"バトロワ"をやります外伝 PVE ダーク・ファイター・スクワッド CHAPTER2

  • 1ポチェモブ26/01/25(日) 23:53:06
  • 2二次元好きの匿名さん26/01/25(日) 23:59:35

    オツカレーッ ここまで味方側の犠牲者出てないし今回は割と順調に行けるのかもしれないね

  • 3二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 00:01:05

    最初はボスキャラが味方になると思ったのになあ
    お前は成長しないのか 生姜焼きがいる時点で会話は聞かれてるんだよ

  • 4ポチェモブ26/01/26(月) 00:02:45

    どうせあとで使うからマスロゴの画像を貼っておくのんゴロンヤメロオオオ


  • 5ポチェモブ26/01/26(月) 00:04:16

    第3ターン 第1フェーズ:諜報・作戦フェーズ
    ~残された火種と、影に潜む暗殺者~
    時刻:21:00
    現在地:アニマンティックシティ・セントラルパーク跡地(簡易基地)
    繁華街エリアでの激戦を終え、一行は再び拠点へと戻っていた。
    強敵二人を倒した安堵感よりも、稀咲鉄太に見せつけられた「支配」の絶望感が、基地の空気を重くしていた。

    (今夜はここのフェーズが終わったら中断ッスね、タフ2章を見たいしなヌッ)

  • 6二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 00:04:18

    今更だけど過去のロワ傾向や主催者待遇キャラ的にポチェモブは洋画と仮面ライダーセイバーを中心に多方向の趣味を持ってるタイプ?

  • 7ポチェモブ26/01/26(月) 00:10:05

    >>6

    あにまんでタフカテ見てるんだぜ、そりゃあある程度の知識はあるだろ。

    まぁその代わりブルアカとかソシャゲ系はさっぱりだからバランスは取れてるんだけどね。(FGOは2部の途中で止めたから正直モルガンとかのエミュも手探りっス)


    イベント1:踏みにじられた仁義

    登場人物: 『閻魔』久瀬大作、『ワン・ウェイ』一方通行

    基地の端、瓦礫の山で、鈍い音が響き渡っていた。

    ドガッ! バキィッ!

    『閻魔』久瀬大作が、既に動かなくなっているマネモブの残骸を、拳から血が滲むのも構わずに殴り続けている。

    「クソがッ! クソがァッ!! なんで俺の手を弾きやがった! なんで自分で自分を撃ちやがったァ!!」

    怒りの矛先は、死んだ稀咲へ、そして何より彼を操ったマキマへと向けられていた。

    止め処ない暴力の嵐。その背後から、白い影が近づく。

    「……おい。その辺にしとけよ、三下。

    鉄屑相手にいくらイキっても、死人は戻らねェぞ」

    『ワン・ウェイ』一方通行だ。彼はポケットに手を突っ込んだまま、冷ややかな視線を送る。

    久瀬は肩で息をしながら振り返り、ギロリと一方通行を睨みつけた。

  • 8ポチェモブ26/01/26(月) 00:13:12

    「……あァ? 分かってんだよ、んなこたぁ」

    久瀬は血塗れの拳を震わせる。

    「あの眼鏡のガキ……稀咲って言ったか。あいつは最期、確かに『負け』を認めやがった。這い上がる気概が見せたんだよ。

    敵だろうが何だろうが、男が命懸けで積み上げた『意地』ってもんがあるだろうが!」

    久瀬が地面を強く踏みしめる。

    「それをあの女……マキマは、ゴミみてェに踏みにじりやがった。

    俺と奴の喧嘩に、薄汚い土足で割り込んで来やがって!!

    ……俺はそれが、一番許せねえ!!」

    極道としての筋。男としての矜持。それを根底から否定する「支配」という暴力。

    一方通行は、久瀬の怒りを鼻で笑うことなく、静かに受け止めた。

    「……ま、同意だなァ」

    一方通行が空を見上げる。

    「俺も大嫌いなんだよ。他人の人生(シナリオ)を勝手に書き換えて、人形で遊ぶみてェに使い潰すクソ野郎はなァ」

    一方通行の脳裏に、かつての研究者たちの顔がよぎる。

    「あの女狐……マキマと言ったか。

    ……ブッ潰すぞ。テメェのその拳と、俺のベクトルでな」

    「おうよ……!」

    久瀬はニヤリと、凶悪な笑みを浮かべた。

    「地獄の底まで追い詰め、詫び入れさせてやる…必ずな」

    最凶の能力者と、最強の極道。

    共通の敵に対する激しい怒りが、二人を固く結びつけた。

  • 9ポチェモブ26/01/26(月) 00:15:16

    イベント2:持たざる者たちの共鳴

    登場人物: 『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実、『パイロインデックス』葛西善二郎

    「火火火! さっきの『爆風当身』、凄かったねぇ!」

    ドラム缶の焚き火の前で、『パイロインデックス』葛西善二郎が手を叩いて称賛していた。

    「おじさんの炎をあんな風に使うなんて、思いついても普通はやらないよ。君、やっぱりイカれてるね」

    「へっ、褒め言葉として受け取っとくぜ」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実は、包帯を巻き直しながら不敵に笑う。

    「あんたの火力がデカかったからな。……礼を言うぜ、おじさん。おかげで新しい技のヒントが見えた」

    鈴木は、自分の掌を見つめる。

    「俺には超能力も魔術もねえ。あるのはこの身体と技術だけだ。

    だけどよ……だからこそ、工夫次第でどこまでも強くなれる。化け物どもを出し抜ける。それが楽しくて仕方ねえんだ」

    葛西は目を細め、オイルライターを弄ぶ。

    「うんうん、分かるよ。俺もただの放火魔だからね。

    才能や血統にあぐらをかいてる連中が、俺らみたいな『普通』の人間に足元をすくわれる瞬間の顔……たまらないよねぇ」

    「違げえねえ」

    鈴木はニヤリと笑い、葛西と拳を突き合わせた。

    「次も頼むぜ、最高の燃料(アシスト)をよ。俺が風に乗せて、もっと派手に燃やしてやるからな」

    「了解。君の成長、特等席で見守らせてもらうよ」

    異能を持たないが故の強さ。二人の間には、職人のようなリスペクトが生まれていた。

  • 10二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 00:15:41

    久瀬アナタ仁義と心のアツさがカッコ良すぎる
    本気で惚れちゃうかも

  • 11ポチェモブ26/01/26(月) 00:17:21

    イベント3:道化師の失恋(?)

