改憲・戦争にNO! 国会前デモ 思い思いの旗、プラカード手に

改憲や戦争に反対する国会前デモの参加者たち=国会前で2026年4月19日午後2時37分、後藤由耶撮影
改憲や戦争に反対する国会前デモの参加者たち=国会前で2026年4月19日午後2時37分、後藤由耶撮影

 高市政権が進める改憲の動きや、戦争に反対するデモが19日、国会前であった。市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」などが呼びかけ、3万6000人(主催者発表)が参加。手作りのプラカードや旗を手にした人たちが多く集まり「戦争反対、改憲反対」の声を響かせた。

 東京都内の会社員、境野淑さん(32)は「戦争ができる国にはしたくない」との思いを込め、白色の生地に「NO WAR」の文字とハートとハトのマークをあしらった旗を振った。旗は尹錫悦大統領の弾劾を求める韓国のデモに刺激を受けて作ったという。

 都内のケアマネジャーの女性(53)は、他界した母親の着物用コートをリメークした旗に「NO WAR」と書き込んだ。戦争反対だった母親の思いを継ぎ「憲法9条は世界に誇るもの。これを守らないでどうする」と語った。

 小学生の男児2人を育てる滋賀県の建築士の女性(42)は「祖父はインパール作戦に従軍し、マラリアで亡くなりました。戦争に行かなければ祖父に会うことができたと思います」。朝に新幹線で駆けつけたといい「子どもたちが戦争に行くようなことにはさせたくないので、多くの人たちと一緒に声を上げようと思い、来ました」と話した。

 高市早苗首相は12日にあった自民党大会で「改正発議にメドが立ったと言える状態で来年の党大会を迎えたい」と語るなど、憲法改正に強い意欲を見せている。【後藤由耶】

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