【閲注】日車「俺で二人目……?」

  • 1二次元好きの匿名さん26/04/11 12:19:59

    宿儺「そうだ日車寛見。小僧に未来を託し、呪術師しての使命と自分の役割を肯定しながら死んでいく(※未遂込み)大人の男は貴様で二人目だ」

    日車「……だからどうした。たしかに今俺は何故か多少の心の痛みを感じているし不思議と無視できない動揺に襲われているし理由は不明だがとてつもない鳩尾の軋みで呼吸が止まりそうだがそんなことはどうでもいい。……過去にも虎杖にそのようなことがあったのなら、彼が真に窮した時であっても自分の意思を遂行できる強さを持っているという証拠に他ならない。俺が出会う前から虎杖は今と変わらない真っ直ぐな魂を持っていたのだろう。相手の男のことは知らないが、そいつに冷徹な呪術師としての矜持があるのなら偶然その場に居合わせたであろう虎杖にその後を託そうとするのは不自然では、」

    宿「ちなみに小僧はその男を“ナナミン”と呼び、かなりの信頼と親しみを示していたな」

    日「ヴァッ(死)」

  • 2二次元好きの匿名さん26/04/11 12:21:52

    元気出せよヒロミン

  • 3二次元好きの匿名さん26/04/11 12:22:35

    まぁホラ…あんたは生きてっし

  • 4二次元好きの匿名さん26/04/11 12:22:51

    代わりの人にされちゃったね

  • 5二次元好きの匿名さん26/04/11 12:23:23

    精神攻撃やめてください宿儺様

  • 6二次元好きの匿名さん26/04/11 12:24:10

    ナナミンは名字だからハードル低かったんだよ、ヒロミンだと下の名前になっちゃうからだよ、元気出せって

  • 7二次元好きの匿名さん26/04/11 12:24:33

    第一印象がね…

  • 8二次元好きの匿名さん26/04/11 12:26:38

    でもホラ!ナナミンには素直に懐いてたけどお前のことは介護って感じだし!!

  • 9二次元好きの匿名さん26/04/11 12:27:43

    呼び捨てにされてるのは日車だけだし…ね?

  • 10二次元好きの匿名さん26/04/11 12:28:30

    日(ぐっ……、なんだ、何の攻撃を受けている……?俺はどうしていま、立っていられないほどの動機とめまいを感じているんだ……!!)

    宿「ほぉ?随分と食らっているな。弁論は貴様の専門領域だろう。ほうれ、今の心の動きを何か申してみよ」

    日「く……なるほど、知り合いだったか。であれば、その時の虎杖の心情が心配になる。その、ナナミンとかいう男……そういえば名前だけは聞いたことがあるな。そうか、亡くなったものの名前だったのか……。あだ名で呼び合うような親しい間柄だったのであれば、その死に際に立ち会うのはさぞつらかっただろう。ああそうだその想像で俺の心が痛むのもやむなしと言える。もちろん俺が彼からあだ名で呼ばれることがないのは当然のことだ。俺と虎杖はそのような気安い間柄ではない。年齢差もあるが、俺はおそらくあの年頃の子供からすれば近寄りがたいタイプの人間だからな。それこそ五条悟のような誰にでも対等に接する人物であることが予想されるが」

    宿「ナナミンとやらは証言会社から脱サラして一級術師となった社会人経験者だ。俺のみた限り、ここいらのちゃらんぽらんな呪術師共と比べると実に理性的な、大人然とした大人であったが?雰囲気や立ち位置は若干お前に似ていたかもしれんな」

    日「ァグ(死)」

  • 11二次元好きの匿名さん26/04/11 12:34:36

    何言ってんだ宿儺!!
    日車だって有罪率99.9%の刑事裁判で無罪勝ち取れる有能弁護士で一級レベルの術師で困窮した者に手を差し伸べられる理性的で大人然とした人間だぞ!!!
    ちょっと限界が来て裁判官と検事殺しちゃっただけで!!!

  • 12二次元好きの匿名さん26/04/11 12:35:11

    ナナミン人望は当然あるけどゴジョセ~ン!とか悟~!とかバカ目隠し~!って気安く慕われるタイプではないな確かに

  • 13二次元好きの匿名さん26/04/11 12:38:09

    生きてるもん勝ちなんだよ日車。死んでる奴はそれ以上相手に施しは出来ないけれど生きてる奴は幾らでも出来るからね。

  • 14二次元好きの匿名さん26/04/11 12:40:19

    ところでなんで宿儺がこれを…?

  • 15二次元好きの匿名さん26/04/11 12:41:19

    思い返すと虎杖ってかなり分かりやすくナナミンのこと好きだったよな(人として)

  • 16二次元好きの匿名さん26/04/11 12:41:49

    >>14

    そら幼魚と渋谷は小僧ゲラチャンスだったんだから熱心に見てたろ

  • 17二次元好きの匿名さん26/04/11 12:46:01

    戦いが終わった後に仲間になってほしいって頼んできたり合流後も何かと気にかけてたり虎杖の日車に対する好感度はそれなりに高いと思うよ…ナナミンみたいに手放しで大人として信頼して懐いてるかと言われるとなんとも言えんけど…

  • 18二次元好きの匿名さん26/04/11 12:50:41

    >>8

    >>11

    擁護のフリした追い討ちやめろ

  • 19二次元好きの匿名さん26/04/11 12:57:09

    日車は知る由もないが死に際の静かに覚悟決まった呪術師としての表情が似ていてね
    ここでナナミンが過った事など長らく魂を同居させていた宿儺には容易に予測できるって訳…

  • 20二次元好きの匿名さん26/04/11 13:00:16

    冷静に考えたらヒロミンとナナミンは全然似てないんだけどそれはそれとして15の少年がふとした時に若干面影をダブらせても不思議ではない塩梅ではある

  • 21二次元好きの匿名さん26/04/11 13:02:42

    >>16

    あっいや、なぜ日車にこんなことを言っているんだろうと…

  • 22二次元好きの匿名さん26/04/11 13:07:59

    まあ落ち着けよ日車
    最初から大人オブ大人として虎杖の良き先達、見本となる呪術師だったナナミンとは違って初対面着衣風呂からの殺し合いからの急にブチ切れ発狂したかと思ったら次の瞬間には負けを認めて再会後は目を見れないでいる挙動不審の塊みたいなお前とは虎杖の中でも扱いとか立ち位置は多分結構違うだろうから
    何かと気にかけられる回数が多いのは日車の方だよ

  • 23二次元好きの匿名さん26/04/11 13:10:08

    >>22

    この人死にそうだな大丈夫…?という気にかけ方なんですが36才としてそれは

  • 24二次元好きの匿名さん26/04/11 13:11:56

    >>22

    文字にして書き起こすとマジで虎杖から見たら大丈夫かコイツ…ってなる挙動しまくってるな日車

  • 25二次元好きの匿名さん26/04/11 13:13:08

    まあ気にしないで
    ナナミンに対する態度の方が虎杖が大人にとる態度としてはスタンダードでヒロミンに対してはなんか同年代相手にしてるのに近い珍しい接し方してますから
    あれ?

  • 26二次元好きの匿名さん26/04/11 13:13:48

    宿「貴様の番だぞ日車寛見。あまり待たせるなよ」

    日(そんなしっかりとした大人に愛称を……確かに虎杖のあの天性の人懐っこさを考慮すれば対象の男の性格を狭めて考えるべきではなかった。あだ名……ヒグルマンだとそういうポケモンのようだな……いや何を考えている。混乱しているのか?そもそも俺の場合は出会いが敵だったんだから当然……だからそこは重要ではない!!!考えるべきは宿儺が何を求めてこの問答を俺に仕掛けているかだ。俺が二人目……ウッ……だと俺に教え込ませることでなにが……?)

    宿「返事がないな。そのように押し黙ることで何か有利になるのか?そうではないことはよくわかっているだろうに。俺を興じさせ続けねば命はないとわきまえ、その心のうちを述べろと言っている」

    日「俺の心のうち……?その、ナナミンという男がお前のいうような大人だというなら……正直、俺はその男に対し礼を欠いたことを思っているかもしれない。すでに亡くなっている人物に、それも自分の役割を果たして去った者にこのようなことをいうべきではないのだが……できることなら、虎杖にそのような重荷を引き継がせるのは……避けるべきだったように思う。虎杖に限らずあの場にいた子供達はみな、術師としての運命を受け入れているのはわかっている。しかしただ強いというだけで発生した責任を負うことになったのであれば、だからこそ大人がその線引きを示し守ってやる必要があるのではないかと」

    宿「その二度目がお前なわけだな」


    日「ミ゚(死)」

  • 27二次元好きの匿名さん26/04/11 13:14:50

    心配してくれるナナミンと心配させるヒロミンでキャラの棲み分けできてたのに一回託されちゃったから宿儺戦後ときどきダブらせては動揺したり懐かしんだりする小僧と存外めざといヒロミンがいたかも知れないね…

  • 28二次元好きの匿名さん26/04/11 13:15:24

    宿「まだ死ぬなよ頑張れ頑張れ。しかし、小僧の精神面での師匠のようだった相手をよく悪し様に言ったものだ。あとで謝っておいた方がいいのではないか?小僧と墓前に」

    日「そうしよう」

    宿「即答しおった」

    日「それはそうだ。自分と同じような人間ときいて自分を当てはめてしまい、そのまま己への怨嗟を乗せてしまった。俺は……どうしようもないな。確かにあの時、俺が望んだ通り正しく死ぬことができていたら、こんな俺に対しても虎杖は悲しみを抱かせてしまっていた……。浅慮を認めよう。これは俺の罪だ。そのナナミンにも地に頭を擦り付けて謝罪すると誓う。先ほどその男に対して思ったことは俺が俺に対して思っていることに他ならない。……俺は、あの日虎杖になんてことを……しかし生き残ったことを肯定するのはまだ……」

    宿「なんだ。自分も死んで小僧の爪痕を残したいという悋気にかられたのかと思えば、つまらぬ罪悪感と自己憐憫だったか」

    日「ん……?罪悪感を引き出したかったのではないのか?嫉妬の要素がどこにある」

    宿「……お前……まだそこだったのか?」

    日「……?」

    宿「であればこれでは死なぬよなぁ。そのうち時間差で死にそうだからまあ良いとするか」

    日(宿儺の攻撃が不発……?)

  • 29二次元好きの匿名さん26/04/11 13:17:21

    すっくんは気ぶりなの?

  • 30二次元好きの匿名さん26/04/11 13:17:34

    はー待て待て待て待て宿儺戦後だとしたらこの宿儺は何なんだよ
    日車の自己嫌悪と妬心が作り出したイマジナリー呪いの王?

  • 31二次元好きの匿名さん26/04/11 13:18:28

    本名知らないからしょうがないとはいえ日車がナナミンって呼んでるのだいぶ面白いな

  • 32二次元好きの匿名さん26/04/11 13:19:38

    宿儺戦で死にかけて意識不明状態の日車が魂の通り道的なところで宿儺と問答してる的なアレなのか?