    登場人物: 『マガツイザナギ』足立透、『アース・マザー』ティアマト

    基地の一角では、『アース・マザー』ティアマトが相変わらずモルガン(嫌がっている)を抱きしめ、よしよしと撫で回していた。

    その様子を見て、『マガツイザナギ』足立透がヘラヘラと近づいていく。

    「いやぁー、ティアマトちゃんさぁ。僕もさっき頑張ったんだけど?」

    足立は自分の頬を指差して、おどけてみせる。

    「ほら、僕も『こども』みたいなもんでしょ? 社会的には大人になれないダメ人間だしさー。

    僕もあの女王様みたいに、ママーって甘えさせてくれないかなぁ? ギュッとしてくれたら、僕もっと頑張っちゃうよ?」

    ティアマトはゆっくりと顔を上げ、足立をじっと見つめた。

    その瞳が、足立の奥底にある腐った根性、虚無、そして欺瞞を見透かす。

    「……」

    プイッ。

    ティアマトは露骨に顔を背け、あろうことか「べー」と舌を出した。

    「……あなた、くさい。……こころが、くさってる」

    「えぇ……」

    足立の笑顔が引きつる。

    「ちょ、酷くない? 臭ってないよ? 毎日お風呂入ってるよ?」

    「……あっちいけ。……わるいこ」

    ティアマトは足立を完全に無視し、モルガンをさらに強く抱きしめた。

    「よしよし……このこは、いいにおい……」

    「離せと言っているだろう! 貴様、調子に乗るなよ!」

    モルガンが暴れる横で、足立は「ちぇっ、やってらんねー」と肩をすくめてすごすごと退散した。

    人類悪ですら、足立の腐った性根は受け付けなかったようだ。

  • 12ポチェモブ26/01/26(月) 00:19:18

    イベント4:罪喰いの業

    登場人物: 『Owl』滝澤政道、『マスター・アジア』東方不敗

    基地から少し離れた廃墟の屋上。

    『Owl』滝澤政道は、膝を抱えて座り込んでいた。

    戦闘中の狂乱は鳴りを潜め、今はただ、月を見上げる虚ろな目だけがあった。

    「……喰いてェなぁ。……母さんの料理……」

    ポツリと漏れた言葉。それは、怪物になり果てた男の、人間としての未練。

    「悩み深き若者よ」

    背後から、厳かな声が掛かった。

    『マスター・アジア』東方不敗が、腕組みをして立っていた。

    「……なんだよ、ジジイ」

    滝澤は顔を上げない。「説教なら他所でやってくれ。……俺はもう、人間じゃねえんだよ」

    「人間か、怪物か。そのような境界になんの意味がある」

    マスター・アジアは滝澤の隣に歩み寄り、夜風に吹かれた。

    「ワシもかつて、多くの命をこの手で奪った。正義のため、地球のためと嘯(うそぶ)きながらな。……その罪は消えん。どれだけ悔いても、血の味が消えることはない」

    滝澤の肩がピクリと震える。

    「だがな、若いの。

    その血の味も、罪の重さも、全て飲み込んで生きろ。

    背負った業(カルマ)を否定するな。狂気に逃げるな。

    それが、貴様が『生きた』という証だ」

    老師の手が、滝澤の頭にポンと置かれた。

    「貴様の拳には迷いがある。だが、その迷いごと叩きつければよい。

    ……腹が減ったなら、ワシが握り飯でも作ってやろう」

    「……」

    滝澤はしばらく沈黙し、やがて顔を上げた。

    その目には涙が溜まっていたが、狂気の光ではなく、意志の光が宿っていた。

    「……変なジジイ。……梅干し、入ってるやつにしろよ」

    「承知!」

  • 13ポチェモブ26/01/26(月) 00:22:06

    イベント5:影と影の邂逅

    登場人物: 『ダークニンジャ』『真アサシン』

    深夜。『ダークニンジャ』は一人、基地を離れて南エリアの地下水道入口付近を偵察していた。

    「……この気配」

    彼のニンジャ感覚が、強烈な「死」の臭いを捉えた。

    それは腐臭と、蟲の羽音、そして鋭利な殺気。

    「ドーモ。……そこにいるな」

    ダークニンジャが闇に向かってアイサツをする。

    闇が揺らぎ、そこから黒い布で全身を覆い、髑髏の仮面をつけた異形の男が音もなく現れた。

    その右腕は異様に長く、赤黒い包帯でぐるぐる巻きにされている。

    『蟲翁』間桐臓硯の配下、真アサシン(呪腕のハサン)である。

    「……ほう。気配遮断を看破するか」

    真アサシンが、しゃがれた声で答える

    https://bbs.animanch.com/arc/img/3460996/1

  • 14二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 00:22:44

    敵同士の友情ってなんだかグッと来るでしょ
    普段とのギャップの味よね

  • 15ポチェモブ26/01/26(月) 00:23:43

    「我は影。偉大なる『蟲翁』様に仕える刃なり。……貴様、何者だ? 魔術師(キャスター)のサーヴァントには見えぬが」

    「ドーモ。ダークニンジャです」

    ニンジャは妖刀ベッピンを数センチだけ鯉口を切る。

    「貴様からは、同類の匂いがする。……影に生き、影に死ぬ者の匂いだ」

    「クックック……。然り。我らは光なき道を歩む者」

    真アサシンは、包帯に巻かれた右腕――『妄想心音(ザバーニーヤ)』を撫でた。

    「だが、影の支配者は一人でいい。……その首、我が主への手土産に頂こうか」

    「出来るものならやってみろ。……イヤーッ!」

    ダークニンジャが一瞬で間合いを詰める。

    シュッ!

    クナイ・ダートが放たれるが、真アサシンはそれを短剣(ダーク)で弾き返す。

    「いずれ決着をつけよう、ニンジャよ」

    真アサシンは闇に溶けるように後退した。

    「我らが聖域、地下水道(ラビリンス)にて待つ……」

    気配が消えた。

    ダークニンジャはベッピンを納刀し、油断なく残心をとる。

    「……『蟲翁』の懐刀か。手強い相手だ」

    地下への入り口。そこから漂う瘴気は、次なる戦場がこれまで以上に陰湿で、致命的な罠に満ちていることを告げていた。

  • 16二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 00:24:17

    あうっ サーヴァント持ちなのかあっ

  • 17ポチェモブ26/01/26(月) 00:27:42

    第3ターン 第1フェーズ終了

    現在の状況:

    マキマへの復讐心、新たな技の予感、そして地下に潜む暗殺者との因縁。

    地下の迷宮へ挑む準備は整った。


    ムフフ…今日はここまで。

    …で、予期せぬサプライズゲストの登場でわざわざ呪腕のハサンの画像を探す羽目になったのが俺!HFの映画を観ておいてよかったと思う尾崎健太郎よ

  • 18二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 00:30:01

    オツカレーッ
    次はダークニンジャ=サンが活躍しそうでリラックスできますね

  • 19二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 05:49:59

    保守

  • 20二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 12:02:59

    なにっ真アサシンまで出してくれるとか嬉しいを超えた嬉しい 画像集め感謝します

  • 21二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 15:05:08

    おもしれーよ

  • 22ポチェモブ26/01/26(月) 17:06:03

    飯を食いながらのんびり進めるのん


    第3ターン 第2フェーズ:ミッションフェーズ(前半)

