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Conversation

京都で継父による痛ましい子どもへの事件が起きました。心からお悔やみを申し上げます。そして、こうした投稿が広がる心理や気持ちはわかります。 でも、これはデータとして正確ではなく、政策論としても成立は困難です。少し丁寧に整理させてください。 ■ データが示す現実 厚生労働省の統計(2023年度)によると、児童相談所が対応した虐待の加害者は—— 実母:48.3% 実父:42.3% 実父以外の父親(継父・養父):5.1% 加害者の約9割は実の親です。「継父が危ない」という印象は、データとは乖離しています。 一方で確かに警察の検挙データ(重篤事案)では継父・内縁の父の比率が相対的に高く見える傾向はあります。 ただしこれは、日本ではステップファミリーの全国的な分母を厳密に置ける公的統計が乏しく、リスク比較にはなお限界があるため、リスクの高低を正確に比較することが現時点ではできません。 「多く見える」と「リスクが高い」は別の話です。 ■ 私自身も継父(ステップファザー)です 少し個人的なことを書きます。 私はステップファミリーの父親、つまり継父です。7歳で娘が養女となり、子どもたちと向き合う中で、血のつながりがない親子関係の難しさも、その豊かさも、身をもって感じてきました。 だからこそ、「継父という属性」だけで危険視するような言説には、どうか少し立ち止まって考えてほしいと思います。 同じように悩みながら、真剣に子育てに向き合っている継父・ステップファミリーの方々がいます。 こうした言説が、そういった家族やその想いをさらに孤立させることにならないか。そこが気がかりです。 ■ 問題の本質は「家族の形」ではない 研究者たちが指摘するのは、虐待リスクを高める要因は家族構成そのものではなく、以下のような複合的な背景だということです。 ・経済的困窮・孤立 ・DVの存在 ・親自身が虐待を受けた経験 ・地域・行政との繋がりの希薄さ ・ステップファミリーへの支援・相談窓口の欠如 ■ では政策として何ができるか 「再婚・交際を禁じる」は憲法上あり得ませんし、残念ながら何の解決にもなりません。むしろ必要なのは、 ・ステップファミリーに特化した相談・支援窓口の整備 ・継父母と子どもの関係形成を助けるペアレンティング教育の普及 ・虐待の早期発見のための要対協(要保護児童対策地域協議会)の機能強化 ・孤立した家庭へのアウトリーチ型支援の拡充 などではないでしょうか。 【追記】あわせて指摘したいのが、離婚後の親子関係のあり方です。 単独親権のもとでは、離婚後に実父が子どもの生活から切り離されやすい。 共同養育が機能していれば、継父との関係に何か異変があっても実父が気づけるなど、複数の大人が子どもを見守るセーフティネットとして働きます。 虐待防止の観点からも、共同親権・共同養育の推進は重要な論点ではないでしょうか。 ■ 悲しい事件が起きるたびに、怒りの矛先を「属性」に向けてしまうのは理解できます。 でもそれは問題の本質から目を逸らし、当事者を傷つけ、有効な対策を遅らせてしまいかねません。 痛ましい事件を、どうにか正しい政策議論につなげていきたい。継父の一人として、一人の政治家として、そう思っています。
Quote
chama
@ch8_maru
やっぱりな シングルマザー×彼氏(継父)の組み合わせ、子殺し率高すぎる 法的に禁じたほうがいいレベル