  • 33二次元好きの匿名さん26/04/11 13:20:31

    >>30

    虎杖やら日下部やらもちょっと離れたところにいる宿儺戦真っ最中である可能性

  • 34二次元好きの匿名さん26/04/11 13:21:39

    >>33

    しかし、会話の内容的に処刑人の剣を虎杖に託して離脱した後なのです…

  • 35二次元好きの匿名さん26/04/11 13:24:26

    >宿「であればこれでは死なぬよなぁ。そのうち時間差で死にそうだからまあ良いとするか」


    呪いの王渾身の逕庭拳

  • 36二次元好きの匿名さん26/04/11 13:26:13

    すっくんは日車の嫉妬の感情を自覚させてどうしたいの?小僧と日車で気ぶりたいの?

  • 37二次元好きの匿名さん26/04/11 13:26:26

    はーまたまたネタスレ時空に突っ込むんじゃねーよ無粋だろ

  • 38二次元好きの匿名さん26/04/11 13:26:56

    宿儺の攻撃って言ってるし未遂込みってあるから処刑人の剣を託したがまだ退場はしてないタイミングとして受け取っていたが……そんなことは本質ではない気もするのです……

  • 39二次元好きの匿名さん26/04/11 13:28:49

    呪術師はカッシーと宿儺みたいに死の間際で魂が触れ合う可能性あるから
    ……死の間際でする会話がこれか?

  • 40二次元好きの匿名さん26/04/11 13:29:43

    精神攻撃で相手の感情を揺らすのは呪術戦における定石…
    あるいは頑張れ頑張れ♡して強制的に成長を促すスパルタ教育の一環…

  • 41二次元好きの匿名さん26/04/11 13:31:45

    >>40

    この場合成長するのは日車→虎杖の感情なんですがそれでいいのか呪いの王

  • 42二次元好きの匿名さん26/04/11 13:34:45

    宿「む?もう朝が近いな。今晩はここまでにしておくか」

    日「まて、何が望みなんだ?お前はまだ生きているのか?それにここは……察するに俺の夢の中かなにかか。お前に人の精神に入り込むような術式はないかと思っていたが……しかもわざわざ俺に仕掛ける理由がわからない。」

    宿「理由か。実に頭の硬い男だな。こんなものただの暇つぶしに過ぎん」

    日「待て!」

    宿「呪いなどという胡乱なものが生死で語れると思うなよ。しかし受肉体がないと不便なのも事実。俺は今時間を持て余していてな……興が向いたらまた訪ねてやろう。それまでに十分、自分の感情を難解に複雑に仕立てあげるといい……——」



    ピピピ・・・

    日「……朝……本当に夢だったのか」

  • 43二次元好きの匿名さん26/04/11 13:35:14

    多分この呪いは日車みたいな男には覿面に効く
    何故なら頭が良くて自己肯定感がミジンコなので虎杖が純粋に日車に気遣いしていたとしても日車の方が勝手にナナミンに重ねてるのではないかと考えすぎるようになるため

  • 44二次元好きの匿名さん26/04/11 13:35:52

    スレ主ですがこの宿儺なんなんだろうね ちょっとわかんない

    書き溜めここまでなのであいだ開きます 

  • 45二次元好きの匿名さん26/04/11 13:36:08

    この呪いの王ほんとに日車で遊びたいだけだろ
    俺も遊びたい

  • 46二次元好きの匿名さん26/04/11 13:38:07

    自己嫌悪と嫉妬心が日車が知る中で最も悪辣なモノの姿によって出力された自責や自己問答なのか宿儺の残留思念に呪われてるのか空港のWi-Fiがビンビンなのか

  • 47二次元好きの匿名さん26/04/11 13:39:22

    でも日車みたいにクソ真面目で割り切れなくて素直に追い詰められてくれそうでジメジメした不器用な男っていじめがいあるわな
    わかるよ宿儺

  • 48二次元好きの匿名さん26/04/11 13:55:17

    生き方を変えた結果が15歳少年に対する36歳おじさんの気持ちをかき回すことなんですか?

  • 49二次元好きの匿名さん26/04/11 14:17:29

    ある意味生き方は変えてるけども

  • 50二次元好きの匿名さん26/04/11 14:22:59

    魂の通り道で裏梅に会えるまでの暇つぶしだなきっと
    ヒグルマンの進化を私も楽しみにしていますよ

  • 51二次元好きの匿名さん26/04/11 22:48:09

    日車が夢を見たその日は、仕事で高専への呼び出しを受けていた。
    死滅回游の平定後、結局日車の不起訴処分は覆ることはなく、しかし弁護士に復職するわけにもいかず、回游の記録作成を手伝ううちになしくずし的に呪術師として働き続けてしまっている。
    躊躇いはあったが『懲役受けて刑務作業をこなすよりもよっぽど危険な仕事なんだから刑だと思って受け入れろ、いいから働け』という日下部の言葉に素直に従い言われるがままに様々な仕事をこなすことにした。
    (日車は気づいていないが「あんな便利なのを逃してなるものか頭を使う仕事は全部あいつに押し付けよう」と日下部は思っている)
    その日雑用で呼び出された日車はさっさと仕事を片付けた後、その足で高専の医務室へと足を運んでいた。

    家入「あ、日車さんじゃない。腕の調子はどう?」

    日「その節は世話になりました。おかげで支障なく過ごせています」

    家「半分以上自分で直したようなもんでしょう。まったく、才能のある人はこれだから……。今日はどうしたんです?まーた呼び出しですか」

    日「まあ、いつもどおり日下部に。人手不足だと言われてはいましたが、実際に働いてみてそれが嘘じゃなかったことが分かりました。こんなぽっと出が呪術規定を基礎から作り直すことになるとは……」

    家「規則に関しちゃアナタほど適役はいませんし。ずっとこんな環境で生きてきた私らみたいなのはどうしても頭ののネジがトんじゃうし。……で、私に何か用事?」

    日「この高専を卒業した後の学生の進路が知りたくて、少し話を聞かせてください。家入さんは高専卒業後、そのままこちらに配属をされたんですか?」

    家「ん、治療ができる術師は珍しいんで、まだ反転術式を覚えていない学生にちょうどいいからと……」

    家入に術師の進路の特徴の話を聞きながら、日車は申し訳ない気持ちに襲われる。
    当然、これは方便である。ナナミンのことを聞きにきたのだ。
    目を覚ました後も、宿儺が出したナナミンという男のことを思うといやに胸が詰まる。そもそもナナミンは実在するのか、実在したとしてなぜその存在を宿儺は告げたのか、であればあれはただの夢ではないのではないか。
    疑問は尽きず、まずはその男は本当に存在するのかを調べようと思った日車は、かつて習得した調査のスキルを発揮しこうして聞き込みを行なっているのである。

  • 52二次元好きの匿名さん26/04/11 22:52:20

    続きが読めて大笑顔
    ナナミンの事すっかり気になっちゃってら…

  • 53二次元好きの匿名さん26/04/11 23:21:17

    日車お前…なんてことに弁護士スキル発揮してるんだよ…
    自分を気にかけてくれている15歳の少年が慕っていた、自分と同じように虎杖に意志を託して逝った男の話をそんなにも聞きたいか?
    「そうなんだ」で終わる話だろ(困惑)

  • 54二次元好きの匿名さん26/04/11 23:25:48

    そもそもナナミンは実在するのか、実在したとしてなぜその存在を宿儺は告げたのか、であればあれはただの夢ではないのではないか。
    なんだろうSCPとか世にも奇妙な物語的な味わいもあるな
    ナナミンはいます。よろしくおねがいします。

  • 55二次元好きの匿名さん26/04/11 23:26:14

    流石弁護士聞き方がうまい
    正直ナナミンを知ったところでなんだけどな
    彼がどういう人物でどんな風に虎杖に慕われていたか
    それを知って何になるというんだ
    でも聞かないなんてことは出来ないんすよね

  • 56二次元好きの匿名さん26/04/11 23:34:22

    そんな初めて出来た大好きな彼女が自分がハジメテじゃなかったことを知ってそればっかり考える童貞みたいな……(最低の比喩)

  • 57二次元好きの匿名さん26/04/11 23:35:36

    家「……ってとこですね。とはいえ絶対数が少ないんで、傾向も何もって感じもしますが」

    日「なるほど、ありがとうございます。俺のように成人してから術者になるものもいるんでしょうか?」

    家「それは珍しいですね。いたとしても高専預かりになることはほとんどないし」

    日「……逆に、高専で学びながら、卒業後に一般人になることもあるのでしょうか」

    家「そっちのほうがありますね〜。私の後輩にもいましたよ」

    日「!」

    家「七海って言うんですけどね。私の一個下、伊地知の一個上。」

    日「つまり五条悟と同世代……もしかして、ナナミンと呼ばれていた方でしょうか」

    家「知ってましたか。あ、でもそう呼んでたのは虎杖だけですよ。正直、あの堅物にナナミンは似合わなかったですね」

    日「ウグ」

  • 58二次元好きの匿名さん26/04/11 23:44:38

    似合わない故に唯一無二感増してるからダメージ負ってて草

  • 59二次元好きの匿名さん26/04/11 23:45:36

    めんどくせえなこのおじさん(めんどくせえなこのおじさん)

  • 60二次元好きの匿名さん26/04/11 23:46:02

    家「? 大丈夫?えーっと、その七海は卒業と同時に呪術師やめてますね。……当時、同期を亡くす事件があって、思うところがあったんだろうけど」

    日「その……聞いた範囲では、七海さんはその後渋谷の事件には術師として参加していたと……」

    家「脱サラしてきたのよ。相当稼いでたみたいだけどね、真面目な割にすぐやけっぱちを起こすタイプだったから、そっちはそっちで思うところができちゃって結局古巣に帰ってきたってとこですね。まー、そのせいで……なんてのは野暮だけど、一回こっちの世界の存在を知ってしまったら、完全に縁を切るのは難しいかもしれないですね」

    日「……ありがとうございます。すいません、思い出したくない話だったでしょう」

    家「いーんですよべつに。明日は我が身のお互い様だったし。参考になりました?」

    日「はい、大変に。書類では現場の実感まではわからないので助かります」

    家「そりゃよかったです。日車さんこそ、あんまり日下部の言うことばっか聞いてちゃダメですからね。そうやって自分いじめるみたいな働き方をされると患者が増えるんで」

    日「はは……気をつけます」

    医務室を後にした日車は大きく息をつく。
    無理矢理だが、聞きたかった話を聞くことには成功した。命の恩人に対して建前を駆使した聞き込みを行い、しかもそれが得意な自分に嫌悪感を覚えながらも、聞けた情報を整理する。

    日(今の話を聞くに、夢で見た宿儺の発言の内容は事実……。俺の知らなかった情報が夢に現れている。やはりあれはただの夢ではなく、何か呪術的な影響を受けて見た非現実空間での出来事かだと考えた方が良さそうだ。つまり……七海は虎杖の……)


