誤鑑定と刀屋の姿勢

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刀屋の良心だろうか。

私は日本刀鑑定師ではない。
だが、ある程度は刀が見える。
あくまである程度。
昔、ある人が受領(ずろう)長銘
のある肥前刀の立派な刀を持っ
ていた。二尺三寸一分。
私は手に取って何日も機会があ
る度に舐めるように拝見させて
もらった。
銘は何故だかややこすられてい
て、消えかかってはいた。
だが、上(かみ)を見るにどう見
ても正真だ。
ナカゴと銘を精査しても正真。
「どうだい?」と問われるので
私は正真に観える、と答えた。

ある時、その人はその刀を売却
しようと考えた。
武道具屋のような刀屋に見せた
ら、「これは贋物だが、うちで
高値で引き取るよ」と言って、
そこそこの値段で引き取った。
といっても、せいぜい当時の大
卒初任給2か月分+α程度だ。
後日、その刀は数百万円の値を
つけて店頭に並べられ、即売れ
だった。大卒初任給の20倍以上。
その事を知った元の持ち主が武
道具屋の刀屋に問うと店主は答
えた。
「あ?あれ?あれ、よく見たら
本物だったよ」(ママ)

実話である。
その武道具屋のような刀屋とは
元の持ち主は縁を切った。
その手の類の事を他にも多くさ
れていたからだった。
私も武道関係の知り合いだった
が、私個人も同類の件をいくつ
も経験していたので縁を切った。
私を可愛がってくれていた剣法
仲間の先輩も同様の件が複数件
あったらしく、縁を切った。
私たち三人が縁を切ったら、一
気にその武道具屋のような刀屋
の関係者十数名が一斉にその武
道具屋のような刀屋と縁を切っ
た。
私たち三名は、その後その武道
具屋のような刀屋から執拗ない
やがらせを受けた。それはもう
筆舌に尽くせない程の執拗ない
やがらせを。
仲裁で東京都剣道連盟の居合道
部会の会長である某著名落語家
でもあった長である高段者の先
生が事情一切を調査して裁定を
下した。
我々三名は御構い無し、その武
道具屋のような刀屋は都連の所
属区から所払いとなった。
その時に駆け込み寺ではないが、
江戸期の武家のように我ら三名
を庇護してくれたのが私の後の
終生の師匠となる人だった。身
を挺して前面に立って我らを護
ってくれた。
血脈も数代前は黒田藩家老とい
うまことの武士であるが、現世
においても、その身の置き方は
まさに武士だった。

あまりにひどい立場を利用した
パワハラ嫌がらせだったので、
私たちは提訴しようかと考えて
いた。
いや、あれは本当にひどかった。
執拗に私の職場にも毎日何度も
いやがらせ脅迫電話をかけてき
ていた。お前らを二度と表に出
れないようにしてやるぞ、等々。
すべて電話での会話は録音した
し、テープ起こしもして記録化
した。提訴後の疎明資料とする
ために。
職場の上司の弁護士は「偽計業
務妨害ならびに威力業務妨害」
とまで断言していた。
世の中、自分の行状を顧みずに
被害者面して他人を個人的に攻
撃する事を専らとするような人
的質性のヤカラというのは、結
構そこらにいるものだ。

特徴は異常な執拗性。
これは時代を問わず、そうした
ヤカラの共通項としてみられる
現象のようだ。

なお、ちなみに後日判明したが、
その武道具屋のような刀屋は勝
共連合統一協会の会員だった。