「愚妻」は「愚かな妻」という意味じゃない、謙遜表現だから「"愚かな私"の妻」という意味だ!とかいう珍説を唱える人ときどき湧くけど、日本語不自由すぎるな。
「粗茶」は文字どおりには粗末なお茶だし、「拙宅」は文字どおりには拙い家だよ。「愚妻」も同じで文字どおりには愚かな妻だよ。
これらはいずれも、自分の茶、自分の家、自分の妻を下げることが、自分が謙遜する意味を持つという構造の言葉なの。
そして、現代において愚妻や豚児といった表現が嫌われるのは、謙遜表現だということを知らないからじゃないよ。みんな謙遜だということはわかってるけど、いやお前が謙遜するのに人を下げるなよと言われてるの。
日本語ネイティヴで何十年も生きてきてそんなこともわからないのやばすぎるだろ。