    虎「あっいた!日車ー!」

  • 61二次元好きの匿名さん26/04/11 23:47:47

    あーー!!小僧最悪のタイミングで登場!!さぁどうなる!?(興奮)

  • 62二次元好きの匿名さん26/04/11 23:51:02

    改めて整理されるとナナミンも波乱の人生を送ったもんだな…
    一般家庭出身で高専入学して呪術師とサラリーマン両方やって呪術師復帰後1年も経たずに…

  • 63二次元好きの匿名さん26/04/12 00:47:06

    どうでもいいけどヒグルマンって炎御三家感凄い

  • 64二次元好きの匿名さん26/04/12 00:48:22

    このレスは削除されています

  • 65二次元好きの匿名さん26/04/12 00:49:48

    今まさに思い浮かべていた相手の声が聞こえ、思わず廊下の先に目線を移す。
    目線の先ではファイルボックスを肩に乗せ抱えた虎杖が、もう片方の手をブンブンと振っていた。
    満面の笑みを浮かべているように見えたが、顔のあたりは直視できていないのではっきりと断言はできない。その虎杖がまっすぐ自分のところまで駆け寄ってくる。

    日「……廊下を走るな叫ぶな。相変わらず元気そうだな」

    虎「元気だけが取り柄でサーセン。結構探してたからさぁ。これ、日下部先生が日車に渡してこいって。依頼書入りだそーです」


    日「ああすまない。……なんというか、重そうだな」

    虎「重かないけど、普通こう言う時ってファイル2、3冊じゃないの?ボックスって。日車仕事押し付けられすぎじゃない?」

    日「他にやることもないから構わない。手を煩わせて悪かったな。受け取ろう」

    虎「いーよ。車っしょ?そこまで持ってくし」

    日車はその箱を受け取ろうとしたが、虎杖はその手を無視してさっさと歩き出してしまう。
    虎杖を追いかける形で取り上げようとするも、器用にそれをかわしながらイタズラっぽく笑う虎杖にひるんでしまい、結局そのまま運んでもらうことにする。
    たわいのない話(ほとんど虎杖が一方的に喋っていたが)をしながら、日車は相変わらず夢の内容を考えている。今こうして虎杖と同じ時間を過ごせていることは、間違いなく日車にとっての幸せである。その時間に水を刺すように、宿儺に聞かされた言葉が頭から離れない。
    ……いっそ聞いてしまったほうがいいか?

    日「虎杖、ちょっといいか」

    虎「ん?なに?」

    日「一つ聞きたいことと、話して起きたことがあるんだ。その……俺から何かを感じるか?」

    虎「は?」

  • 66二次元好きの匿名さん26/04/12 01:46:51

    出だしそれで合ってる!?お前弁護士やろ!!もっと気の利いた喋りだしなかったんか!?日車は虎杖のことになるとさ…はああああ〜〜〜いいですね

  • 67二次元好きの匿名さん26/04/12 02:20:55

    面倒くさい彼女見たいな事言ってんな

  • 68二次元好きの匿名さん26/04/12 02:50:38

    >>46

    なにそのよけいなお世Wi-Fi

    すっくん魂の通り道で暇持て余しすぎて気ぶり芸を身に着けた……ってコト?


    はたしてこのスレの二人は両片想いなのかどうなのか今後くっつくのか

  • 69二次元好きの匿名さん26/04/12 06:09:59

    展開がとても楽しみ

  • 70二次元好きの匿名さん26/04/12 08:13:09

    >>62

    (自レスだけど呪術師復帰して1年も経たずにってことはないな全然…それでも大変な人生)

  • 71二次元好きの匿名さん26/04/12 09:58:34

    >>65

    >顔のあたりは直視できていないので

    目以外はちゃんと見たれや!

  • 72二次元好きの匿名さん26/04/12 12:38:24

    このレスは削除されています

  • 73二次元好きの匿名さん26/04/12 12:39:47

    >>67

    めんどくさい彼女「ねぇ私に何か言うことあるよね?」

    的な・・・?

  • 74二次元好きの匿名さん26/04/12 13:51:49

    驚いた虎杖が、動きを止めてポカンと日車を見上げる。
    その視線を真っ向から受けそうになった日車はすんでのところで目線をそらし、弁解した。

    日「す、すまない。いくら何でも言葉足らずだった。お前に確認してほしい呪力の痕跡があって……」

    虎「……はーびびったー、突然中二病にでも目覚めたんかと……え、日車が呪われたってこと?」

    日「それが……今朝、俺の夢に宿儺が出てきて会話をした」

    虎「!」

    楽しげだった虎杖の空気がピリと引き締まる。抱えていたファイルボックスを床に下ろすと(この時かなり硬くて思い着地音がした)、日車の周りをぐるぐると回りながらその体を眺めはじめる。

    虎「……んー、みたところ特に何もなさそうだけど。日車はそれ、呪術的な夢だと思う?誰かに相談した?」

    日「いや、相談はまだだ。ちょうど君が来てくれたのでまずは見てもらおうかと。もちろんただの夢の可能性も捨てきれないが、宿儺は俺の知らないはずの情報を話していた。先ほど確認したが、それは実際にあった出来事だったらしい」

    虎「なるほどね。でもやっぱ、宿儺の気配とかは全然感じん……で、どんな内容だった?」

    日「……………………………………………」

    虎「日車?」

    日「……それは……」

    虎「……エロい夢?」

    日「断じて違う」

  • 75二次元好きの匿名さん26/04/12 14:06:20

    このレスは削除されています

  • 76二次元好きの匿名さん26/04/12 14:09:09

    ひょっとして小僧自爆した?

  • 77二次元好きの匿名さん26/04/12 14:12:44

    間髪をいれずに否定をすると、ややバツが悪そうに虎杖が笑う。
    真剣な話の中でふざけてしまったという自覚はあるのだろう。

    虎「ごめんごめん。なんか一瞬で今にも死にそうな顔になったから思わず……」

    日「謝らないでくれ。その……特定の人物にとって辛いことを思い出させるような内容だ。あまり公言するようなものではないし、まだ俺自身、その内容が自分にどう関係しているのか理解できていないんだ」

    特定の人物「ふぅん?」

    日「だからまだ、話すのはやめておきたい。ただの呪力残滓に当てられただけかもしれないしな。また似たような夢を見ることがあったら、必ず相談しよう」

    虎「そっか。……やっぱ日車って、慎重だし優しいよね」

    日「なん……そんなことは、決して、ないと思うが」

    虎「だって自分と関係あるかどうかもわからない記憶を見せられて、でもその詳細も簡単に話さずに何か解決しようとしてんだろ?俺はさ、結構すぐ人に甘えちゃうから……ま、特に宿儺関係なら頼ってほしいとは思うけど」

    日「ゥ………(死)」

    虎「あんまオオゴトにしたくない気持ちもわかるし。悪夢だとしたら休み取りなよ……といいながら今からこの書類たちを日車に押し付けんだけどね、っと!」

    ファイルボックスを抱え治した虎杖は、変わらず死にそうな顔をした日車に対して呆れた笑みを浮かべながらその歩みを促す。
    実際、この高専の中で誰もその気配に気が付かず、虎杖自身が確認しても宿儺の存在は感じられないのだ。それに宿儺の消滅は何度も検分を重ねて証明されている。そもそもあのプライドのたかい呪いの王がまだ生きているとしたら、襲うのは虎杖本人のはずである。日車の夢については、まだあまり心配しなくても良いだろう。
    持ち上げたボックスの角で何度か背中を突くと、ぎりぎりで息を吹き返したらしい日車が歩き出す。そのまま駐車場に到着するまでいつにも増して顔を背けられてしまったが、それが嫌われているせいではないと虎杖は知っている。まだ解消しきれないわだかまりが彼の中にあるのだろう。

    車に荷物を乗せ、相変わらず挙動不審な日車を見送る。世話が焼けるなぁ、と、自分より倍は生きている大人に対して感じることに、思わず笑う。

    虎(元弁護士ってくらいだし、仕事中とかはあんだけ頼れる大人なんだけどなー……あ、なんかナナミンとは大違いだ)

  • 78二次元好きの匿名さん26/04/12 14:12:57

    >日「……それは……」

    >虎「……エロい夢?」

    >日「断じて違う」

    うーん…まだ虎杖とのエロいことしてる夢の方が良かったのでは?ってくらい激重彼女ムーブしてるのに気づいてくれ

  • 79二次元好きの匿名さん26/04/12 14:18:10

    今更ですが、
    ・日車をいっぱい「ウッ(死)」させたいな〜と思って書きだしたから一切着地点きまってません。
    ・高専いく予定とかなかったけど行ってしまったので全てその場のノリで書いています。すいません。
    ・書いている人は日虎日くらいの感じです。
    ・あにまんアツヤはすぐ日と虎に挟まれて可哀想(キャッキャ)なので日車に不条理な量の仕事を押し付けても良いものとする 無罪 ノットギルティ

  • 80二次元好きの匿名さん26/04/12 14:23:17

    >>79

    虎杖の眩しさに焼かれる日車なんていくら浴びてもいいですからね

    スレ主の好きなように書いてくれ

    とりあえず言いたいのは

  • 81二次元好きの匿名さん26/04/12 14:44:45

    >>77

    最後の言葉言ってたら日車死んでたから心の内でよかったよ

  • 82二次元好きの匿名さん26/04/12 18:21:34

    >>81

    かなりの「ウッ(死)」してるからライフはゼロ定期

  • 83二次元好きの匿名さん26/04/12 23:05:45

    ほとんど死に体のまま車を運転し自宅へと到着した日車は、みっちりと書類の詰まったボックスを何とか自室まで運び込み、ネクタイを緩めるとそのままソファへと倒れ込んだ。
    ここは高専関係者が入居できる社員寮のようなものである。東京高専の校舎から山を下って10分程度、何も知らない一般人から見れば宗教系学校の管理棟のように見えていることだろう。
    住み始めて日は浅いが、世間の目から離れて仕事に没頭できるこの環境は日車にとって心地よく、すでに自分の居場所として馴染んでしまっている。

    日(俺は……俺は虎杖にあんな適当なはぐらかしをして……しかもそれがなぜか最大限好意的に解釈されてしまうなど……俺は虎杖にあんな称賛をもらっていい人間ではないというのに……)

    ソファーに突っ伏したままその日に起こったことを思い返す。
    宿儺の夢。知らない男の存在。家入と虎杖に働いた不誠実。虎杖の笑顔。持ち帰った仕事の山。

    日(・・・俺は、今一体何に悩んでいるんだろうか。宿儺に七海の存在を告げられたときの胸のきしみは一度置いておこう。あれが本物の宿儺であればこそ、所詮俺は暇つぶしでしかないように思う。いや、俺が二人目であることを強調するのは、今後再び同じストレスを繰り返し虎杖に与えようとしている・・・?しかし話の核はそこではなかった。徹頭徹尾俺に対する煽りだろうな。さて、何を煽られているのか・・・)

