娘に性的暴行、二審も懲役8年 実父側の控訴棄却 名古屋高裁支部
富山県黒部市で2016年、高校生だった娘の福山里帆さん(26)に性的暴行を加えたとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた無職大門広治被告(54)の控訴審判決が21日、名古屋高裁金沢支部であった。 増田啓祐裁判長は懲役8年とした一審富山地裁判決を支持し、被告側控訴を棄却した。 二審では、福山さんが拒否できない状況にあったことを被告が認識していたかが争点となった。 一審富山地裁は25年10月、福山さんは中学生の頃から繰り返し暴行を受けるなどして「抵抗する気力をほとんど失っていた」と指摘。被告側は「娘は逆らえた」と無罪を主張したが、求刑通りの判決を言い渡していた。 控訴審は3月の第1回公判で「これ以上、私を壊さないで」などとする福山さんの意見陳述書が読み上げられ、即日結審した。