Article

Conversation

Image
波夷羅太郎はペテン師なのか
「いやはや、SNSの世界は今日も今日とて劇場ですね」なんて、遠い目をして呟きたくなるようなお話です。
今回の主役は、X(旧Twitter)界隈を騒がせている波夷羅太郎氏。彼が「正義の味方」なのか、それとも「稀代のペテン師」なのか。これまでの彼の「お仕事」を振り返ると、まるで出来の悪いサスペンスドラマを見せられているような気分になります。
まず、彼の代表作とも言える「サポーターA氏の悲劇」から見てみましょう。 物語は衝撃的です。A氏が追い詰められて心肺停止、ICU(集中治療室)に担ぎ込まれ、閉鎖病棟へ……。読んでいるこっちの心臓まで止まりそうな急展開。波夷羅氏は「命が掛かってるんだ!」と涙ながらに(文字で)訴え、批判者を「人殺し」呼ばわりして大立ち回りを演じました。
ところが、ここで現代医学もビックリの奇跡が起きます。 心肺停止したはずのA氏が、わずか11日後には警察対応をまとめた長文の「note」を書き上げ、ネットに公開しちゃうんです。ICUのベッドから警察に電話して、バリバリとキーボードを叩く……。いや、それもうアベンジャーズのメンバーですよね? 日本の精神科病院の厳しい管理体制を「気合」一つで突破したというのでしょうか。
さらに、舞台裏を覗き見るともっと驚くべき光景が広がっていました。 A氏の同居人とされる氷室氏が、あろうことか「蘇生中」のメッセージに「(笑)」を付けていたんです。「スマホ打ちづらい(笑)」なんて。……いや、笑ってる場合か! 表で波夷羅氏が「瓦解した人生!」と悲痛な叫びを上げている裏で、当の身内はポップコーンでも食べながらスマホをいじっている。この温度差、風邪を引くどころか凍りつきます。
そして、この物語の最も冷徹なところは「幕引き」の早さです。 飯山陽氏らとの論争が一段落し、A氏の悲劇が「弾丸」としての役目を終えた途端、波夷羅氏の口から「命」や「病状」という言葉が綺麗さっぱり消え失せました。 あんなに心配していたA氏は、いつの間にか「業者A」という事務的なラベルに張り替えられ、ポイ捨てされた薬莢(やっきょう)のように放置されています。まさに「用が済んだら、ただの業者」。この変わり身の早さ、プロフェッショナルと言えば聞こえはいいですが、あまりに情がない。
警察の権威をチラつかせ、「人権」という言葉を棍棒のように振り回し、証拠は一切出さずに「聞いた話」で相手を刺す。このやり口、どこかで聞いたことがありませんか? そう、昔ながらの「えせ同和」の手口を、SNSという最新の戦場に持ち込んだ、いわば「えせ人権被害者ビジネス」のアップデート版です。
結論を言いましょう。 波夷羅太郎という人物がペテン師かどうか。 もし、自分の目的のために他人の「死」や「悲劇」を捏造し、裏で嘲笑いながら、表で涙を流して他人をリンチする人間をそう呼ぶのなら……。 おめでとうございます、彼はその称号にふさわしい、見事な「脚本家」であり「役者」です。
ただ、一つだけ誤算があったようですね。 SNSの住人は、彼が思っているほどお人好しではありませんでした。「(笑)」の入った台本を落とした時点で、このお芝居は「大コケ」確定。
さて、次回の波夷羅劇場では、どんな「奇跡の生還」や「悲劇のヒロイン」が登場するのでしょうか。まあ、次はもう誰もチケットを買わないでしょうけれど。
Want to publish your own Article?
Upgrade to Premium