    日(それよりも、情報収集をあのような形でしてしまったことが悔やまれる。家入も虎杖も俺の恩人と言っていい相手だ。その二人相手に、調査のためだと自分に言い聞かせ・・・まだ弁護士のやり方に拘泥しているのか、自分は。まずます自分が嫌いになるどころか、その種を自分で蒔いているようなものだ)

    日(宿儺の気配がなかったことは安心した。長い間魂を同居させていた虎杖が言うのなら間違い無いだろう。しかし体を眺め回されるこそばゆいものだな)

    日「・・・仕事をするか」

    ソファーから起き上がり、背広を脱ぐ。
    持ち込ませてもらった事務机に書類を積み上げ、依頼書に目を通す。
    こういうとき、余計なことを考えずに取り組める課題があるのはありがたい。もっと日下部に回してもらおう。

  • 84二次元好きの匿名さん26/04/12 23:18:47

    社畜だ…

  • 85二次元好きの匿名さん26/04/12 23:38:11

    猛然と仕事を進め、気づけば日が暮れていた。
    夕食にしようと、戸棚から買い溜めていたカップヌードルを取り出す。今日はもう、料理をする気分では無い。
    湯を沸かしながら目の周りを揉みほぐし、大きく息をつく。昼の出来事から逃げるように書類に向き合い、完全に没頭してしまっていた。
    手を止めてしまうと嫌でも目を逸らしていた悩みが頭にちらつく。考えるべきこともやるべきことも山積みだが、どうしても気になる……が、仕事終わりの心地よい疲れのおかげでさっきまでほど自分が悲観的では無いことに気がついた。

    日(そうだ、何を動揺していたんだ、俺は)

    日車はようやく冷静になる。
    呪術師が、いざという時に個の意思を捨て、ひとつの生き物のように呪いを祓おうと動く姿を、短い期間の間で何度も見てきた。
    没頭して処理した書類記録にも、幾多の術師が自分の命と大勢の非術師の命を秤にかけ、決死の覚悟で戦ってきた様子が記されている。
    ましてや呪いの王に取り憑かれた虎杖の周りで、彼に未来を託す人間が一人ならず二人三人といたからと言って、何だというのだ。
    いや、もちろんそんなことは二度とあってはならない。虎杖にそんな思いはさせたくない。
    ようやく異常続きの一年が過ぎたんだ。これからの虎杖とその友人たちに憂いのない未来を作るためにも、日車はこうして高専に協力しているのだ。

    七海に対する過剰な邪推をを恥じる。というか、普通に失礼すぎた。近いうちに墓参りと謝罪をしなくてはならない。
    そうだ、あれは宿儺が、まるで重大なことのように表現するせいで言葉に飲まれただけだ。




    宿「貴様、実はものすごく頭が悪いのではないか?」

  • 86二次元好きの匿名さん26/04/12 23:42:57

    宿儺は日車と小僧を結ばせるために煽ってんの??

  • 87二次元好きの匿名さん26/04/13 00:04:35

    カップル未満をつついて楽しむ遊びに興じているのか?
    ちょっとやらしい雰囲気にしてくるとか言い出さないかこのすっくん

  • 88二次元好きの匿名さん26/04/13 00:08:44

    宿「貴様、実はものすごく頭が悪いのではないか?」

    気持ちは分かるが噴き出してしまった

  • 89二次元好きの匿名さん26/04/13 00:23:50

    日「宿儺……!?」

    意識が揺れる中、耳に飛び込んできたのは日車を丸一日悩ませ続けた元凶の声であった。
    見渡すとあたりは暗く、光源は存在しない。だというのに、宿儺の姿も、自分の体も視認することができている。
    そしてその空間を作っていると思われる本人だが、なぜか非常に不機嫌そうに腕を組んで日車を見ている。

    宿「まさかこんなに早く覗きに来ることになるとは思わなかったわ。日車、貴様甲斐性がなさすぎるぞ」

    日「なぜ俺が責められねばいけない。きてくれなどと頼んだ覚えはないぞ。宿儺、お前は何だ?こうして話ができているということはただの夢ではなかったんだな。……ん?俺はたしか夕飯の準備を……」

    宿「湯を注いだあと腰掛けたまま寝落ちしているな。間抜けめ。あとカップヌードルに湯を注ぐ程度のことを夕食の準備と表現するのはどうかと思うぞ」

    日「ン゙(恥)」

    宿「ちなみに今この瞬間もカップヌードルは伸び続けている」

    日「それはどうでもいい」

    実際は少しショックだったが、それよりも目の前の宿儺である。
    バレないように呪力が練れるかを確認したが、それは叶わなかった。自分の中に呪力の流れを感じない。
    肉体的な現実感がしてないことを考えると、呪力をめぐらせる腹や脳がここにはなく、あくまで現実の外見が投影された仮想空間でしかないようである。

    宿「そう殺気立つな。ここでできるのは会話くらいだ」

    日「信用ならんな」

    宿「勝手にしろ。それより、俺は貴様の不甲斐なさを嗤いにきたのだ。そちらの覚悟をした方がいいのではないか?」

    日「何?」

  • 90二次元好きの匿名さん26/04/13 00:31:15

    すっくんどうしたん?生き方変えて日車と小僧の気ぶりオタクになることにしたの?

  • 91二次元好きの匿名さん26/04/13 00:35:36

    >日「ン゙(恥)」


    まあ食べるの大好き宿儺さんだからね

    カプメンお湯入れで済ますのはどうなんってなるわなwww


    なんかこのスレのすっくんは角が取れて丸くなったというのか

    別方向のエンジョイし始めてる感

    ポップコーン片手に恋愛ドラマにヤジ入れてるみたいな

  • 92二次元好きの匿名さん26/04/13 01:31:13

    すっくん小僧と日車のキューピットになるつもり?それが呪いの王の選んだ道なの?
    いやいや不満なんてとんでもない!すっくんの後ろ盾があれば、我々も大手を振って茶々を入れられます!

  • 93二次元好きの匿名さん26/04/13 07:56:42

    すっくんは小僧と日車の何なの?

  • 94二次元好きの匿名さん26/04/13 13:21:46

    恋のキューピットと見せかけてめちゃくちゃに掻き回してきそう
    小僧の夢じゃなくて日車の夢の中、しかも大人オブ大人で虎杖が慕ってた七海を引き合いに出すの性格が悪すぎるさすが呪いの王

  • 95二次元好きの匿名さん26/04/13 13:31:06

    たぶん虎杖の夢に入っておちょくれるならおちょくりたかったんだろうが虎杖と顔を合わせると逆にやり込められそうだからな本編後のすっくん……

  • 96二次元好きの匿名さん26/04/13 13:33:07

    CP注意とは書かれてないしまだ恋だの云々は控えた方がいいんじゃないか
    うーんでも甲斐性がないってどういうことなんだ
    日車は虎杖の中の特別になりたいんだろうがそうなりたいのなら過去の人間に嫉妬するのではなくいまの己の価値を示し続けろみたいな話?
    あれやっぱキューピットなのか?

  • 97二次元好きの匿名さん26/04/13 13:38:13

    >>96

    ごめん日虎日の感じって言ってたな忘れてた

    あー堕天って天界からキューピットとしてわざわざ人間と直接話に来てくれる天使だったからなのか(納得)

  • 98二次元好きの匿名さん26/04/13 14:31:42

    今のところSSの描写内だと気ぶりオタクすっくんには見えないな……
    日車が虎杖の中にいるナナミンにただならぬ脅威を感じてるの恋人の昔の男がハイスペすぎて凹む彼氏みたいで最高に可愛いよ
    ※ナナミンは虎杖の昔の男じゃないし日車はパンピーも呪術師も腰を抜かすほどのハイスペ

  • 99二次元好きの匿名さん26/04/13 15:36:42

    >※ナナミンは虎杖の昔の男じゃないし日車はパンピーも呪術師も腰を抜かすほどのハイスペ


    いや、うん、前半も後半も正しすぎて花御

    ナナミンの勤めていた証券会社がどのクラスのものなのかは分からんけど、士業職の日車の方が俺は社会的に強い思うよ!

    術師としては2週間弱で1級相当&領域展開は術式に付与&宿儺が魅せられる程の才能&反転術式会得&二段ジャンプ会得寸前だったし!

    あとは虎杖の目さえ見れれば完璧だよ!客観的に自分のスペックを見て!!

  • 100二次元好きの匿名さん26/04/13 16:38:53

    日車って確かに客観的に見てスペック高いけど15歳の子供に尊さを見出してるあたりそこらへんの社会的なスペックって全然重要視してないんだろうな
    大事なのはハートだけどそのハートに全く自信がないタイプ

  • 101二次元好きの匿名さん26/04/13 16:55:46

    並び連ねられるハイスペ要素一覧を無に帰す日車の自信のなさ(対虎杖)
    少女漫画なら余裕で平成の攻め様できるくらいのスペックなのに

  • 102二次元好きの匿名さん26/04/13 18:42:22

    なんも決めないまま書き出してしまったので辻褄合わせに手間取っております!(正直)
    多分続きは22時回ります。

    このヒグルマンは真面目に宿儺が何を目論んでるのか警戒してるんです……宿儺とこれを読んでる人はこいつクソボケだと思っているのに……彼は真面目なので……

  • 103二次元好きの匿名さん26/04/13 19:57:45

    >>102

    いつまでも手間取ってくれ

    俺たちが保守しておくから、スレ主は目の前のすったもんだクソボケ弁護士のことと、埋まった時の次スレ立てのことだけ考えておいてくれ

    あとは任せろ

  • 104二次元好きの匿名さん26/04/13 23:43:37

    死人には勝てねえよ…

  • 105二次元好きの匿名さん26/04/13 23:44:22

    宿「実に愚かだ。つまらん。自分の方便に自分で騙され、それで納得していい感じに終わらせようなど。受肉中であればその首を刎ねて捨て置くところだ」

    日「……俺への方便だと?」

    宿「しかもそのことに無自覚と来ている。天才がきいて呆れるな。何が『虎杖にもうこんな思いをさせないようにしたい』『七海に申し訳ない』だ。それも決して嘘ではないのだろうが、お前の本心はそこにはないだろう。なぜ俺の発言でああも傷を負ったのか考えた結果がそれなのか?」

    日「そうだ。俺のような半端者が口を出すのもおこがましいが、高専に所属している術師たちは皆俺より若くして命を張り続けている。俺はその世界に足を踏み入れ、自己憐憫に浸り、力のなさを実感し……そのせいで虎杖のような若者に重荷を背負わせてしまった。しかも俺はそれに満足して死んでしまおうとしたんだ。むしろそれ以外に何があると……いや待て、宿儺、お前俺の心が読めるのか?」

    宿「読めん。が、お前のような石頭の考えることなど大体見当はつくわ。クク、当たっていたか?」

    日「……ポーカーフェイスには自信があったんだがな」

    宿「その自認は早急に修正しておけ」

    日車は、注意深く宿儺の発言を聞く。
    2日連続で宿儺が現れたということは、呪術が関わっていることは間違いないだろう。
    本人は会話くらいしかできないと言っているが、それが事実かどうかの保証はない。だが同時に、あのプライドの高い宿儺が今更そのようなブラフを仕込んでくるとも考えづらく、であればその会話内容にこそにこそこの状況を打開する要素が隠れているのではないか。

