したトランスジェンダー女性の元新宿区議、中道改革連合の依田花蓮(かれん)さん(54)が演説で「多様性は」と叫ぶと、聴衆が「パワーだ」と大声で返す。そんなコール・アンド・レスポンスが盛り上がっていた。
依田さんによると、多くのLGBTQ当事者やその家族が演説会場に訪れ、苦...
依田さんによると、多くのLGBTQ当事者やその家族が演説会場に訪れ、苦...
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