MLB未投球でも“山本級”の評価 米スカウトたちが見る今井達也の現況「ヤマモトと同じ領域にいると言っていい」
日本の剛腕に対する米球界関係者の評価は高まる一方だ。11月18日にMLBからポスティングシステムの利用が受理され、全30球団に契約可能選手として通知された今井達也(西武)だ。 【動画】今井は9回も圧巻の3者連続三振締め!球団新の17奪三振を記録した 現在27歳の今井。今オフのFA市場はディラン・シーズなどMLBでの確かな実績を持つ先発投手も少なくないが、米球界で「未投球」の日本人は高い評価を受けている。 評価を裏付けるのは、長く日本球界を追ってきたメジャーリーグスカウト陣の声だ。米メディア『The Athletic』は、今オフにFAとなったフランバー・バルデス、今井、シーズ、レンジャー・スアレスの格付けを掲載。匿名ながら10人のMLBスカウトたちによる査定を展開した。 気になる今井の順位は3位。市場に出ている先発投手陣に「スーパースター不在」という現状が影響しているものの、かなりの高評価と言えよう。日本で投げている今井を「複数回に渡って視察した」という、あるナ・リーグ球団の評価担当は「彼はフィジカル的に特別強いタイプではないが、スーパーアスリートだ」と分析。生命線となる4シームに加え、多彩な球種を操るポテンシャルを「ヤマモトほどの球種はないが、同じ領域にいると言っていい」と強調した。 比較された山本由伸は、ポスティングシステムを利用した2023年12月にドジャースと12年総額3億2500万ドル(約495億円=当時のレート)というメガディールを締結。“投手史上最高額”という契約がMLB未投球の日本人に支払われるとあって球界を震撼させたが、今井は当時と同等の評価を受けているようだ。 無論、MLBは世界最高峰の舞台。異国に飛び込む今井に懸念材料がないわけではない。決め球に欠けるとするナ・リーグ中地区球団のスカウトは「先発ローテの中位以上の投手になってほしいタイプではない」とキッパリ。さらにある球団分析担当は「イマイは良い投球をしている時でさえ、退屈そうに見えることが少なくなった」とマウンド上での所作に疑問を投げかけている。 契約金の2億ドル(約308億円)超えが確実視される今井。来年1月2日午後5時(現地時間)に迎える交渉期限まで争奪戦の行方は大きな関心を集めそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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