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「ねぇゆりみ、お父さんが転勤することになったの」
「あぇ~!?嘘つかないでよん!もうエイプリルフールは終わったのよぉ!?」
「嘘…じゃないわ。一週間後からよ」
「…ほぇ?うそぉ!?!?」
ーーー
アタシ、ゆりみ!
どこにでもいる中学2年生~!
…のはずだったのにィ…今日から転校生!?
しかも寝坊しちゃってぇ、
今パンを咥えながら走っているのォ~♥️キュルン
次は確か…この交差点ねェェ!
ここを右に曲がってェ…!
その時。
可愛いゴスロリ服を纏ったアタシに、黒い塊がぶつかってきた。
「イッタァァァァイ!!!ちょっと何よぉ」
ゆるっ
すると黒い塊はムクッと動いた。
アタシは…目を、疑った。
「…」
目の前に、黒ずくめの男の子。
同い年くらいだろうか。
そして…
「スッゴクゥゥイッケメェェェェェェン♥️♥️♥️!!!!」
きゃぁ!アタシったらおっちょこちょいなんだからぁ♥️
思わず心の声が出ちゃったァ♥️
アタシの可愛い女優ボイスに思わずたくさんの人が振り向く。
すると黒いイケメンはさっさと行ってしまった。
はぁ、イケメン逃しちゃった。
って!アタシ遅刻しそうなんだった!!
いっそげええええええええええええええ❤️
キーンコーンカーンコーン
アタシは職員室に立っていた。
目の前には、生徒会長(らしい)宮崎幸。
「あなたっっ!登校初日から制服じゃなくてゴスロリをきてくるなんて!!!ありえません!!!!!」
「…真っ黒な制服だったら、アタシのかわいさが目立たないじゃないですかぁ♥️?」
「…ハァ、もういいわよ」
宮崎幸を蹴散らしたアタシは、自分の教室らしいドアに手を掛ける。
「しっつれいしまぁぁぁす!!♥️」
するとそこにいたのは…
あの時の、イケメンくん!?!?!?
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