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【10式戦車で“砲弾破裂”】一体何が?発射の仕組み | 大分県にある自衛隊の演習場で隊員3人が死亡、1人が重傷を負う事故が10式戦車の中で発生 ▼10(ヒトマル)式戦車 国産の最新鋭戦車で2010年から量産開始 全長は約9.5m、重量は約44t。大砲のほか機関銃などを装備 戦車は下の部分の車体と、上の部分の砲塔と呼ばれる2つに分かれていて、この砲塔の内部で事故が発生 通常乗員は3人 上に指揮を務める『戦車長』射撃を行う『砲手』 下に運転する『操縦手』が乗る ▼会見での説明は? ・実弾を使用した射撃訓練を行っていた ・訓練のため手順などを確認する『安全係』も乗車 →爆発によって上に乗っていた『戦車長』『砲手』『安全係』の3人が死亡 下に乗っていた『操縦手』がけがをした ・亡くなった3人は訓練を積んでいた ・過去に“同種の事故は確認していない” ・爆発の原因や整備の過程で問題があるかは調査中 ▼そもそもどういう仕組み? 元陸上総隊司令官 髙田克樹氏 「通常は砲弾が自動装填され、装填後『閉鎖機』という砲弾を閉じ込める扉が自動で閉まる。発射ボタンを押すと同時に、電気信号が送られ、砲弾が発射される仕組み」 →つまり『閉鎖機』が完全に閉まっていないと発射できない。髙田さんは「閉鎖機の不具合も考えにくい」としている ▼現時点で原因を推定する材料はかなり少ないが、その上で髙田さんはごく稀に起こる現象に着目 「可能性は極めて低いが『不発射』が関係しているのではないか」 『不発射』とは… 砲弾が遅れて発射されたり、発射されなかったりする現象 砲弾が自動で装填されて閉鎖機が閉まって発射 →髙田さんによるとここですぐに発射されない場合がある その場合、一定時間待つことが規則で決められている。遅れて発射される場合もあるが、それでも発射されない場合は“隊員が砲弾を取り出す”ことがある ▼“不発射”の危険性は? あくまで『可能性の一つ』として… 「不発射が起き、隊員が閉鎖機を開け砲弾を取り出す際に何かトラブルが起きたのでは」 例えば扉を開けた後に『砲身の中で弾が爆発した可能性』や『弾を取り出す際に爆発した可能性』など ただ、髙田さん自身も「経験上確率は極めて低い」としている また、「大変残念で、丁寧な原因究明と再発防止を図ってもらいたい」 自衛隊は「爆発の原因の調査を進めている」としている
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