    ~地下水道の蟲地獄と、黒き影~

    時刻:22:00

    現在地:アニマンティックシティ・地下水道エリア(上層)

    地上の煌びやかなネオンとは打って変わり、そこは腐臭と湿気が支配する暗黒の世界だった。

    工業地帯へ続く唯一のルートである地下水道。壁面には緑色の汚泥がこびりつき、足元には得体の知れない液体が流れている。

    「うぅ……最悪。臭いし、暗いし、じめじめするし……」

    アド・ミャンが鼻をつまみながら歩く。

    「なんで私がこんなドブさらいしなきゃいけないのよぉ」

    「Aaaaaaa……せまい……」

    『アース・マザー』ティアマトは、その巨大な角が天井の配管にガツガツと当たり、非常に不機嫌だった。彼女の体躯にはこの通路は狭すぎる。

    「ここ、きらい。……かえりたい」

    「我慢しろ、獣。……チッ、私のドレスが汚れる」

    『ウィンター・クイーン』モルガンもまた、裾を少し持ち上げながら不快感を露わにしている。

    その時だった。

    ブブブブブブブ……。

    通路の奥から、耳障りな羽音が響いてきた。

    それは一つや二つではない。数千、数万という数が重なり合った、生理的嫌悪感を催す羽音。

    「……おい、何か来るぞ」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実が構える。

    闇の向こうから現れたのは、蛍光色に光る複眼を持つ無数の**『羽刃蟲(うじんちゅう)』**の大群だった。

    鎌のようなアゴ、鋼鉄をも噛み砕く牙。それらが黒い雲となってスクワッドに襲い掛かる。

  • 23二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 17:06:39

    まってたよ…

  • 24ポチェモブ26/01/26(月) 17:10:57

    「ヒィィィィッ!? 蟲ぃぃぃッ!! 無理無理無理! 生理的に無理ぃぃ!!」

    アドが絶叫し、ティアマトの背後に隠れようとする。

    「Aaaaaaa!! ムシ! いっぱい! いやぁぁぁぁッ!!」

    だが、頼りのティアマトもまた、大量の蟲に対する生理的嫌悪でパニックに陥っていた。

    彼女が半狂乱で暴れると、狭い通路に黒い泥が溢れ出し、味方まで飲み込みそうになる。

    「馬鹿者ッ! 落ち着かんか!」

    『マスター・アジア』東方不敗がティアマトの泥を気合で押し留める。

    「ギャハハハハ! 餌の時間かと思ったが、流石にこいつは食欲湧かねェなァ!」

    『Owl』滝澤政道が最前線に躍り出る。

    「潰れろ! 潰れろ! 潰れろォォッ!!」

    赫子(かぐね)の翼を回転鋸のように展開し、迫り来る蟲の群れを次々と肉片へと変えていく。緑色の体液が壁に飛び散る。

  • 25ポチェモブ26/01/26(月) 17:13:14

    「火火火! 湿気払いに丁度いいじゃないか!」

    『パイロインデックス』葛西善二郎が、汚泥にオイルを撒き散らし、ライターを投げる。

    ボォォォォォォン!!

    狭い通路が火炎放射器の筒先と化した。蟲たちが焼ける嫌な臭いと、パチパチとはぜる音が響く。

    「害虫駆除は火に限るねぇ! よく燃えるよ!」

    「おらおらおらぁ! ネカピンに近づくんじゃねえ!」

    『閻魔』久瀬大作は、アドとティアマトの前に仁王立ちし、撃ち漏らした蟲を素手で叩き潰していた。

    「気色悪い羽音立てやがって… 散れやウジ虫共ォ!」

    前衛の滝澤と葛西が焼き払い、中衛の久瀬と東方不敗が守る。

    完璧な布陣で進む一行だが、敵は蟲だけではなかった。

  • 26ポチェモブ26/01/26(月) 17:17:08

    時刻:22:30

    現在地:地下水道・中層

    (……殺気)

    最後尾を警戒していた**『ダークニンジャ』**のニューロンが警鐘を鳴らす。

    蟲の羽音に紛れて、"音のない死"が迫っていた。

    狙いは、パニックで隙だらけのアド・ミャン。

    闇の中から、包帯で巻かれた異様に長い右腕が、音もなくアドの首へと伸びる。

    「イヤーッ!!」

    カキンッ!!

    ダークニンジャの妖刀ベッピンが、その右腕を弾き返した。

    火花が闇を照らし、髑髏の仮面をつけた暗殺者――真アサシンの姿が一瞬だけ浮かび上がる。

    「チッ……。また貴様か、ニンジャ」

    真アサシンは舌打ちし、再び闇へと溶け込む。

    「アド=サン、動くな! 奴がいる!」

    ダークニンジャが叫ぶ。

    「影の中に、死神が潜んでいる!」

    真アサシンは姿を見せず、蟲の大群を囮にして執拗にアドの首を狙い続ける。

    「ククク……守りきれるかな? この無限の蟲地獄の中で」

    「へっ、コソコソと鬱陶しい野郎だぜ!」

    鈴木実が風の探知能力で気配を探るが、地下道の複雑な反響音に阻まれる。

    「クソッ、位置が掴めねえ!」

  • 27ポチェモブ26/01/26(月) 17:20:44

    時刻:23:00

    現在地:地下水道・最深部(工業地帯へのゲート前)

    蟲の死骸を乗り越え、一行はようやく開けた空間へと辿り着いた。

    目の前には、工業地帯へと続く巨大な鋼鉄の隔壁(ゲート)がそびえ立っている。

    「つ、着いた……? 出口……?」

    アドがへたり込む。

    その時。

    ゲートの前にある広大な汚水溜まりがボコボコと泡立ち、そこから無数の蟲が柱のように隆起した。

    その頂点に、一人の小柄な老人が立っていた。

    「カカカ……。ようこそ、我が蟲の揺り籠へ」

    『蟲翁』間桐臓硯である。

    彼は杖をつき、腐り落ちそうな顔で嗤う。

    「若いのによくここまで来た。……だが、ここが貴様らの墓場じゃよ」

    彼の背後の影から、真アサシンが姿を現し、恭しく跪く。

    「主よ。獲物は袋小路に入りました」

    「うむ。……では、紹介しようかのう」

    臓硯が骨と皮だけの手を振る。

  • 28二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 17:24:07

    ぶちのめしてやら!

