高松市のグループホーム「悠久の里 高松西」が入居者の食材料費を節約し3ケ月間の営業停止処分
高松市の有限会社サクラコーポレーションが運営する認知症対応型グループホーム「悠久の里 高松西」(定員18名)は、利用者から集めた食材費より安い費用で食事を提供し、その差額を返金しなかったとして、3か月間の営業停止処分を受けました。
高松市によると、この事業所では少なくとも2023年3月から2024年1月までの11ケ月間、認知症の利用者9人分のうち7人分だけ食材を発注し、足りない2人分はより安価な食材で補っていたそうです。その結果、利用者から徴収した金額との差額が約62万円生じたにもかかわらず、返金せず法人の利益としていたとのことです。市はこうした行為が介護保険法で定められた「要介護者の人格尊重義務」に違反すると判断しました。
ようするに、食費をごまかして儲けようとしたわけですが、これが人格尊重義務違反に該当するとは思いませんでした。たぶん、経済的搾取(economic exploitation)に該当すると判断されたのでしょう。
事業者は「利用者の食べ残しが多かったため、管理者の判断で食材を減らした。栄養バランスには配慮していた」と説明し、徴収し過ぎた分はすでに利用者へ返金したとしています。
この事件は2022年2月に情報提供があり発覚したようですが、高松市は2024年1月に立ち入り検査、3月に監査を実施したとのことで、実にゆっくりとした対応ですが、市は、関係書類を集めて精査するのに時間がかかり、このタイミングでの行政処分になったと説明しています。
有限会社サクラコーポレーションは以下のような介護事業を展開しているようです。
訪問介護支援事業所 あざみ 高松市屋島西町2302-1
訪問看護ステーション さくら 高松市屋島西町2302-1
デイサービス あざみ 高松市屋島西町2302-12
短期入所生活介護悠久の里 高松西 高松市飯田町1334番地4
認知症対応型共同生活介護悠久の里 高松西 高松市飯田町1334番地4



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