    日(宿儺は再三、俺に自分の考えていることを述べさせようとしてくる。しかし俺が何を答えても納得をしない。そしてその度に俺の胸には張り裂けそうな痛みが走っている。何かを答えさせたくて、その答えを引き出すためには七海の存在が有効だと考えている……しかし何のために)


    宿「ふん、黙り込んでも活路は開けんぞ。その何の役にも立たぬ罪悪感を否定され、さあお前はどうする?さっさと弁明しろ」

  • 106二次元好きの匿名さん26/04/14 00:14:27

    このレスは削除されています

  • 107二次元好きの匿名さん26/04/14 00:18:32

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん26/04/14 00:45:17

    昨晩と同じように、宿儺は日車の言葉を促す。
    宿儺の思惑に乗らないよう、流されないように言葉を選ぶ。

    日「……宿儺、お前が言っていることは間違っている。俺が俺自身の心情を述べているんだ。その正確さを証明はできないが、俺の発言内容について『嘘ではないのだろうが』とお前は肯定したな?その上で心は読めないとまで自供している。であれば俺の発言について真であると認めたようなものではないか。そもそも、この日本では内心の自由は保障されている。現代の日本国憲法がお前に適応されるのかわからないが、ここは俺の夢の中なので適応させてもらおう。であれば、仮に俺の内心が違うところにあってもそれを咎めることはできないはずだがどうだ?」

    宿「長い」

    日「しかし弁明しろと言ったのはお前だ」

    宿「誤魔化しに誤魔化しを重ねろとは言っておらん。ふむ、しかし確かに、さっき俺はお前の心は読めんと言ったな。しかし——」

    ニヤリ、と宿儺は笑った。悪寒が背中を駆け上がる。

    宿「——お前のそれが真実本心なら、お前は“俺に” 用はないはずだろう?」

    宿儺の言葉が、突如として呪いを帯びる。
    どこからともなくケタケタと重なる嗤い声が日車を取り巻き、直接掻き乱されるような焦燥感が胸に広がる。自分が、宿儺に?混乱しつつある脳をなんとか動かし、答えなくては。否定の言葉を。

    日「何のことだ、俺は」

    宿「なあ日車。貴様がはじめに動揺したのはなんだ?自分が小僧の二人目だなどという下世話な言葉でなぜその心の臓は跳ねた?惨く無価値に死んでいった男の影をなぜ追ったんだ?」

    聞きたくない。考えたくない。どうして俺は動揺しているんだ。
    昨晩の、捉えどころのない問答がガンガンと頭に鳴り響く。宿儺の声が頭に響く。

    日「……よせ。宿儺、それは……死者への愚弄だ」

    宿「ああそうだ、その通りだ。さあ、この俺に愚弄を説くほどに盲目になっているのはなぜだ?そうも気になるなら小僧本人に聞いて仕舞えばいいものを、どうしてできないでいる。ああ苦しいな。見えないとつらいものだよなぁ。はは、そうだ、もっと踊れ。俺が見るに直する道化となってうまく踊れば、いずれ俺のことを少しは開示してやろう。はは、は……————」

    嘔吐しそうなめまいの中、虎杖の目が脳裏に浮かんで、

  • 109二次元好きの匿名さん26/04/14 00:54:11

    すごい悪辣ムーブしてるが四捨五入したら日虎日気ぶりおじさんだしな
    とりあえず穏やかな心で見てる

  • 110二次元好きの匿名さん26/04/14 01:00:44

    意訳:お前死してなお虎杖の心の柔らかい部分にいるナナミンに嫉妬してるんだろ素直になれよ
    だからな
    おもろすぎるこの大叔父さん

  • 111二次元好きの匿名さん26/04/14 07:37:00

    すっくんは日車をどうしたいの?恋愛ゲームで色々アシストしてくれる友人ポジなの?まあ日車のメンタルがボコボコにされているのは置いといて、我々としては大変助かるからそのまま夢に出続けてくれ

  • 112二次元好きの匿名さん26/04/14 07:54:49

    このムーブ日虎日気ぶりおじさんじゃなくて日虐趣味なのでは…?
    自分が小僧の二人目だなどという下世話な言葉でなぜその心の臓は跳ねた?←ここ本質情報
    すっくんの呪いたるイビリが日車に思考を強要させて結果的に大変助かる

  • 113二次元好きの匿名さん26/04/14 08:53:19

    小僧タンの嫁(旦那)イビリしてるだけのおじさん草

  • 114二次元好きの匿名さん26/04/14 10:39:53

    まあ、呪術的に虎杖は宿儺の孫だもんな
    本編で孫いじめ酷かったけど

  • 115二次元好きの匿名さん26/04/14 13:56:18

    孫のいじめ(心臓抜いたり孫の指輪ちぎって孫の友達に飲ませて孫の先輩と恩師を56したり重症負わせたりその他多数)

  • 116二次元好きの匿名さん26/04/14 14:58:10

    魂の寄辺の伴侶になる存在かもしれないから姑ムーブしてるんだろすっくんは

  • 117二次元好きの匿名さん26/04/14 22:03:08

    本編で孫いじめ反省したから、今日車いじめてるのかも

  • 118二次元好きの匿名さん26/04/14 23:36:30

    日「……っ」

    体が跳ねる衝撃で目を覚ました。
    眠っていた。が、目覚めた瞬間から心臓が激しく高鳴り、全くそんな気がしない。
    机の上を見わたすと、宿儺に指摘された通り完全ふやけたラーメンが鎮座していた。全く熱は残っておらず、湯を入れてから30分は経過しているのではないかと思われる。
    急いで部屋と自分の中に呪力の痕跡がないか探すが、やはりその気配はない。

    日(一体なんなんだ。はじめから日下部に報告すべきだったか?しかし虎杖でも呪力が読めず、実害も残穢もないものをどう説明すれば……くそ、明日から千葉出張の仕事が入っているというのに、こんな状態で高専を離れていいのだろうか)

    動悸を鎮めようと大きく深呼吸し、うたた寝で痛む体を伸ばす。
    時計を見ると、時刻はまだ夜の7時を回った頃だ。
    一応、と思い箸で持ち上げたラーメンは5cmと持ちあがらずブツ切れになってカップの中へと落ちていった。思わず笑いが漏れる。

    薄々わかっている。
    これは誰かに相談してどうにかなる類のものではない。

    宿儺が言ったのは、誤魔化すな、考えろ、うまく踊れ、ということだ。何かに苦悩する自分を面白がっている。……まさかとは思うが、本当に暇つぶしで俺のところに化けて出ているだけなのではないか。そうでなくても質問しておきながら自分が望んでいる答えが返ってくるまで納得しない教師や親や上司のようなムーブをされているのに、それが暇つぶしとならどうやって祓えばいいというのだ。

    日車が、もう改めてグレ直してしまおうかな、とやけになりかけたその時、ふと視界の端に積み上げられたままの書類が映った。
    思考から逃避したい日車の目に、その山は輝いて見える。
    もういっそ、朝まで仕事をつづけてしまおう。どうせ全く眠る気になれない。酒とコーヒーを一気飲みして眠りたくても目は冴えて胃からはクレームがつけられている時のような気分の悪さだ。この歳になって徹夜ができるのかやや自信がないが、最悪移動時間に仮眠を取れればそれでいい。確今は夢も見ないくらいに疲れ果ててしまいたい———。

    そうして机に向かってしまった日車は、この時の判断をのちに後悔することになる。
    3日後、そこには夢への忌避感からくる睡眠不足の中、移動型の呪霊と逃走追尾劇を繰り広げ、体も精神のボロボロになった日車の姿があった。

  • 119二次元好きの匿名さん26/04/14 23:41:00

    さすがに泥のように眠るだろうな…なのにすっくん出てきそうで可哀想…可哀想!!ほんと可哀想だなあ!!(わくわく)

  • 120二次元好きの匿名さん26/04/14 23:58:43

    日「もどった」

    篤「……おう」

    日「報告はこれから」

    篤「いやいい。悪かった。お前に何でもかんでもぶん投げすぎた俺の責任だ。いいから休んでくれ。命令だ」

    高専の校長室にて。
    見るも無惨な姿で報告に戻ってきた日車を迎え、東京校臨時代表を務めてる日下部が頭をかかえる。
    いつも通りにネクタイもジャケットもかっちりと身につけているが、それでも隠しきれないヨレたスーツの布地が逆に中年の哀愁のようなものを引き出している。
    そして何より、血の気の引いた顔色と目の下の濃い隈が、日車の活動限界を物語っていた。

    篤「九十九里浜だっつーから、最低限いい景色はみられるかと思ってたんだがなぁ……」

    日「舞浜に逃げ込まれた時はどうしようかと思った」

    事前に聞いていた通りたいした呪霊ではなかった。が、とにかく分身と逃げ隠れが得意な厄介な敵だった。
    日車のような近距離型の領域とは非常に相性が悪く、追えども追えども姿形を変え、最終的に開園中の夢の国にまで移動してしまった。そこから先は人払いと政府介入による閉園命令と人の移動の監視と……思い出すのも面倒なことが大量に起きてしまったのである。前日の徹夜を文字通り死ぬほど後悔した。
    あまりに力のない日車の声に、日下部が心底同情的な眼差しを向ける。

    篤「半島横断してんじゃねぇか。マジで悪かったって……補助監督のサポートも足りてなかったし、人員配置ミスだ。すまねぇ。そうだ、寮の風呂入っていけよ。ついでにこっちで飯も食ってけ。多分その方が回復するだろ」

    日「……そうさせてもらう」

    篤「あー、でもそのままだと風呂で寝落ちしそうだな。ちょっと待てよ」

    そういうと日下部は携帯を取り出し、電話をかけ始める。医務室に電話でもしてるのだろうかとぼんやりとその様子をながめていた日車は次の言葉で覚醒した。

    篤「伊地知?授業中に悪ぃが、虎杖をこっちに寄越してくれねぇか。すぐきたらいいことあるって言っといてくれ。応、頼んだ」

  • 121二次元好きの匿名さん26/04/15 00:21:46

    日下部は日虎日気ぶり民なの?

