コンテンツにスキップ

ホセ・キハダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホセ・キハダ
Jose Quijada
東京ヤクルトスワローズ #11
東京ヤクルトスワローズ時代
(2026年3月14日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 モナガス州カリピト英語版
生年月日 (1995-11-09) 1995年11月9日(30歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2019年4月23日
NPB / 2026年3月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム  ベネズエラ
WBC 2023年

ホセ・グレゴリオ・キハダJosé Gregorio Quijada, 1995年11月9日 - )は、ベネズエラモナガス州カリピト英語版出身のプロ野球選手(投手)。東京ヤクルトスワローズに所属。

経歴

[編集]

プロ入りとマーリンズ時代

[編集]

2013年年9月9日にアマチュア・フリーエージェントでマイアミ・マーリンズと契約しプロ入り[1]

2014年にルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・マーリンズでプロデビューを果たした。16試合(74イニング)に登板し、5勝5敗、防御率は2.91という成績だった[2]

2015年は、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズで8試合(8回)に登板し、0勝0敗、防御率は0.00という成績だった[2]

2016年は、A級グリーンズボロ・グラスホッパーズとA+級ジュピター・ハンマーヘッズで合計で28試合(50イニング)に登板し、5勝2敗、防御率は2.32という成績だった[2]

2017年は、A+級ジュピターとAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで合計で39試合(55.2イニング)に登板し、5勝1敗1セーブ、防御率は3.23という成績だった[2]

2018年は、AA級ジャクソンビルとAAA級ニューオーリンズ・ベイビーケークス英語版で合計で44試合(63イニング)に登板し、2勝6敗7セーブ、防御率は3.00という成績だった[2]。シーズン終了後に40人枠入りした[3]

2019年はAAA級ニューオーリンズでシーズンを迎えた[2]。4月23日にアクティブ・ロースター入りし[4]、4月24日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビュー。リリーフで23イニングを投げた [5]。5月8日のシカゴ・カブス戦の11回、ジェイソン・ヘイワードにサヨナラ本塁打を被弾した[6]。3日後の11日にAAA級ニューオーリンズに降格となった[7]。マーリンズでは34試合(29.2イニング)に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率5.76という成績だった[8]

2020年2月3日、マーリンズからDFAとなった[8]

エンゼルス時代

[編集]
ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2022年7月8日)

2020年2月10日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスと契約した[9]。8月28日にメジャーに昇格[8]。9月11日のコロラド・ロッキーズ戦でチャーリー・ブラックモンにサヨナラ満塁弾を被弾した。この年は6試合(3.2イニング)に登板し、0勝1敗、防御率7.36、6奪三振という成績だった[10]

2021年7月30日にAAA級ソルトレイク・ビーズからメジャー昇格した[11]。10月1日には20年ぶりのプレーオフ進出を狙っているシアトル・マリナーズ戦に無死一・三塁の場面から登板し、打者3人全員を三振に取りマリナーズのプレーオフ進出の可能性に大きな傷をつけた[12]。この年は26試合の登板で0勝2敗、防御率4.56、25.2イニングを記録した[13]

2022年は開幕を故障者リストで迎えたが、5月に復帰した。夏に抑えのライセル・イグレシアスアトランタ・ブレーブスにトレードされた後は、セットアッパーや抑えとして起用されるようになった。この年は42試合に登板して防御率3.98を記録するキャリアハイとなった[8]

2023年は10試合に登板したが0勝1敗と4年連続で勝ち星を1つも記録できなかった[8]。ただ、その一方で4セーブ5ホールド記録した[8]。また、防御率は6.00と自身2番目に悪く、奪った三振もわずか8個のみに留まった[8]

2024年は22試合に登板してエンゼルス移籍後初勝利を含む2勝2敗7ホールド、防御率3.26、24奪三振などと前年より大幅に成績が向上し、復活を遂げた[8]

2025年の開幕はAAA級ソルトレイクで迎えた。5月10日にAA級ロケットシティ・トラッシュパンダズに配属された[8]。その後7月24日にロバート・スティーブンソンが60日間の故障者リスト入りを受け、メジャー復帰[14]。復帰後は2試合に登板したが1ホールドを記録しただけで同月30日にアンドリュー・チェイフィンルイス・ガルシアジェイク・イーダーをトレードで獲得したことなどに伴いDFAとなり[15]、8月4日にAAA級ソルトレイクに降格した[8][16]

ヤクルト時代

[編集]

2025年12月19日に東京ヤクルトスワローズが獲得を発表した[17]。背番号は11[17]

2026年3月27日にDeNA戦で来日初セーブを挙げると、その後もセーブを重ねた。4月12日の巨人戦で6つ目のセーブを挙げた。このことで初登板から巨人の大勢に続き2人目となる6試合連続セーブを記録した。外国人では巨人のサンチェの記録を抜いて新記録となった。また、初登板から6試合すべて無失点でセーブを挙げたのはキハダが初めて[18]