  • 29ポチェモブ26/01/26(月) 17:24:45

    「我が最高傑作の人形。……この絶望に相応しい、黒き騎士王を」

    ズシン……。

    重々しい足音と共に、ゲートの陰から一人の剣士が歩み出た。

    漆黒の鎧、バイザーのような黒い仮面。そして手には、どす黒い光を放つ聖剣『エクスカリバー・モルガン』。

    その仮面の下から覗く、冷徹な黄金の瞳と、青白い肌。

    その顔立ちは――

    「……なっ!?」

    常に冷静なモルガンが、息を呑んで硬直した。

    「……アーサー? ……いや、違う」

    そこにいたのは、モルガンと瓜二つの顔を持つ、しかし全く異なる冷気を纏った黒い暴君。

    『セイバーオルタ』(アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕)。

    (※今回はマネモビアン側の刺客として召喚された傀儡)

  • 30ポチェモブ26/01/26(月) 17:29:06

    「……邪魔だ。消えろ」

    セイバーオルタが無機質に告げる。

    その声、その顔、その存在感。

    モルガンの心に、かつてない激しい感情の嵐が吹き荒れた。

    「……偽物が。私の妹(アーサー)の顔で、その薄汚い剣を向けるか」

    モルガンの周囲の空気が、絶対零度まで低下する。

    「許さん……。貴様だけは、私が殺 す!!」

    地下の最深部で、役者は揃った。

    蟲の支配者、影の暗殺者、そして黒化せし騎士王。

    対するは、怒れる魔女とヴィランたち。

    第3ターン 第2フェーズ(前半)終了

  • 31二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 17:32:48

    なにっ 真アサシンだけでなくセイバーオルタまでいるのかぁっ

  • 32ポチェモブ26/01/26(月) 17:33:41

    第3ターン 第3フェーズ:マネモビアンバトル(前半)

    ~冬の玉座、黒き暴君~

    時刻:23:15

    現在地:アニマンティックシティ・地下水道最深部

    腐臭漂う地下空間が、神話級の閃光と轟音に包まれた。

    『蟲翁』間桐臓硯の哄笑が響く中、戦場は三つの局面に分断されていた。

    一つは、目にも留まらぬ速さで明滅する影と影の死闘。

    一つは、無限に湧き出る蟲の海と、それを食い止める肉の壁。

    そして中央では、二人の「王」による次元の違う魔力衝突が起きていた。

    局面1:影の殺界、蟲の防衛線

    「イヤーッ!」

    「イイイヤァアアッ!」

    『ダークニンジャ』と真アサシン。二人の暗殺者は、常人の動体視力では追えない速度で壁、天井、汚水の上を縦横無尽に駆け巡っていた。

    妖刀ベッピンと妄想心音(ザバーニーヤ)が交錯するたび、火花と共に致命的なカマイタチが発生する。

    「ヌウッ! なんたるカラテ!」

    真アサシンが短剣(ダーク)を投擲するが、ダークニンジャは空中で身を捻り、それを掴み取って投げ返す。

    「ドーモ。貴様こそ、影に潜む技術……油断ならぬ!」

  • 33ポチェモブ26/01/26(月) 17:36:24

    一方、その後方では。

    「カカカ! 若いの、いつまで保つかのう?」

    臓硯が杖を振るうたび、汚水から合成獣(キメラ)じみた巨大な蟲が這い出し、アド・ミャンへと殺到する。

    「来んじゃねえぞ害虫共ォッ!!」

    『閻魔』久瀬大作が、群がる蟲を素手で殴り飛ばす。その拳は既にドロドロだが、彼の気迫は衰えない。

    「オラオラオラ! 殺虫剤持ってくるの忘れたわボケッ!」

    「俺の飯だァッ!! 横取りすんなァ!!」

    『Owl』滝澤政道が、赫子から結晶弾をマシンガンのように乱射し、蟲を肉片に変えていく。

    「あはは! 潰れろ! 汁になれェ!!」

    「火火火! 燃やし尽くせ!」

    『パイロインデックス』葛西善二郎の炎と、『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実の風が合わさり、炎の壁となってアドを守る。

    『ワン・ウェイ』一方通行は、アドの直近で襲いくる蟲のベクトルを反転させ、自身の身体を汚すことなく破裂させていた。

    「チッ、キリがねェな……!」

  • 34二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 17:38:28

    オルタまでいるんすか?

  • 35ポチェモブ26/01/26(月) 17:40:03

    局面2:魔女の劣勢

    そして、戦場の中央。

    『ウィンター・クイーン』モルガンは、かつてない苦戦を強いられていた。

    「はぁぁぁぁッ!!」

    モルガンが無数の魔術槍を放つ。

    だが、セイバーオルタは一歩も引かない。黒い聖剣を一振りするだけで、莫大な魔力が放出され、全ての槍を粉砕しながら前進してくる。

    「……脆い」

    セイバーオルタが無機質に呟く。

    その一撃は重く、速い。接近戦においては、魔術師(キャスター)のモルガンは圧倒的に不利だ。

    「くっ……! おのれ、忌々しい顔で……!」

    モルガンが氷の防壁を展開するが、黒い魔力(マナバースト)を纏った剣撃に容易く叩き割られる。

    衝撃でモルガンが吹き飛び、汚れた地面に膝をつく。

    「終わりだ」

    セイバーオルタが聖剣を頭上に掲げる。

    刀身にどす黒い光が収束していく。極大の破壊の光――『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』の輝きだ。

    この距離で撃たれれば、モルガンはおろか、後方の防衛陣まで消し飛ぶ。

    「しまっ……!?」

    モルガンが顔を上げる。間に合わない。

  • 36ポチェモブ26/01/26(月) 17:45:04

    その時。

    「Aaaaaaa……こどもたち、いじめるな!!」

    ドプンッ!!

    セイバーオルタの足元の地面が泥沼と化し、その全身を拘束した。

    『アース・マザー』ティアマトだ。彼女は蟲の処理を久瀬たちに任せ、泥流をセイバーオルタの足止めに一点集中させたのだ。

    「……何?」

    セイバーオルタの動きが一瞬止まる。

    「へーえ、随分と物騒なオモチャ振り回すねぇ」

    セイバーオルタの死角から、『マガツイザナギ』足立透が滑り込んだ。

    「女の子がそんなの持っちゃダメでしょ。……没収!」

    足立のペルソナ『マガツイザナギ』が、セイバーオルタの手首を強引に掴み、切っ先を天井へと向けさせた。

    さらに足立は銃を取り出し、セイバーオルタのバイザー(視界)に向けてゼロ距離で連射する。

    パンパンパンッ!

    「チッ……!」

    セイバーオルタが顔を背け、体勢を崩した。

    「……貴様ら」

    モルガンが目を見開く。

    自分を助けたのは、自分が「下郎」と見下していた道化師と獣だった。

    「勘違いしないでよね、女王様」

    足立がニヤリと笑う。

    「アンタに死なれると戦力ダウンで僕が困るんだよ。……ほら、お膳立てはしてあげたからさ」

    「Aaaaa……おねえちゃん…、やって!」

  • 37ポチェモブ26/01/26(月) 17:50:02

    その言葉に、モルガンの瞳に冷徹かつ傲慢な王の光が戻る。

    「……フン。余計な真似を。

    だが……その殊勝な心がけに免じて、勝利をくれてやる!」

    モルガンが玉座から立ち上がる。

    その背後に、巨大な白亜の城塞の幻影が浮かび上がる。

    彼女の魔力が臨界点を超え、世界そのものを書き換える。

    「暗き湖よ、来たれ。」

    彼女の手元に、黒と白の螺旋を描く魔槍が出現する。

    セイバーオルタが泥とペルソナを振りほどこうとしたが、もう遅い。

    「それは絶えず見た滅びの夢。報いはなく、救いはない。最果てにありながら、鳥は明日を歌うでしょう。どうか標に――」

    「『はや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)』!!」

    ズドォォォォォォォォォォォンッ!!

