「伝統引き継ぎ、最高の母校に」奈良・上牧町で新「上牧中学」開校式、町立中2校が統合

開校式で新たな校章が入った校旗を披露する奈良県上牧町の永井工仁教育長(左)ら=4月7日、同町立上牧中学校

少子化により1学年に複数学級を確保できないことを理由に奈良県上牧町の町立中学2校を統合し、4月から新たに発足した町立上牧中学校で7日、開校式が行われた。式典に出席した永井工仁(のりひと)教育長は「自分らしさを未来へ」を同校の理念として開校宣言を行ったほか、新たな校章がデザインされた校旗を披露した。

旧上牧中、旧上牧第二中を統合した新生「上牧中」は町役場に隣接する旧上牧中のグラウンドに、町が建築工事費約32億7800万円をかけて4階建ての新校舎などを整備し、校歌も刷新。町内の生徒403人が通い、各学年で4学級を確保できる規模に生まれ変わった。1年生は新デザインの制服で登校する。

開校式で決意表明を述べる生徒代表の2人=4月7日、奈良県上牧町の町立上牧中学校

開校式で阪本正人(まさひと)町長は生徒らに「新たな学び舎で自分らの可能性を広げていってほしい」とあいさつ。いずれも生徒会長で3年の吉崎翠(すい)さん、山内一志(かずし)さんが「(統合前の2校の)伝統のバトンを引き継ぎ、新しい仲間と後輩が『この学校でよかった』と思える最高の母校を作る」と述べた。

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