選手としての特徴

[編集]
投球データ(2021年レギュラーシーズン)[19]
球種 割合 平均球速 最高球速
% mph km/h mph km/h
フォーシーム 73.3 93.6 150.6 96.4 155.1
チェンジアップ 13.6 86.4 139 89 143.2
スライダー 13 79.6 128.1 82.3 132.4

最速97.5mph(約156.9km/h)、平均93.6mph(約150.6km/h)のフォーシームが投球の7割以上を占める速球派。変化球は、チェンジアップスライダーがある。

2024年にはフォーシームが94.5%も占めており、年々スライダーとチェンジアップの割合が減少している。

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2019 MIA 3400002314.40014429.227102634442020195.761.79
2020 LAA 600000101.000203.261201600437.362.18
2021 2600000205.00011025.22021511381114134.561.36
2022 42000005312.00016940.22552142521019183.981.13
2023 1000000145.000419.080302800766.001.22
2024 2200002207.5008419.112117022401973.261.50
MLB:6年 1400000414834.222568128.09819848121724273664.641.42
  • 2024年度シーズン終了時

WBCでの投手成績

[編集]









































2023 ベネズエラ 30010132.1302013103311.57

年度別守備成績

[編集]


投手(P)












2019 MIA 3412001.000
2020 LAA 60000----
2021 2602001.000
2022 420310.750
2023 100000----
2024 2201001.000
MLB 1401810.900
  • 2024年度シーズン終了時

記録

[編集]

MLB

[編集]
初記録
投手記録
打撃記録
  • 初打席:2019年7月28日、対アリゾナ・ダイヤモンドバックス3回戦(マーリンズ・パーク)、5回裏にロビー・レイから見逃し三振

NPB

[編集]
初記録
その他の記録
  • 初登板から8試合連続セーブ(継続中):2026年3月27日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)- [21]

背番号

[編集]
  • 74(2019年)
  • 65(2020年 - 2025年)
  • 11(2026年 - )

代表歴

[編集]

脚注

[編集]
  1. José Quijada”. MLB.com. 2019年4月23日閲覧。
  2. 以下の位置に戻る: 1 2 3 4 5 6 José Quijada”. Baseball Cube. 2019年4月23日閲覧。
  3. Marlins' Jose Quijada: Promoted to 40-man roster”. CBS Sports (2018年11月20日). 2019年4月23日閲覧。
  4. Marlins' Jose Quijada: Promoted to big leagues”. CBS Sports (2019年4月23日). 2019年4月23日閲覧。
  5. Miami Marlins at Cleveland Indians Box Score, April 24, 2019”. Baseball Reference. 2019年4月26日閲覧。
  6. Miami Marlins at Chicago Cubs Box Score, 2019-05-08”. mlb.com. 2019年5月9日閲覧。
  7. Marlins' Jose Quijada: Sent to minors”. CBS Sports (2019年5月11日). 2019年5月11日閲覧。
  8. 以下の位置に戻る: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 MLB公式プロフィール参照。2025年8月7日閲覧。
  9. Angels Claim Jose Quijada, Designate Parker Markel”. 2021年12月11日閲覧。
  10. 2020 Angels in review: José Quijada (2020年12月18日). 2021年12月11日閲覧。
  11. @LAAngelsPR (30 July 2021). “Today the Angels recalled RHP James Hoyt and LHP José Quijada from Triple-A Salt Lake”. X(旧Twitter)より2022年3月31日閲覧.
  12. Bollinger, Rhett (2021年10月1日). “Suarez the spoiler as Halos edge Mariners”. MLB.com (MLB Advanced Media) 2022年3月31日閲覧。
  13. Jose Quijada Stats”. Baseball Reference. 2022年3月31日閲覧。
  14. Darragh McDonald (2025年7月24日). Angels Select Jose Quijada (英語). MLB Trade Rumors. 2025年8月7日閲覧。
  15. Anthony Franco (2025年7月31日). Angels Designate Jose Quijada For Assignment (英語). MLB Trade Rumors. 2025年8月7日閲覧。
  16. Darragh McDonald (2025年8月6日). Angels Outright Jose Qiuijada (英語). MLB Trade Rumors. 2025年8月7日閲覧。
  17. 以下の位置に戻る: 1 2 新外国人選手獲得のお知らせ”. 東京ヤクルトスワローズ (2025年12月19日). 2025年12月19日閲覧。
  18. INC, SANKEI DIGITAL (2026年4月12日). ヤクルト・キハダが外国人プロ野球記録 NPB初登板から6試合連続セーブ あと1セーブで巨人・大勢に並ぶプロ野球記録”. サンスポ. 2026年4月13日閲覧。
  19. player (英語). baseballsavant.com. 2021年11月20日閲覧。
  20. INC, SANKEI DIGITAL (2026年3月27日). ヤクルト、一発攻勢で逆転勝利”. サンスポ. 2026年3月27日閲覧。
  21. 【ヤクルト】キハダがNPB初登板から7試合連続セーブ 22年大勢のプロ野球記録に並ぶ - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2026年4月16日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]