    空間ごと縫い留めるような絶対の魔術槍。

    それはセイバーオルタの鎧を、聖剣を、そしてその黒い魔力を正面から貫き、粉砕した。

    「ガァ……ッ!?」

    セイバーオルタの仮面が砕け散る。

    その体は光の粒子となって崩壊し始めた。

    「……強いな。……姉上」

    消えゆく間際、黒い騎士王は、どこか懐かしそうな声でそう呟き――霧散した。

    「……当然だ。私は、ブリテンの支配者なのだからな」

    モルガンはドレスを翻し、冷ややかに告げた。

    だが、その視線はチラリと足立とティアマトに向けられ、ほんの一瞬だけ柔らかく緩んだように見えた。

    強力な駒の一つ、セイバーオルタ撃破。

    しかし、蟲翁の哄笑は未だ止まない。

  • 38ポチェモブ26/01/26(月) 17:52:23

    (キリも良いし一旦中断するのん)

  • 39二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 18:14:28

    なにっセイバーオルタ どこまで外道なんだこの爺は

  • 40二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 18:25:44

    ティアマトにおねえちゃん呼ばわりされてるモルガンに笑ってしまう
    オラーっモルガンよりお前のほうが年上やろが

  • 41二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 18:27:09

    >>40

    待てよ 母親が子供に言うときもあるんだぜ

  • 42二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 21:21:03

    >>38楽しみにしながらまってるよ

  • 43ポチェモブ26/01/26(月) 22:30:19

    そろそろ再開するのん

    >>40

    これ今更気づいたけどモルガンとアルトリアの関係を踏まえて言ってるんスかね、Geminiくん全て考えてますよ…多分。

  • 44ポチェモブ26/01/26(月) 22:34:05

    第3ターン 第3フェーズ:マネモビアンバトル(決着)

    ~影の断頭台と、美食家の嗅覚~

    時刻:23:30

    現在地:アニマンティックシティ・地下水道最深部

    【決着:影と影】

    天井の配管、汚水の水面、コンクリートの壁。

    『ダークニンジャ』と真アサシンの戦いは、重力すら無視した三次元的な超高速戦闘へと突入していた。

    「クックック……! 捉えたぞ、異界のニンジャよ!」

    真アサシンが闇に紛れ、ダークニンジャの死角からその異形の右腕を伸ばす。

    宝具『妄想心音(ザバーニーヤ)』。

    触れずとも相手の心臓を掴み出し、握り潰す呪いの御手。

    「その心臓、我が供物とさせて――」

    「遅い」

    ダークニンジャの姿が、揺らぐ陽炎のように消失した。

    真アサシンの右腕が空を切る。

    「ナッ!?」

    次の瞬間、真アサシンの背後、至近距離に鋼色の死神が顕現していた。

    妖刀ベッピンが、不気味な紫色の輝きを放つ。

    「奥義……『デス・キリ』!」

    踏み込みと同時に放たれる神速の居合い斬り。

    真アサシンの反応速度を超え、その長く伸びた右腕の付け根を一瞬で切断する。

    「グアァァァッ!?」

    真アサシンが絶叫し、血飛沫が舞う。だが、ダークニンジャの刃は止まらない。

  • 45ポチェモブ26/01/26(月) 22:35:51

    「そして……『ヤミ・ウチ』!」

    切断の勢いを殺さず、流れるような動作で刃を翻し、真アサシンの背中から心臓へと切っ先を突き刺した。

    ズブリッ。

    「ガ、ハッ……!?」

    「ドーモ。貴様の魂、ベッピンが喰らった」

    妖刀が脈打ち、真アサシンの霊基(魂)を根こそぎ吸い上げる。

    呪腕のハサンは、その仮面の下で驚愕の表情を浮かべたまま、黒い霧となって霧散した。

    「サヨナラ」

    ダークニンジャは無慈悲に残心し、ベッピンを鞘に納めた。

  • 46ポチェモブ26/01/26(月) 22:39:10

    【決着:蟲の海と“美食家”】

    一方、地上戦は泥沼の様相を呈していた。

    セイバーオルタを失った『蟲翁』間桐臓硯だったが、彼は哄笑と共に無数の蟲へと分裂した。

    「カカカカ! 無駄じゃ無駄じゃ! 儂は群体であり個にあらず!」

    数万匹の蟲が人の形を模しては崩れ、ヴィランたちを嘲笑う。

    「くっ…、キリがない!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが広範囲を氷結させるが、氷の隙間から新たな蟲が湧き出してくる。

    「火火火! 燃やしても燃やしてもお代わりが来るねぇ!」

    『パイロインデックス』葛西善二郎が火炎放射で焼き払うも、焼け焦げた死骸の下から次々と新生する蟲たち。

    「あァァッ! 鬱陶しい! ベクトル操作も流体相手じゃ面倒くせェんだよ!」

    『ワン・ウェイ』一方通行も、終わりのない消耗戦に苛立ちを募らせる。

    臓硯の本体である「刻印虫」を見つけ出し、潰さない限り、この老怪物は無限に蘇る。だが、この蟲の海からたった一匹を見つけ出すのは不可能に近い。

    「カカカ! 疲弊したようじゃのう! ならば次は内側から食い破ってやろう!」

    蟲の群れが竜巻となり、消耗したスクワッドを飲み込もうとしたその時。

    「……見つけたぜ」

    ボソリと、低い声が響いた。

  • 47ポチェモブ26/01/26(月) 22:43:15

    蟲の群れのど真ん中に、『Owl』滝澤政道が立っていた。

    彼は先ほどから、襲い来る蟲を片っ端から引き裂き、そして――喰らっていた。

    「ギャハハ……! 味が違うんだよ、味がァ!!」

    滝澤の赫眼(かくがん)が、数万の蟲の中から、足元の汚泥に紛れようとしていた一匹の「薄汚い蟲」を捉えた。

    「テメェだけ、何百年も腐らせたような……ドブみてェな味がしやがる!!」

    滝澤は躊躇なく汚泥に手を突っ込み、その一匹を鷲掴みにした。

    それは心臓の形をした、醜悪な刻印虫。

    「なっ!? ば、馬鹿な!? なぜ分かったァ!?」

    蟲翁の悲鳴が、その一匹から響く。

    魔力探知でも視覚でもない。喰種としての「味覚」と、狂人としての「直感」が、本体を嗅ぎ当てたのだ。

    「……あばよ、ジジイ。

    不味そうだから、噛まずに潰してやるよ」

    ブチッ。

    滝澤の手の中で、湿った破裂音がした。

    その瞬間、周囲を埋め尽くしていた数万の蟲たちが一斉に痙攣し、ただの死骸となって崩れ落ちた。

    「……ケッ。腹壊しそうだぜ」

    滝澤は手の汚れを払い、ペッペッと唾を吐いた。

    「おお……なんと悍ましい解決法……」

    『マスター・アジア』東方不敗が顔をしかめつつも、感心したように頷く。

    「だが、見事だ若造! 悪を断つに、手段は選ばんということか!」

  • 48ポチェモブ26/01/26(月) 22:46:55

    時刻:23:50

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯(地下水道ゲート奥)

