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最近のナフサ不足報道や、政府からの発信に関するまとめ。 現在の、当アカウントの見解は以下の通りです。今後の状況変化で変わる可能性はあります。 ・ナフサ不足は事実。エチレンプラントは、需要を下回る減産を行なっている。 ・但し、エチレンプラントの停止にまでは至っていない。何とか稼働を継続、定期修理明けのプラントも停止期間が計画より伸びたものの、稼働を再開。ナフサ調達努力の成果。 ・石油化学製品供給は厳しい状況ではあるが、「6月に詰む」という表現は誇張し過ぎと感じます。詰まないように政府・民間関係者が努力を重ねている。 ・これまでの中東ナフサに比べて、現在アメリカなどから調達しているナフサは高価。モノ不足と相まって、石油化学製品の価格は軒並み上昇。 ・石油化学チェーンの中でも、エチレンプラントなどの上流は大手化学メーカーや石油精製会社が運営しているが、プラスチック加工業などは規模の小さい会社も多い。値上げの波の中で耐えきれない会社が出てくるのが、景気後退への懸念。「物流の目詰まり」の原因にもなる。 ・ナフサを原料とする石油化学製品(プラスチックや溶剤)は、ガソリンや重軽油など石油製品と比べて商品の裾野が膨大で、全貌を把握するのは困難。影響は下流に行くほど遅れて、様々な産業分野に影響が出る。 ・個人的に、中東情勢に関する政策(備蓄放出やガソリン補助金)や、政府発表は、景気後退やパニックを防ぐことに重点を置いており、理解できます。政権批判をしたところで、誰が政権にあろうと日本の選択肢は変わらず、状況に変化は無いと予想します。苦しい状況の中で、政府関係者は最善を尽くしている。 ・それでも、混乱長期化した場合の日本経済への影響は、大きなものであると予想します。
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日本ファクトチェックセンター(JFC)
@fact_check_jp
イラン戦争でナフサや関連する石油化学製品が不足するなか、TBS報道特集が専門家の「6月には詰む」という見通しを報じました。これに対し、高市早苗首相はXで「事実誤認」と反論し、中間段階の製品も加えれば「国内需要の4ヶ月分が確保できる」と主張しました。しかし、その後もナフサ不足のニュース