  • 122二次元好きの匿名さん26/04/15 00:44:22

    日「な」

    篤「つーわけで入浴介助に虎杖をつける。ひとっぷろ浴びてこい」

    日「いらん!帰って寝る!!」

    篤「うお声でけぇ。急に元気かよ。でもほら、もうきてるっぽいぜ」

    日下部がいう通り、遠くの方から全力でかける足音が近づいてくる。
    日下部が電話を切って30秒もしないうちに、校長室に元気のいいノックの音が鳴り響き、ドアが勢いよく開かれた。
    当然ながらそこにいるのは、いつもの溌剌とした姿の虎杖である。限界直前の日車が浴びるにはあまりにも強い陽のエネルギーだった。

    日「ゥワ(瀕死)」

    虎「失礼します!いいことしにきました!!」

    篤「マジに全力疾走できやがったな。学校だぞここ」

    虎「先生がすぐ来いっていうから……って日車いんじゃん!え、大丈夫?なんかこう様子やばない?」

    篤「そう、様子がやばいんだよな。なので風呂と飯をやりたいが、このやばいのを一人で風呂に行かせて沈まれても困る。よってお前も一緒に行ってこい。というかお前は普通に入ればいいからそいつの寝落ちだけ見ててくれ」

    虎「マジで!?授業抜けて昼風呂とか最高にいいことじゃないっすか。つか、なんで俺?」

    篤「消去法」

    虎「なるほど」

    日車が一切口を挟む余地なく、日下部と虎杖の間で合意が形成されていく。
    何かを止めようとうろうろと手を彷徨わせるが、偶然か意図的にか、その微弱な主張は完全に無視されてしまった。

  • 123二次元好きの匿名さん26/04/15 00:48:18

    このレスは削除されています

  • 124二次元好きの匿名さん26/04/15 00:48:29

    日車ヲイジメヌンデ

  • 125二次元好きの匿名さん26/04/15 00:49:19

    虎「ってことで日車風呂の場所わかる?こっちの浴場使ったことあったっけ?」

    日「つかったことはない、が、それよりも……大丈夫だから、俺は自宅に帰るから、君は授業に戻ってくれないか……学生の本分を邪魔するわけには……」

    虎「いや、そういわれても俺はもうこのサボる口実を手放す気はないから。ほら移動移動」

    篤「サボりじゃねぇけどさっさと行け〜」

    手をひらひらさせる日下部に追い出されるように校長室を後にする。
    こうなるともう、腕を掴んでくる虎杖の手を払うことなどできるわけもなく、もう一歩も歩けないと思っていたことなど忘れて浴場へ向かうしか道はないのであった。

  • 126二次元好きの匿名さん26/04/15 07:42:18

    自分の気持ちすら自覚出来てないのにお風呂イベントってこれマジ?
    これはすっくんもかぶりつきで見てるはず 隣の席失礼します

  • 127二次元好きの匿名さん26/04/15 16:27:21

    一緒に入るの大丈夫そ?眩しい虎杖のよく鍛えられた若々しい身体見て欲情しない?大丈夫?水も滴るいい男だぞ?
    すみません私もちょっと隣失礼します

  • 128二次元好きの匿名さん26/04/15 16:28:10

    日車的にお風呂虎杖は全身光り輝いてそうw

  • 129二次元好きの匿名さん26/04/15 16:43:03

    すぐ来たらいいことあるぞ〜って釣る日下部もいいことしにきました!って飛んで来る虎杖もかわいくてホッコリした

  • 130二次元好きの匿名さん26/04/15 17:03:22

    なんだろうこのすっくん……
    別作品で申し訳ないけどダンジョン飯
    の翼獅子を思い出す……

  • 131二次元好きの匿名さん26/04/15 17:19:40

    今更ながら文章め~ちゃくちゃ好き!
    久里浜から舞浜まで横断して一人夢の国で呪霊とバトって帰ってきた日車には涙を禁じ得ない…
    虎杖と風呂でいちゃついて癒されてくださいね(追い討ち)

  • 132二次元好きの匿名さん26/04/15 19:18:00

    >>131

    >久里浜から舞浜まで横断して一人夢の国で呪霊とバトって帰ってきた日車

    本編ではさらっと流してしまったけど、改めてみるとめちゃくちゃ可哀想だな…そりゃあアツヤも報告後でいいって言うわ

    むしろこの状態で報告しようとした日車真面目すぎやろ

  • 133二次元好きの匿名さん26/04/15 21:53:16

    虎「はああぁー……沁みますなぁ」

    日「……そうだな……」

    初めて入った共同風呂は一気に5、6人が入れそうな立派な檜風呂だった。
    作られてから時間が経っているのか檜の香りは微かにしかわからなかったが、足を投げ出して浴槽に全体重を預けると、溜まりに溜まった疲れが溶け出していくような心地よさに包まれる。
    隣にいる虎杖は、何がそんなに楽しいのか日車に体を洗う指示をビシバシと飛ばしながらちゃっかり自身も身を清めて風呂に浸かって笑っている。彼に対して何かを考えなくてはいけなかった気がするが、年相応のあたたかな眩しさに気が緩んでしまう。
    介助といわれ抵抗を示した日車だが、自分が思っていた以上に“やばいの”になっていたのか、もし虎杖の指示がなかったらとりあえずでシャワーだけを浴びて上がってしまうか、湯の温もりに負けて倒れてしまっていたかもしれない。

    日「虎杖、感謝する……思っていたよりも危なかったみたいだ……」

    虎「顔色最悪だったし。んーでも風呂だけじゃ回復はしきらんよなぁ。日下部先生は飯も食わせたいみたいだけど先に寝かせたほうがいいんじゃないかな……」

    日「できればそうしたい、ほんとうに今なら眠れる……」

    虎「いやまだ寝たらダメだからね?うーん、ちょうど俺も聞いときたい話があったんだけど、後の方がいいか」

    日「別に……構わないが」

    虎「頭全然回ってないだろ。あ、でも喋ってた方が起きてられるか?えーと、あそうだ、日車って任務でもいつものスーツなんだな。動きづらくない?」

    日「……着なれているからな……」

    虎「そんなもん?あんなちゃんとしたスーツだと洗うのも大変だろ」

    日「……枚数も持っている……仕事だとあれがいちばん……」

    虎「あっマジで寝落ちそう!?日車起きて!!」

  • 134二次元好きの匿名さん26/04/15 21:56:22

    えーーんお風呂であったかくなって寝落ち寸前の日車かわいいよお
    続けて

  • 135二次元好きの匿名さん26/04/15 21:58:22

    このレスは削除されています

  • 136二次元好きの匿名さん26/04/15 22:02:01

    まともな睡眠をしていない寝起きに太陽を直視するとはどんまい日車

  • 137二次元好きの匿名さん26/04/15 22:04:14

    すいません、変なところあったので直します
    (死)できそうな時に(死)させるから話がまとまらないんじゃないですか?それはそう

  • 138二次元好きの匿名さん26/04/15 22:16:16

    虎杖が日車の肩を遠慮がちに叩くが、その虎杖の声すら耳に心地よく、今にも意識を手放しそうな日車は瞼を開けることができない。なんとか起こそうと優しく叩いていたはずの手はやがてそのまま肩を掴み揺さぶり、ペチペチと頬を叩き始める。

    虎「ひーぐーるーまー?うわっ隈すご……また無茶したんだなぁ……ほら起きて服きないとフルチンで医務室まで運ばれることになるよ〜。それが嫌なら起きろ〜」

    日「ん……?」

    頬を無遠慮に揉まれ、なんとか日車は意識を浮上させる。
    重い瞼をこじ開け目を開けると、ぼやけた視界が次第に像を結び、そこには自分を覗き込む虎杖の顔があった。

    日「っ!!!?!?」

    寝起きに体が大きく跳ね、湯飛沫が飛ぶ。急な日車の覚醒と過剰な反応に、虎杖も風呂の中で思わず飛び退いてしまう。

    虎「うおっ!!あ、起きた?」

    日「……(死)」

    虎「起きてない!?」

    日「は、あ、ああ。起きている。いや寝ていたのか。すまない」

    心配と呆れが混じった虎杖の目を真正面からくらってしまった。最近、ろくな寝起きを迎えられていなかったが、それとは全く逆の意味で心臓が悲鳴を上げる。もういい加減に眠りたい気持ちと、そうならないように見張ってくれている虎杖への申し訳なさを戦わせ、後者に圧倒的勝利を与えることでなんとか意識を保つ。

    虎「いや、こっちこそ無理矢理入れちまったようなもんだから。正確には俺じゃなくて日下部先生だけど、ごめん。ほら肩貸してって。もうあがろうぜ」

    日「すまない……」

    虎「いーからいーから。足元ちゃんと見といて」

    言われるがまま差し出される腕に支えられ、日車は虎杖とともに風呂場を後にした。

  • 139二次元好きの匿名さん26/04/15 23:12:18

    ゆるゆるいい気持ちでお風呂で寝落ちしそうになって虎杖に起こされるなんて夢に呪いの王がお出ましになる夜とは対照的だな
    どちらも刺激的すぎる?それはそう

  • 140二次元好きの匿名さん26/04/16 08:26:17

    保守!

  • 141二次元好きの匿名さん26/04/16 09:29:08

    ToLOVEる期待してたらしっかりめに限界来ててそれどころじゃなさそうな日車だった

  • 142二次元好きの匿名さん26/04/16 11:09:21

    この日車さんはまだ無自覚だし自分がナナミンと同じ大人枠だと思ってるから……

  • 143二次元好きの匿名さん26/04/16 11:36:48

    七海と日車は大人オブ大人ではあるんだけど、なんというか種類ってかベクトルが違うんよな

  • 144二次元好きの匿名さん26/04/16 12:52:01

    七海は隙を見せない大人だったけど日車は隙を見せまくったからかな
    七海にはしょうがねえなーとか虎杖は言わないし七海も言わせないだろう

  • 145二次元好きの匿名さん26/04/16 20:28:02

    実際ナナミンは呪術界で珍しいちゃんとした大人だからな
    日車は呪術界にも良くいるイカれた奴だから安心してくれ

  • 146二次元好きの匿名さん26/04/16 22:11:17

    脱衣所で服を着て、備え付けのベンチに座るといくらか目も覚め、さっぱりとした心地になる。
    虎杖から受け取った水をゆっくりと飲み下し、大きく深呼吸をし、ふと気がつく。
    ……もしかして俺はいま、互いに全裸(タオル有)な状態で虎杖に連れ添われていなかったか?
    頭をかかえる。高校生の少年に何をさせているんだ、自分は。虎杖の腕力を考えると人ひとりを支えることなど簡単だろうが、どう考えても問題はそこではない。
    その様子を全て見ていた虎杖が心配そうに日車に声をかける。

    虎「どしたん?のぼせが今来た?」

    日「いや、学生に何をさせているのかとあまりに自分が情けなくなった……迷惑をかけたな。助かった」

    虎「気にせんでいいって。寝不足なんだろ……あ、さっき聞きたかったこと話していい?この間言ってた、宿儺の夢の話だけど。もしかしてその寝不足ってそれのせい?」

    日「そうだな……そうとも言える。あの日、君に話を聞いてもらった日に、実はうたた寝で一度奴にあっている。その後きちんと睡眠をとれるタイミングがなくてな」

    虎「待って、あの日?また宿儺が?」

    日「ああ。結果として出張中には現れなかったが、多少睡眠に抵抗があったのは否めないな。まあ任務中は基本車中泊になってしまったせいもあるから、明確に原因が宿儺というわけではないが……」