    蟲の脅威は去った。

    一行は重い鉄扉をこじ開け、ついに工業地帯へと足を踏み入れた。

    そこは、無数のパイプと煙突が林立する、鋼鉄の迷宮。

    その中央に、巨大なドーム状の要塞が鎮座していた。

    要塞の頂上。

    モニター越しに蟲翁の最期を見ていた少年――『冥王』ネマトーダが、不快そうに鼻を鳴らした。

    「フン……。所詮は旧時代の遺物か。役立たずめ」

    ネマトーダは、手元のコンソールに指を走らせる。

    「だが、時間稼ぎにはなった。……『チャージ』は完了したぞ」

    ズズズズズズズ……!!

    大地が激しく振動する。

    工業地帯の地面が割れ、地下格納庫から、漆黒の巨人がせり上がってくる。

    全身に「天」の文字を刻んだ、次元最強のロボット。

    黒いゼオライマー。

    「見よ! これぞ鉄神帝国の守護神! 次元連結システム、起動!」

    『冥王』の声と共に、黒いゼオライマーの胸部の球体が妖しく輝き始めた。

    「さあ、来るがいい犯罪者(ゴミ)ども。

    神の鉄槌、『Dインパクト』で、塵一つ残さず消し飛ばしてくれるわ!!」

    地下の湿気から解放されたスクワッドを待ち受けていたのは、夜空を突き破るほどの巨大な絶望だった。

    第3ターン 第3フェーズ終了

  • 49二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 22:51:25

    そろそろ味方側の誰かが荼毘に付しそうでリラックスできませんね
    全員ヴィランだから味方って呼ぶのは少しややこしい気はするけどね!グビッグビッ

  • 50ポチェモブ26/01/26(月) 22:52:49

    【現在の状況】
    * 参加者リスト(生存10名):
    * 全員生存。
    * 『Owl』滝澤政道(不味いものを食べて少し不機嫌)
    * 『ウィンター・クイーン』モルガン(魔力消耗・中)
    * 撃破数:
    * 『蟲翁』間桐臓硯(死亡)
    * 真アサシン(死亡)
    * セイバーオルタ(消滅)
    * 残りマネモビアン: 4体
    * 『冥王』ネマトーダ
    * 『ドミネーター』マキマ
    * 『神の如き者』右方のフィアンマ
    * 『マスター・ロゴス』イザク

    残り4体で仲間の犠牲者0人なんてアリ?(一応)バトロワの自覚足りないとちゃうん?

  • 51二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 22:55:03

    天のゼオライマーと混じらないようにする方法を教えてくれよ

  • 52ポチェモブ26/01/26(月) 22:56:53

    第4ターン 第1フェーズ:諜報・作戦フェーズ

    ~神殺しの算段と、死地へ向かう背中~

    時刻:04:00

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯外縁(地下水道出口付近)

    夜明け前。空はまだ暗いが、工業地帯の中心には不吉な紫色の光が脈動している。

    漆黒の巨神『黒いゼオライマー』が鎮座し、そのコクピットで『冥王』ネマトーダが、チャージ完了を待ちながらスクワッドを見下ろしていた。

    簡易キャンプでは、絶望的な戦力差を前に、最後の作戦会議が開かれていた。


    >>51

    (調べたけどpixivにちょこっと情報が載ってるだけだからGemini君にも限界があると思われる。)

