陸自戦車の砲弾暴発、3人死亡1人負傷 大分の演習場、射撃訓練中
防衛省によると、21日午前8時39分ごろ、大分県の陸上自衛隊日出生台演習場で、西部方面戦車隊が10式戦車で射撃訓練をしていたところ、戦車の砲弾が暴発した。戦車に乗っていた隊員3人が死亡し、1人が負傷したという。
日出生台演習場は、大分県の玖珠町と由布市などにまたがる約4900ヘクタールの陸上自衛隊の西日本最大の演習場。在沖縄の米海兵隊による実弾射撃訓練なども行われている。
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演習場近くの簡易郵便局の女性(60)によると、サイレンを鳴らした救急車と消防車10台くらいが演習場方面に向かって走っていったという。「火事でもあったのかなと思っていたが、ニュースをみてびっくりした」
玖珠町などによると、21日は実弾射撃訓練が予定されていた。女性は「どかんどかんと鳴っていた。いつもの音だから慣れていて、どの音が暴発か分からなかった」と振り返り、「隊員の方が気の毒」とおもんぱかった。
近くのキャンプ場の男性も「自衛隊の演習で砲弾の『ドーン』という音がするのは日常」という。「ここ最近は音がすごかった。異変は感じなかったが……」と話した。
小泉防衛相「大変残念でならない」
小泉進次郎防衛相は21日、「このような状況に至り、大変残念でならない。防衛省・自衛隊として、本事案の原因究明に努めるとともに、安全管理の徹底に努める」と記者団に述べた。事実関係の詳細や原因については、現在確認中だとした。
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