愛知県西尾市民病院(田中俊郎院長)は20日、不整脈の治療をした70代の男性患者が翌日に死亡する医療事故があり、遺族と1000万円の損害賠償金で示談に合意したと発表した。
病院によると2024年5月、男性の血管に通した細い管から電流による刺激を与える治療中、心臓の周りに血液がたまって圧迫する「心タンポナーデ」の発症が確認された。たまった血液を抜くなどの処置を施したが、発症から約4時間後に心肺停止となった。この約1時間後、心臓血管外科のある他の病院に運び込んだが既に治療が困難だった。
搬送を検討すべきだと主張した医師もいたが、主治医の判断で院内での処置が続けられ、病院は「判断が甘かった」としている。心タンポナーデ発症の原因は不明という。【永海俊】
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