京都府南丹市園部町の山林で行方不明になっていた安達結希(ゆき)さん(11)が遺体で見つかった事件で、京都府警捜査本部(南丹署)は18日、結希さんの最終生存確認は行方不明となった先月23日の朝食後だったことを明らかにした。捜査本部は結希さんが自宅を出た後に事件に巻き込まれたとみて調べている。捜査本部は18日から、死体遺棄容疑で逮捕した父親の安達優季(ゆうき)容疑者(37)の本格的な取り調べを始めた。
結希さんは先月23日朝に登校せず、行方不明が判明した。捜査本部などによると、安達容疑者は23日正午ごろ自ら110番し、「23日午前8時ごろに車で(結希さんが通う)園部小まで結希さんを送った」などと説明していた。防犯カメラ映像では同小の付近で安達容疑者が運転する車が確認されているが、結希さんの姿は写っていなかった。
捜査本部によると、結希さんの最終生存確認は23日の朝食後で、玄関を出る姿を親族が確認していたという。捜査本部は、結希さんが玄関を出た後、安達容疑者の車に乗ったかは「捜査中」とした。
捜査本部や関係者によると、安達容疑者は結希さんの母親と昨年結婚し、結希さんと養子縁組して養父となり同居していた。
安達容疑者の逮捕容疑は3月23日朝~4月13日午後4時45分ごろ、結希さんの遺体が発見された園部町の山林内を含む、南丹市内の複数箇所に乗用車を使って結希さんの遺体を運び込んで隠し、遺棄した疑い。安達容疑者は遺体を数カ所に移動したとみられる。「私のやったことに間違いありません」と容疑を認めているという。
逮捕前の調べに「首を締め付けて殺した」との趣旨の供述をしており、捜査本部は結希さんの死亡の経緯についても慎重に調べている。