『ポケモンGO』海外大会、“喜びすぎ”で優勝剥奪 運営が声明「放送に支障をきたすほどの行為」
コミュニティは再び猛反発 当該選手も反論
この公式声明に対し『Pokemon GO』のファンコミュニティは再び強く反発している。 XにおけるPlay! Pokemon公式の投稿にはコミュニティノート(=誤解を招く可能性のある投稿に、ユーザーが協力して背景情報を追加できる機能)が付与。 「放送に支障をきたした」とされる映像も確認できないと記載されている。 また、『Pokemon GO』は性質上、画面を連続的に激しくタップするゲームであるため、プレイ時にテーブルが揺れてしまうのは避けられないのではないかという意見も散見されている。 さらに、Firestar73選手自身も今回の公式声明に対して直接反論している。 Firestar73選手は「Play! Pokemon ペナルティガイドライン」第2.1項に記載されている「違反内容とそのペナルティについて明確な説明を行う必要」があるというルールに言及。 事前に警告を受けていた件についての明言は避けたものの、ペナルティを受けた際、公式から明確な説明が一切なかったと主張している状態だ。
『ポケモンカードゲーム』部門でも同様の問題が発生
なお、公式声明では、同大会の『ポケモンカードゲーム』部門において、ペナルティにより失格となったMakani Tran選手についても触れられている。 しかし、その声明でも選手と公式の間で意見の食い違いが発生している。 Makani Tran選手本人は、ペナルティを受けた際「ヘッドセットを投げた行為が危険であるため」と説明されたと語っていた。 しかし今回の公式声明では、ヘッドセットを外した際にそれがカードやダメージカウンターの上に乗ってしまい、盤面の状態が分からなくなってしまったことがペナルティの理由だと説明されている。 このような主張の食い違いが発生しており、Makani Tran選手は警告を受けた当初正しいルールの判断基準が伝えられず、異議申し立ての機会すら与えられなかったと訴えている。
ポケモン競技シーンにおける透明性の確保が今後の課題に
ポケモンはこれまで競技シーンの展開を推進し、eスポーツ業界においてもその存在感を高めてきた。 しかし同時に、競技シーンにおけるルールの明確化や、ペナルティ判定の透明性が不十分なのではないかと批判を受けることも少なくない。 「WCS」に向けて各部門の地域予選が本格化していく中、これ以上の混乱を防ぐためにも、今後の公式の対応やコミュニティの動向が注視されるだろう。
タナカハルカ