「4月からラヴィットが死んだ」SNSで批判殺到のテコ入れ、迷走する「はなまる化」の衝撃

『ラヴィット!』への辛辣な声をTBSはどう受け止めるのか

新年度を迎え、テレビ業界は改編期に突入した。その中で、TBS系の朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』に起きた「異変」が波紋を呼んでいる。公式な告知のないまま、年度替わりの3月30日放送以降、番組の雰囲気が大幅に変化したのである。それが、これまでのファンからの猛批判を呼んでいるのだ。

突然消えた「無法地帯」…総合演出の降板で番組はどう変わった?

これまで同番組がターゲットとしてきたのは、テレビ好きのお笑いファンやゲームファンといったコアな視聴者だったといえる。それだけに人気はあるものの、視聴率には響いてこなかった。

しかし、今回のリニューアルは明らかに「主婦層」へと狙いを定めている。一部メディアやSNSでは他局の番組になぞらえ「ヒルナンデス化」と揶揄されているが、グルメ企画や主婦向けのクイズなどを前面に押し出したその実態は、かつて同局の朝を支えた『はなまるマーケット』への回帰ととらえても過言ではない。

これまでの『ラヴィット!』最大の魅力は、ひたすらゲームに興じたり、オープニングトークだけで2時間を費やしたりといった「無法ぶり」にあった。グダグダ感も含めた「大人の文化祭」的なノリが、コアなファンを惹きつけていたのである。夏の大イベント「ラヴィット!ロック」はまさにその象徴だ。

しかし、事態は2月から動いていた。一部メディアでの視聴率低迷を受けたテコ入れ報道を経て、3月下旬には出演者自らが番組内の変化を示唆するようになる。

3月25日の放送では、クイズのさなか、誤って罰ゲームが発動されてしまったときに、MCの麒麟・川島明が「制作が今日で最後やから申し訳ない」と発言。

さらに決定打となったのは、番組の総合演出を務めてきた村居大輔氏による、自身のXでの「番組を離れる」という報告である。

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