「社会化」という言葉は、社会学では三つの意味で用いられている[1](桑原 2001: 81-82)。
しかし、殊に社会学の用語で用いられる場合には、十中八九(80%?)、3)の意味だと思って良い。2)の意味で使うことはそんなに多くない(18%?)。1)の意味で用いることは、ジンメル研究の文脈においてだけである(2%?)[2]。
[2] しかもである、2)3)の原語が「Socialization」であるのに対して、1)は「Vergesellschaftung」である。原語からして違うのだ。そもそも「異なる意味の異なる外国語」に「同じ訳語」を当ててしまっているのだ。
[3] デュルケム著(宮島喬訳)、1978年『社会学的方法の規準』岩波書店、51-52頁。[https://drive.google.com/drive/folders/1vXy1s3Vn3kYuKbV8LRMdATLEMXM-WgqI