  • 53ポチェモブ26/01/26(月) 23:00:13

    イベント1:ベクトル反射作戦

    登場人物: アド・ミャン、『ワン・ウェイ』一方通行、『ウィンター・クイーン』モルガン、『アース・マザー』ティアマト

    「……解析完了。絶望的よ」

    アド・ミャンが真っ青な顔でタブレットを置いた。

    「あの黒いロボットが放とうとしている『Dインパクト(メイオウ攻撃)』……あれはただのビームじゃないわ。空間ごと原子分解する次元衝撃波よ。

    直撃すれば、私たちどころか、この工業地帯ごと地図から消滅するわ」

    「防げないのか? オマエの氷で」

    一方通行がモルガンに問う。

    モルガンは不快そうに首を振った。

    「私の城塞(キャメロット)ならばあるいは……だが、今の魔力残量では不可能だ。奴との戦いで消耗しすぎた」

    「Aaaaaa……あれ、こわい。……かてない」

    ティアマトでさえ、本能的にあのエネルギー量には怯えを見せている。神話級の怪物ですら、純粋な破壊力においては分が悪い。

    沈黙が流れる中、一方通行(ワン・ウェイ)がニヤリと嗤った。

    「ハッ。ビビッてンじゃねェよ、三下共」

    彼は立ち上がり、遠くに見えるゼオライマーを指差した。

    「打ち消せねェなら、送り返してやりゃあいい」

    「は? 何言ってるの?」

    アドが目を丸くする。

    「俺の能力は『ベクトル操作』だ。向きを変えるだけなら、エネルギー量は関係ねェ。

    だが、あの規模の次元攻撃だ……反射の演算には数秒掛かる。その間、俺は指一本動かせねェし、一歩でも動けば計算が狂って俺が自滅する」

    一方通行は全員を見渡した。

    「俺が奴の最強の一撃を反射する。

    その為の『数秒』……テメェらが死ぬ気で稼げ。それが今回の作戦(シナリオ)だ」

  • 54二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 23:00:23

    >>52

    ウム…どうあがいてもマイナー漫画なんだなァ

    まっ今後は頑張ってAIが勘違いしないように詳細を書き換えますから今回は気にしないでくださいよォ

  • 55ポチェモブ26/01/26(月) 23:04:12

    イベント2:悪党同士の傷と炎

    登場人物: 『閻魔』久瀬大作、『マガツイザナギ』足立透

    キャンプの隅。『閻魔』久瀬大作は、稀咲戦と地下での激戦で負った傷に、消毒薬をぶっかけていた。

    「グッ……!」

    「うわぁ痛そ。ボロボロじゃん、オッサン」

    『マガツイザナギ』足立透が、ヘラヘラと近づいてくる。

    「もう引退したら? そんな体でロボットと喧嘩なんて、自殺志願者にも程があるよ」

    「……減らず口叩きに来たなら消えろ」

    久瀬は包帯を歯で食いちぎりながら睨む。

    「俺はまだ立てる。拳も握れる。なら引く理由がねえ」

    「へーへー、立派なこって」

    足立は呆れたように肩をすくめるが、その場を離れようとはしない。

    久瀬は、そんな足立をじっと見据えた。

    「……おい、足立。お前、何にビビッてやがる?」

    「……は?」

    足立の笑顔が消える。

    「お前の中にはよ、ドロドロしたもんが渦巻いてる。世の中への不満か、自分への絶望か知らねえが……燻ってる炎があるじゃねえか」

    久瀬は立ち上がり、足立の胸倉を掴んだ。

    「スカしてんじゃねえぞ。俺たちはどいつもこいつもロクデナシの悪党(ヴィラン)だ。

    綺麗事なんていらねえ。腹ん中にあるもん、全部吐き出しちまえ。

    ……そうしなきゃ、あのデカブツの前じゃ立ってることすら出来ねえぞ」

    足立は久瀬の手を振り払った。

    「……暑苦しいんだよ、アンタ。

    吐き出したところで、クソみたいな現実は変わらないでしょ」

    そう言い捨てて背を向ける足立だったが、その背中はいつもより少しだけ強張っていた。

    (……燻ってる、か。買いかぶりすぎだっつの)

    >>54

    (木原マサキとゼオライマーっていうある程度知名度がある類似存在があるのが余計にAI君を混乱させるのかもしれないね。まぁ気にしないで、キャラシートの更新も楽しみの一つですから。)

  • 56ポチェモブ26/01/26(月) 23:06:09

    イベント3:捨て石の覚悟

    登場人物: 『ダークニンジャ』、『Owl』滝澤政道

    工業地帯のパイプラインの上。二つの影が走る。

    『ダークニンジャ』と『Owl』滝澤政道による、直前偵察だ。

    「……デカいなァ。あんなの、どうやって喰うんだ?」

    滝澤がゼオライマーを見上げ、舌なめずりをする。

    「缶詰みたいに開けりゃ中身は食えるか? なあ?」

    「……Owl=サン。よく聞け」

    ダークニンジャが足を止め、真剣な眼差しを向けた。

    「あの機体の周囲には、空間断層のバリアが張られている。通常の攻撃は届かん。

    奴の攻撃、すなわち『Dインパクト』を放つ瞬間、そのバリアが一瞬だけ解除されるはずだ」

    「へぇ? 詳しいな」

    「勘だ。だが、その一瞬を作るためには……誰かが特攻し、奴の注意を完全に引きつける必要がある」

    ダークニンジャは妖刀ベッピンの柄を握りしめる。

    「俺にはその覚悟がある。……ニンジャとして、死に場所を得るのも悪くはない」

    滝澤は目を丸くし、そしてケタケタと笑った。

    「ギャハハ! バカかお前! 死んだら飯が食えねェだろ!

    ……ま、いいぜ。お前が死ぬ気で突っ込むなら、俺はその隙に美味いとこだけ頂くとするよ」

    「……頼む」

    死神と喰種。死を覚悟した者と、生に執着する者。対照的な二人が、巨神の足元へ潜伏する。

  • 57ポチェモブ26/01/26(月) 23:08:07

    イベント4:師弟の組手

    登場人物: 『マスター・アジア』東方不敗、『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実

    「遅いッ! 風が止まっておるぞ!!」

    ドゴォッ!!

    『マスター・アジア』東方不敗の蹴りが、『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実を吹き飛ばす。

    作戦開始までの僅かな時間、二人は寸暇を惜しんで組手を行っていた。

    「いってェ……! 手加減しろよクソジジイ!」

    鈴木が受け身をとって即座に構え直す。

    「馬鹿者! 戦場に手加減などあるか!」

    老師は厳しい表情を崩さないが、その瞳の奥には、どこか焦燥のような色が滲んでいた。

    「よいか若造! ワシの動き、呼吸、力の流れ……その目で盗めるだけ盗め!

    この工業地帯……大地の悲鳴が聞こえる。あの鉄屑は、地球にとって最悪の毒だ。

    ワシが刺し違えてでも止めねばならん」

    鈴木は、老師の言葉に違和感を覚えた。

    (……なんだ? このジジイ、まるで遺言でも残すみてェな口ぶりじゃねえか)

    「……おいおい、湿っぽいのはナシだぜ師匠(マスター)」

    鈴木はニヤリと笑い、踏み込む。

    「あんたの技は全部俺がパクってやる。だからよ……勝手に死ぬんじゃねえぞ!」

    「フン、生意気な! その口、拳で塞いでくれるわ!」

    拳と拳が激突する。

    言葉以上の技術と魂が、若き天才へと叩き込まれていく。

  • 58ポチェモブ26/01/26(月) 23:10:18

    イベント5:放火魔の置き土産

    登場人物: 『パイロインデックス』葛西善二郎、アド・ミャン

    出撃準備が進む中、『パイロインデックス』葛西善二郎がこっそりとアド・ミャンの元を訪れた。

    「やあ、司令官ちゃん。ちょっといいかい?」

    「なによ葛西? 今忙しいんだけど……」

    アドが顔を上げる。

    「いやね、見ての通り俺はただの人間だ。あんなデカいロボット相手じゃ、正直足手まといでさ」

    葛西は困ったように頭を掻く。

    「だから、おじさんは別行動をとらせてもらうよ。真正面からのドンパチは、怪獣の皆さんにお任せするとして……裏口からコソコソやらせてもらう」

    「はぁ!? 逃げる気!?」

    「人聞きが悪いなぁ。適材適所ってやつだよ」

    葛西は一枚のメモを、アドの胸ポケットにねじ込んだ。

    「これ。……いざって時、どうしようもなくなったら見てくれ。

    おじさんからの、とっておきの『手品』のタネ明かしだ」

    「手品……?」

    「それじゃ、幸運を祈るよ」

    葛西は飄々と手を振り、工業地帯のパイプの影へと消えていった。

    アドは残されたメモを握りしめる。そこには何も書かれていないように見えるが、微かにオイルの匂いがした。

  • 59ポチェモブ26/01/26(月) 23:14:08

    第4ターン 第2フェーズ:ミッションフェーズ(前半)

    ~鋼鉄の迷宮と、仁義なき殿(しんがり)~

    時刻:04:30

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯(パイプライン迷路)

    「ハァ、ハァ……! なんなのよこの道! 行き止まりばっかりじゃない!」

    アド・ミャンが蒸気の吹き出すパイプの下を潜りながら悪態をつく。

    工業地帯は、無秩序に増築された工場群が複雑怪奇に絡み合い、まるで巨大な蟻の巣のような三次元迷路を形成していた。

    だが、最大の問題は「道」ではない。

    ガシャァァァン!!

