15日午前5時20分ごろ、三重県松阪市豊原町の櫛田橋北詰交差点で交通事故が発生し、約4時間にわたり同橋が通行止めとなった。この影響で周辺が大渋滞となったほか、同橋がスクールバスの通学路となっている同町の市立東部南小学校(岡本淳校長、222人)では早朝から児童の通学対応に奔走した。
松阪署によると、事故は同市豊原町の県道鳥羽松阪線の櫛田橋北詰交差点で発生。松阪方面から明和町方面に走行していた普通貨物車(2トン)が道路中央の信号機支柱に衝突して横転した。積載していたガラス資材が散乱したほか、信号機が倒壊。その清掃作業や倒壊信号機の撤去などが行われた。この影響で同9時40分ごろまで同橋の上下線で通行止めとなった。
交通規制の時間が通勤、通学時間と重なったことで、付近は迂回(うかい)路へ向かう車などで渋滞。また、同橋をスクールバスでの通学路としている東部南小の児童の通学に影響があった。
同小は今月、旧揥水小と旧漕代小が統合して誕生。旧揥水小の校舎を利用しているため同小児童は徒歩通学だが、旧漕代小の児童は同小に集まりスクールバスで通学している。この日、東部南小は午前7時すぎに通行止めを把握し、全保護者にバス利用児童は旧漕代小で待機するようにアプリで連絡。だが、すぐに解消されないと判断し、自宅待機するように再び連絡し、保護者や地域住民、教員らが旧漕代小に向かい、児童の安全確保の対応を行った。保護者が迎えに行くことができた児童は一度帰宅したが、仕事の都合などで迎えに行けない保護者の児童らは、教員の車で登校させたり、友人の保護者の家で待機したりするなどして安全を確保した。
その後、通行止めが解除となり、保護者にバス通学再開を知らせ、旧漕代小にバス2台を待機させた。再び、同小に集まった児童たちはバスに乗るなどして登校した。
東部南小ではバス利用児童が実際に登校していることを確認。1、2時間目を自習としていたが、3時間目から通常授業に戻した。給食の食材は通行止め前にすでに学校に到着していたため影響はなかった。