    虎「そうじゃなくてさ。なんで言わなかったんだよ」

  • 147二次元好きの匿名さん26/04/16 22:13:04

    そのおっさんは君を拗らせているから言えなかったんだ…
    内容も内容だし

  • 148二次元好きの匿名さん26/04/16 22:13:10

    虎杖の声に思わず顔を上げる。
    虎杖は怒ったような悲しそうな——辛そうな顔をして、日車に言い含めるように言葉を続けた。

    虎「また見たら必ず相談するって……日車が言ったんだろ。なんでそのまま出張いってんだよ」

    日「し、しかし」

    虎「望んでなったんじゃないのはわかってるけど、日車はもう呪術師になっちゃったんだよ。だったら、何か問題があったらちゃんと相談しないと、取り返しがつかなくなることくらいわかってるだろ。俺、一応心配してたんだけど。なんか言いづらいことがあるっぽいし全部が全部を話せってわけじゃないけどさ、異常事態と思ってもいいじゃん。俺に一回大丈夫って言ったから言いづらくなった?じゃあ誰かを頼れよ」

    日「虎杖?」

    虎「そんで生き延びてよ。それともまだ、自分は死ぬべきだとか思ってんの………」

    叱るように、ではない。叱られている。
    はたして最後に叱られたのは何歳のことだったか、日車にとって思い出せないほどの遠い記憶である。大概の人間よりも賢く要領のいい優等生だった日車は、そもそも人に叱られた経験がほとんどない。
    そのせいか自分が言われていることを理解するのに一瞬の間が空き、そして理解した上でなお、沈痛な面持ちの虎杖に対して面食らっている。

    虎「……なんでそんなポカンとしてんの。俺ちょっと怒ってんだけど」

    日「……驚いて……?」

    虎「はぁ!?」

  • 149二次元好きの匿名さん26/04/16 22:47:52

    半端ですがちょいと切ります
    続きは明日

  • 150二次元好きの匿名さん26/04/16 23:18:31

    >>149

    ありがとうございます!!日車に倣って全裸待機して待ってます!!

  • 151二次元好きの匿名さん26/04/16 23:23:46

    スレ主の文章染み渡る~~~
    呪術師としては虎杖のがちょっと先輩だからね叱られてね
    虎杖も術師なりたての頃はナナミンに叱られたり慰められたりしてやってきてたからね(余計な一言)

  • 152二次元好きの匿名さん26/04/16 23:31:33

    あ〜〜〜まじで良い
    もっとほしいもっと魅せてくださいスレ主ィ!

  • 153二次元好きの匿名さん26/04/17 08:42:45

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん26/04/17 15:18:48

    怒られが発生してる日車アチィ〜!!続きwktk(死語)

  • 155二次元好きの匿名さん26/04/17 15:21:48

    これ、虎杖的には呪術界後輩の日車に対してナナミン的な立ち位置でいようとしているのかな?

  • 156二次元好きの匿名さん26/04/17 15:59:15

    単純に日車に自分を蔑ろにするような無茶してほしくないんだろうと思う
    この疲れ果てた有能おじさんを虎杖はほっとけないんですね

  • 157二次元好きの匿名さん26/04/17 16:11:08

    思えば労働はクソです定時に帰りたいなナナミンと私生活にしわ寄せきても仕事手放さない日車ってその辺のスタンスも異なるな
    まぁナナミンも結局無茶しちゃう人なんだけど

  • 158二次元好きの匿名さん26/04/17 18:20:16

    自分も死ぬ死ぬ考えてた虎杖がどの顔で説教してるんだろう

  • 159二次元好きの匿名さん26/04/17 18:51:07

    死ぬ死ぬ言ってたからこその説教なんだよ
    本人は分かるんやろな

  • 160二次元好きの匿名さん26/04/17 19:22:48

    部品として役割を果たして死のうとか他人の希死念慮もしょうがないとか考えてた上で「お前がいないとさみしいよ」できたのが最終盤の虎杖だから…

  • 161二次元好きの匿名さん26/04/17 20:51:11

    このレスは削除されています

  • 162二次元好きの匿名さん26/04/17 23:39:01

    間の抜けた日車の返答を受け、真剣だった虎杖が表情を崩す。

    虎「俺結構真面目に言ってんだけど!?」

    日「……久しぶりに叱られたような気がする(ぽかん)」

    虎「そう!日車今叱られてんだよ!!」

    日「ん、ふ、ふふ、そうか。俺はいま君に叱られてるのか……はは」

    突然笑い出した日車に虎杖は困惑する。
    ずっと思い詰めたような表情をし続けてきた日車がほとんど初めて見せる気の抜けた姿に調子を崩され、怒っているという制裁を保てずに戸惑いの声を上げてしまう。

    虎「え、ええ〜?笑い事じゃなかったんだけど……もしかして眠すぎて壊れた?」

    日「んん、すまない。心配をかけてしまったようで悪かった。この寝不足は俺が勝手に前日に徹夜のようなことをしてしまったのが一番の原因だ。それに、今の俺に死ぬような意思はない。これは本当だ。君がもたらしてくれた、弱さや苦悩の輪郭を照らす灯りをまだ消してはいけないと、そう思っているんだ。役割があると思えるうちは生きているつもりでいる」

    虎「……ふーん、そうなん……。あっでも宿儺の件は別だからな、そっちはどうなんだよ」

    日「それについては君の言う通りだ。俺が間違っていた、すまない……なんだか今日は君に謝ってばかりいるな。直感では、あの悪夢は自分に起因している。魂の境界を知覚できる君がなんの気配も感じとらなかったのを言い訳に、人に説明してもどうにもならないと思い込んでしまっていたようだ。そうだな、後で目のいい術師にでも確認してもらうことにする」

    虎「……さっきからなんかはぐらかされてるっていうか、言いくるめられてる気がすんだけ
    ど……」

    日「何を言っている。俺が本気で言いくるめたらこんなものではない。それに君にそんな不誠実はしないよ」

    虎「……日車って冗談言うんだね」

    日「弁が立たなくては生き残れない世界で生きてきたからな」

  • 163二次元好きの匿名さん26/04/17 23:40:46

    日車は、覚醒して以来抱くことなかったあたたかな気持ちにつつまれていた。
    疲労のせいか、情けない姿を晒しすぎたせいか、ずっと張り詰めていた精神がほどけてしまうような感覚。それが疲労困憊からくるまやかしであっても、今、こうして笑いをこぼすことを自分に許せてしまった。
    なにより隣にいる虎杖が、戦いの中で絶やさなかった冷たいまでの眩しさ、研ぎ澄まされた刃物のような清廉さを軟化させ、おそらく元々の性質であろう快活な高校生らしいふるまいを見せている。それだけで、この世界が悪いことばかりではないと思える気がする。
    その隣にこうして自分がいることを意識すると、それを苛むような内なる声がどろりと沸く。だが、今日だけは。虎杖がまっすぐに生きていていいと伝えてくれた今日だけは、このあたたかさの輪郭をなぞりながら穏やかに泥のように眠りに落ちることができるような気がする。

    日「それにしても、またしても君に諭されることになってしまったな。術師としての経験の浅さを実感する。君はその若さで随分と立派だな」

    虎「俺だってまだ呪いの存在を知って半年ぐらいだよ。ただ……そういうのを教えてくれた人がいてさ。その人の受け売りみたいなもんだよ」

    前言撤回である。
    心まで温まったはずの心が一瞬で軋み、悲鳴を上げた。

  • 164二次元好きの匿名さん26/04/17 23:47:58

    また日車がミ゚ッしてる…

  • 165二次元好きの匿名さん26/04/18 00:03:03

    虎杖に年相応そのままの子どもでいることを許してくれた人物→ナナミン
    虎杖に術師として生きていくことの苦しさ厳しさを教え成長を近くで見届けた暁に術師で良いのだと認めてくれた人物→ナナミン
    日車にそのままの日車でいることを許してくれた人物→虎杖
    虎杖「受け売りだよ」

    役満でかわいそう日車の安寧1分で終わってかわいそう
    ごめん笑った

  • 166二次元好きの匿名さん26/04/18 01:00:46

    >俺が本気で言いくるめたらこんなものではない。

    あ〜〜ん日車かっこいいね〜〜♡好き好き大好き♡

    >前言撤回である。

    >心まで温まったはずの心が一瞬で軋み、悲鳴を上げた。

    もう余計なこと聞かずに寝た方がいいぞ日車…

  • 167二次元好きの匿名さん26/04/18 07:09:19

    今の日車にクリティカル!

  • 168二次元好きの匿名さん26/04/18 11:28:14

    なにもこのタイミングで言うことないだろ小僧…いや小僧は状況知らないから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど…

  • 169二次元好きの匿名さん26/04/18 20:23:29

    虎杖の中に在るナナミンに一々食らうのに何で食らってるのかは分からない
    そりゃ宿儺様もお前まだそこだったのかになりますわ

  • 170二次元好きの匿名さん26/04/18 20:23:57

    コミカルかつシュールですごいよスレ主

  • 171二次元好きの匿名さん26/04/18 20:29:58

    >>169

    これにはすっくんも無言で首を横に振るレベル

  • 172二次元好きの匿名さん26/04/18 20:47:33

    虎「俺がさ、なんもわからんまま高専に来て、そん時に色々教えてくれたのが……まず最初は五条先生だったけどあの人めちゃくちゃだし、先生とは別に呪術師がどういう存在かってのを教えてくれた人がいたんだよね。その人は自分にも人にも厳しかったけど、俺らみたいなガキのことは絶対に大人として守ろうとしてくれた。まあ俺そんなに言うこと聞くタイプじゃなかったけど、その教えのおかげでいくらかマシに動けてるって思う」

    日「それは、その、七海という」

    虎「うん。そっか、日車知ってたっけ」

    日「し、知っている。虎杖、その」

    虎「? どした?」

    誤魔化したい。コソコソと故人について嗅ぎ回っていたことを。
    しかしついさっき「君に不誠実はしない」などと言ってしまった日車はその邪な考えを必死に抑えこむ。
    抑え込みはするが、どう説明すればいいのかの答えはすぐに出ない。
    宿儺に知らない男の存在の存在を匂わされると原因不明の同期の不調に襲われます、なので勝手に調べてしまいました……などと、そんなことを虎杖に釈明したとしてそれを聞いた虎杖も困るだけだろう。
    それでも虎杖の言う通り、これは宿儺案件なのだ。黙秘と否認には大いなる責任が伴う。荒れ狂う脳内の攻防を宥めながら、日車は口を開く。

    日「その話を、もっと詳しく聞いてもいいだろうか……できる限り君の辛い記憶を踏み荒らすようなことはしないようにしよう。急に何を言い出すのかと思うのも仕方がない。だが……俺がその名を認識したのは4日前に見た夢の中、宿儺の口からなんだ」

    虎「は?宿儺が、ナナミンを?」

    日「ギッ……その七海を……お前が慕っていたという話を聞かされた。その時にそれが真実なのかどうかを……悪いが調べた。その時の情報と今君の話を聞いて、あの夢が妄想でもでっちあげでもないのだと改めて確認できた。なんのためにその情報を俺に伝えてきたのかは、悪いが俺もよくわからない。その七海という男は、宿儺と何か関係があったのだろうか」

    虎「ちょちょ、待って、本当に急で追いつけてないんだけど、あの宿儺がそんな慕うだのなんだのって話をしたの?日車に?」

    日「そうなる。俺には心当たりがないんだが……君から見て、思い至ることはあるだろうか」

  • 173二次元好きの匿名さん26/04/18 20:51:20

    本人の口からナナミン呼び聞いて改めてダメージ受けてて草

  • 174二次元好きの匿名さん26/04/18 21:17:26

    誤魔化すターンに入るぞと思ったらちゃんと自白してる!?えらいぞ日車!!小僧!!叩きのめせ!!

