フリースローに成功…トヨタが開発、倒立2輪型AIロボットの実力
トヨタ自動車はAI(人工知能)駆動のバスケットボール向けヒューマノイド「CUE7」を開発した。ドリブルやシュートの動作を強化学習で実行する。従来はエンジニアが動作を作り込む必要があったが、複雑な動きをロボットが試行錯誤して身に付ける。ダイナミックな全身動作を実現する基盤技術として発展させる。 【動画】フリースローに成功するヒューマノイド「CUE7」 プロバスケットボールチーム「アルバルク東京」のホームゲームで公開した。機体は2本足の先端が車輪になった倒立2輪型。全長219センチメートルでアスリート風にデザインした。軸数が減り従来機よりも38%軽くなり、高速走行が実現した。人の動きを学習させて、フリースローやドリブルを成功させた。 バスケは動きながらボールを扱うためシミュレーションと実機の解離が大きい。この解離はヒューマノイドがさまざまな物を扱う際の課題になっている。バスケを題材にシミュレーションでの学習と実機での学習を統合する技術を磨いていく。