日本でエロコンテンツを制作している中国人の立場からこの市場について言わせてもらうと、中国大陸は完全に「プロダクトと市場が一体化したトラフィック(視聴数・アクセス数)至上主義」です。
コア技術はアメリカ製を使い、中国人は中国市場のニーズに特化したプロダクトを作る。しかも、基本的には「まずはユーザーを囲い込んでからマネタイズを考える」というスタンスです。
特にここ数年、漫画のモーションコミック化や小説のショートドラマ化が急成長し、ショート動画市場そのものが巨大なマネタイズの場として確立されました。この土壌があったからこそ、AIツールの登場によって生産性の爆発的な革命が起きたわけです。
原作が漫画であれ小説であれ、AIツールを使えばほぼ全自動で、制作から配信まで一気通貫(ワンストップ)で行えます。1人あたりの月間制作キャパシティはだいたい60〜120分にもなります。
そして、世界のSNSから隔離された「10億人のネットユーザーを抱える国内市場」という閉鎖空間の中で、マーケティングや広告投下(ブースト)を駆使してしのぎを削り合うわけです。その結果、そこで独自の進化を遂げた先鋭的なコンテンツの「一番美味しいところ(エッセンス)」だけが、海外の人々の目に触れることになります。
(これは逆も然りで、中国国内の人々も海外のネットで一番バズっているものしか見られませんが、それは全体から見ればごく一部に過ぎません。)
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