  • 175二次元好きの匿名さん26/04/18 21:46:56

    虎「んー……いや、宿儺とナナミンには直接的な因縁みたいなものはなかったと思う。俺の中から見てた光景に何かあったか……?でも真人の方がよっぽど……宿儺が興味を持つようなタイプじゃない気がするし……」

    日「そうか。だとすると……やはり、この件は俺の問題なのだと思う。あくまで俺の中でなんらかの負の感情を増幅させるのが目的で、同時にその程度のことしかできないような、そういう状態に宿儺はあるのではないだろうか」

    虎「断定は危険だけど、その可能性はあるな。宿儺はなんて?」

    日「……………俺が…………、君にとって七海の焼き直しであり、そして同じように君に重荷を背負わせたのではないか、と……………」

    決死の覚悟で日車は告げる。ちょっと自分の反応をぼかしはしたが、真実だ。
    引かれても当然だと思いながら、声の震えだけはこれまでに積んできた経験で抑え込む。
    様子を窺いたいが、こわい。それでも虎杖が何を考えているかがわからない方がより恐ろしい。日車は、ずっと足元に落としていた目線をそっと上げる。
    虎杖は——日車が想像していたどの表情とも違う、間の抜けた表情をしていた。

    日「……なんだその反応は」

    虎「えっ……うーん……正直全然ピンときていないっていうか……そんな似とらんような……?」

    日「……そうなのか?」

    虎「怒らんで欲しいんだけど、何というか日車より、下手したら大人びとったかもしれん……。なんていうか絵に描いたような社会人というか、シゴデキというか……いつもブレないから俺も他のみんなも頼ってたし。あいや、日車が頼りないって訳じゃないんだけど」

    日「いい。まだ大丈夫だ。気にせず続けてくれ」

    虎「お、おう。(まだ…?)ナナミンは労働はクソだって言い切っててさ、小さい絶望が人を大人にするって。そういう諦め?みたいなのが理性的に見えたんかなぁ。それは日車とは違うんじゃないかと思うんだけど」

    日「……なるほど」

    虎「あ、でも、

      日車が処刑人の剣を託してくれた時は、ちょっとナナミンのこと思い出したよ」

  • 176二次元好きの匿名さん26/04/18 21:54:26

    はあ〜〜〜〜〜小僧お前さぁ…

  • 177二次元好きの匿名さん26/04/18 21:55:42

    >>176

    なんでや小僧なんも悪くないやろ

    それはそれとしてラストの台詞見た瞬間天井見上げちゃった

  • 178二次元好きの匿名さん26/04/18 21:59:56

    なんかこう言葉にされると七海と日車の違いが分かるな
    七海は小さい絶望が人を大人にするって言ってたけど日車はその絶望を愛したいと思って諦めずに弁護士続けてきた
    結果の暴発
    蓋し違いは人に諦めがあったか否かなのかね

  • 179二次元好きの匿名さん26/04/18 22:03:41

    日車はどっちかというとナナミンよりは夏油タイプなんだよな
    眩しい理想を叶えていけるだけの力がなまじっかあったから決定的に折れるまで進めてしまって、完膚なきまでに折られたときにプッツンしちゃう
    ナナミンもそうなる可能性はあったんだけど、良くも悪くもナナミンは凡人のくくりだったから「これだめだ」って悟ることができて大人になれたというか…

  • 180二次元好きの匿名さん26/04/18 22:04:16

    日車は大人なんだけど内側の熱や自分の軸が主人公みたいな側面あるからね
    七海は早いうちから達観してた

  • 181二次元好きの匿名さん26/04/18 22:08:10

    「いい。まだ大丈夫だ。気にせず続けてくれ」
    歯医者で大丈夫ですか?って聞かれた時強がってこう答えたことある

  • 182二次元好きの匿名さん26/04/18 22:09:55

    日車と七海全然似てないから比べる意味ないぞ
    すっくんが煽ってるのは日車の嫉妬心を自覚させて楽しみたいだけだぞ
    宿儺はなんでそんなことしてるんです?

  • 183二次元好きの匿名さん26/04/18 22:27:53

    宿儺に関しては基本次の場所に行くまでの暇つぶしだけどそれはそれとして忌まわしき正しさに焼かれた人間の末路にちょっと興味があるんじゃねぇかなと思ってる
    面白ければ観戦してやるだけだ……

  • 184二次元好きの匿名さん26/04/19 00:11:10

    日車が頭を殴られ心臓を握られ肺に罅が入りそうな衝撃を受けていることに気が付かず、懐かしさと寂しさを視線に滲ませ虎杖は話し続ける。

    虎「二人は全然別だってわかってるよ。ただ、大事な人が目の前で傷ついても、目的を見失わずに動くことができたのは、最後の最後で俺を守るべき子供としてじゃなく、一人の呪術師として未来を託してくれたおかげだ。だからそこは……似ているって言ってもいいのかもしれない」

    日「……そうか」

    虎「いやでも、それって俺視点だしな。宿儺から見て二人を重ね合わせて何か意味あるんかな。二度も俺が失敗したとか言いたいなら俺のところに来るべきだけど……って日車また暗い顔?何かわかった?」

    日(——聞きたくない)

    虎「日車?」

    認めたくない。今聞かされたことを、全身全霊が拒否している。
    もはやそこには罪悪感などという免罪符もなく、何かが胸中から噴出しようと暴れている。

    日「すまない、自分でもわからないが、君の話を聞いていると黒い痛みが胸に広がるようなんだ。君が、俺の託してしまった重荷を昇華してくれていたと知れて安堵もしているのに、それが重なることを考えると、俺は耐え難い気持ちになる」

    虎「日車、落ち着いて。自分のこと焼き直しって言ってたっけ。ごめん、余計なこと言ったかも。宿儺の自我を揺さぶる手法だったんかな。自分が消える感覚みたいなこと?それとも嫉妬?罪の掛け算かも」

    日「は?」

    虎「え?」

  • 185二次元好きの匿名さん26/04/19 00:13:01

    “——自分の方便に自分で騙され——”
    “——悋気にかられたのかと思えば——”

    宿儺の言葉が頭の中でリフレインし、蓋をしていた言葉が喚き出す。
    二人目。折れる。救われる。希死念慮。生き残ってしまった。大人。似ているだの似ていないだの。自分の弱さ。盲目。役割。俺の。人生の転機。俺だけが。

    ……嫉妬?



    日「…………………………………………………………ア(死)」

    虎「日車!?ひぐるまーーー!!!」

    その日、とうとう日車は絶命した。
    自分の嫉妬心に気付き、その悍ましさ情けなさへの自己嫌悪の嵐、そして人生で感じたことのない羞恥の念、その中でなお、消しきれない羨慕の炎に一気に灼かれた故の盛大なショック死である。
    実にあっけない最後であった。


    ……などということはなく、数時間後。

  • 186二次元好きの匿名さん26/04/19 00:14:05

    ほお???

  • 187二次元好きの匿名さん26/04/19 00:15:08

    ほらーーまた日車鳴いちゃったじゃーーん!!
    すっくん良いサポートしてんじゃん
    生涯すっくんを忘れることはないよ
    だからもう少しサポート頼む

  • 188二次元好きの匿名さん26/04/19 00:15:29

    ヒロミン言葉を生業にする高IQだから宿儺の投げたボールをちゃんと受け取って投げ返せる、夢で無力化されているとはいえ呪いの王を相手に一歩も退かない度胸もある
    でも自身の感情には鈍チンだからちょいと心の柔いとこを突けば混乱して振り回されてくれるから遊びがいがあるだろうな

  • 189二次元好きの匿名さん26/04/19 00:15:36

    >>185

    これにはすっくんもにっこり

  • 190二次元好きの匿名さん26/04/19 02:07:59

    文章が好きすぎる

  • 191二次元好きの匿名さん26/04/19 08:14:53

    宿儺渾身の逕庭拳が効いてきたな

  • 192二次元好きの匿名さん26/04/19 11:46:36
    【閲注/CP】日車「俺で二人目……?」②|あにまん掲示板・SSスレの続きです・日虎日くらいのかんじ・日車にたくさん「アガ(死)」をさせたくて始めたけど着地を見失っている状態に2スレ目へ・(死)には羞恥嫉妬眩しさ気まずさの理由があります ・長くなっちゃった…bbs.animanch.com

    190すぎたし次スレです

    5レス分くらいのネタスレのつもりがこんなことに

    長くなってすいません


    「心まで温まったはずの心」は「芯まで」の誤字だしそういうのがたくさんあって読み返すのがつらうぃ

  • 193二次元好きの匿名さん26/04/19 12:05:15

    >>192

    次スレありがとうございます!


    ノリと熱と勢いで書いてると変換ミスとかあるあるある

  • 194二次元好きの匿名さん26/04/19 12:06:26

    >>192

    うおおおおって読んでるとこっちも誤字に全然気づかないんだよなこれが

  • 195二次元好きの匿名さん26/04/19 12:49:48

    落ち着いたらTDLリベンジ行ってくれシーでもいいぞ
    ナナミンは耳付けてくれなそうだけどヒロミンはどうかな…
    そもそも虎杖と二人でTDLは日車がシチュに耐えられなそう?それはそう

  • 196二次元好きの匿名さん26/04/19 13:15:51

    >>195

    ヤダヤダ!2人ともミニーちゃんのカチューシャ着けてくれないとヤダ!!

    ついでに日車は可愛いサングラスも着けてくれ、必要だろ

  • 197二次元好きの匿名さん26/04/19 13:22:35

    >>196

    虎杖に「日車はつけんの?…そっか、日車大人だから恥ずかしいよな。てか、それを言ったら俺も男だし、2人でつけるのなんて嫌だよな…ははっ」とか言われたらすぐ財布開きそうだぞこの弁護士

  • 198二次元好きの匿名さん26/04/19 13:24:43

    続いてくれるのありがたすぎる

  • 199二次元好きの匿名さん26/04/19 13:40:50

    ナナミンはナナミン呼びに対してひっぱたきますよなんて言ってたわりにずっと許容してるからなんだかんだ虎杖がつけたダッフィー耳に合わせて可愛いダッフィーパスケースとか首から下げてくれる(ナナミンにはダッフィーが似合うという個人的な趣味)
    アオハル時代もきっとそうだったんだよという捏造

  • 200二次元好きの匿名さん26/04/19 13:42:00

    新スレで早速死にそうな日車を看取るべく埋めますね

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