    「硬(かた)てェんだよ、このポンコツがァッ!!」

    『Owl』滝澤政道が絶叫し、目の前の黒い人型兵器を殴り飛ばす。

    だが、敵は吹き飛びながらも空中で姿勢制御を行い、無傷で着地した。

    そのボディは流線型の漆黒。稀咲鉄太が従えていた『近衛マネモブ』と同型の、独立稼働(スタンドアローン)型エリート機だ。

    「ドーモ。……こいつら、連携が取れている」

    『ダークニンジャ』が妖刀ベッピンで斬りつけるが、敵は腕の装甲を盾にして致命傷を避ける。さらに別の個体が死角から電磁ロッドを突き出してくる。

    「ヌウッ! 一体一体が達人(マスター)級か!」

    「あーもう、ウザいなぁ!」

    『マガツイザナギ』足立透がペルソナで薙ぎ払うが、敵は重装甲で耐え抜き、即座に包囲網を再構築する。

    「これじゃあキリがないよ。ボスのところに着く前に、僕らがすり潰されちゃうね」

  • 60ポチェモブ26/01/26(月) 23:18:00

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実も、額に汗を浮かべていた。

    「チッ、風を通さねえ特殊装甲か。関節の隙間もシールドで塞いでやがる。……学習してやがるな」

    出現したエリート機は50体ほどだが、その戦力は数千の雑魚を凌駕していた。

    倒しても倒しても、精密な連携でスクワッドの足を止めにかかる。このままでは、夜明けと共に『Dインパクト』が発射されてしまう。

    「ええい、邪魔だ! 凍り付け!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが魔術を放つが、敵は熱光学迷彩とデコイを使って標的を逸らす。

    「小賢しい……! 魔力を温存せねばならぬ時に!」

    焦りが募る一行。

    狭い通路で完全に足止めを食らったその時。

    「――おい、お前ら。先に行ってろ」

    ドカッ!

    一体のエリート機を強引に押さえ込み、マウントパンチで頭部を粉砕した男が叫んだ。

    『閻魔』久瀬大作である。

    「久瀬!?」

    アドが振り返る。

    久瀬は、ひしゃげた敵の残骸を踏みつけ、血とオイルに塗れた拳を鳴らした。

    「こいつらは俺が引き受ける。……テメェらは、あのデカブツ(冥王)の首を取りに行け」

    「馬鹿を言うな三下」

    『ワン・ウェイ』一方通行が眉をひそめる。

    「オマエ一人でこの数は止められねェぞ。死に急ぐな」

    「一人じゃねえ」

    久瀬はニヤリと笑い、背後を顎でしゃくった。

  • 61ポチェモブ26/01/26(月) 23:22:27

    ズズズズズズ……。

    通路の床一面が、どす黒い泥に覆われる。

    「Aaaaaaa……ここは、とおさない」

    『アース・マザー』ティアマトが、久瀬の隣に並び立った。

    彼女の泥が、迫りくるエリート機たちの足を絡め取り、その機動力を殺していく。

    「ママ……?」

    アドが呆然とする。

    「いって。……わるいこたちは、ママがたおしてあげる」

    ティアマトは慈愛と殺意が入り混じった瞳で敵軍を見据え、そしてアドたちを振り返った。

    「はやくいく。……いいこだから」

    久瀬が懐からタバコを取り出し咥える。

    「聞いたろ? 『ママ』のお言いつけだ。

    ……こいつらは頑丈だが、単純な力押しなら俺とこいつ(ティアマト)の独壇場だ。

    足立、滝澤! そのバカ女(ネカピン)を連れて走れ!」

    極道のド根性と、原初の母の絶対防衛線。

    この二人が組めば、確かにここは「鉄壁」となる。

    「……ハッ。上等だ」

    一方通行は短く笑い、踵を返した。

    「死ぬんじゃねェぞ。……終わったら極上のコーヒー奢ってやる」

    「……あァ。期待して待ってるぜ」

    「あはは! じゃあなオッサン! 死んだら骨は拾ってあげるからさァ!」

    滝澤が狂ったように笑いながら、敵の包囲網の隙間――久瀬たちがこじ開けた一点突破口へと飛び込む。

    「すまぬ……! 恩に着るぞ!」

    『マスター・アジア』東方不敗が続き、足立、鈴木、モルガン、ダークニンジャもその後に続く。

  • 62ポチェモブ26/01/26(月) 23:26:04

    「く、久瀬ぇぇ! ママァァァ! 絶対戻ってくるからねぇぇ!!」

    アド・ミャンが涙と鼻水を撒き散らしながら、ダークニンジャに抱えられて運ばれていく。

    仲間たちの背中が見えなくなると、久瀬はフゥーッと煙を吐き、目の前の鋼鉄の軍団に向き直った。

    「さて……。デートの時間だぜ、バケモン女」

    「Aaaaa……わたし、こどもたくさん。なのに……デート、はじめて」

    ティアマトが泥の巨人を生成し、久瀬が構える。

    「行くぞオラァッ!! ここから先は、閻魔と獣の縄張りだ!!」

    ドガァァァァァァァンッ!!

    背後で響く激突音を背に、選抜されたスクワッド本隊は、冥王の待つ中央タワーへと疾走した。

    第4ターン 第2フェーズ(前半)終了

    現在の状況:

    * 本隊(冥王討伐班): 一方通行、東方不敗、モルガン、ダークニンジャ、滝澤、足立、鈴木、アド。

    * 殿(防衛班): 久瀬、ティアマト(離脱・戦闘継続)。

    * 別働隊: 葛西(潜入中)。

  • 63ポチェモブ26/01/26(月) 23:28:48

    (すまんのォ、ちょっと眠くなってきたしあんまり反応もないから今日は中断させてもらうんや。
    同じ時刻にやってるサッカーは賑わってるのに…反応不全。
    やはりワシの腕では勝てぬか…)

  • 64二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 23:29:05

    アドとやらせろ

  • 65バトロワを継ぎすぎた者◆nYZ0za1ZFM26/01/26(月) 23:43:29

    オツカレーッ なんや不穏な空気やのォ……

  • 66二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 23:45:12

    >>63

    ワシ一人だと他スレとの兼任や1分規制も相まってタイミングが中々合わなかったんだ

    だから…すまない

  • 67二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 23:45:57

    見事やな

  • 68二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 23:48:26

    見てるけどなかなか感想が書けなくてごめんなぁっ

  • 69二次元好きの匿名さん26/01/26(月) 23:54:13

    はっきり言って停滞期のタフロワと全盛期のサッカーとで比べてたら心もたないから お前死ぬよ

  • 70二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 00:03:32

    申し訳ないを超えた申し訳ない
    もっと開催時に感想を言えるタイミングを増やしたいですね…本気でね

  • 71二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 07:36:48

    保守ッ

  • 72二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 07:45:19

    いやあ久瀬がいいキャラしとるのォ ですねぇ

  • 73二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 08:41:51

    なんだかんだ友情が築かれる展開…神

  • 74二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 14:30:12

    ちなみに敗北率はどれくらいなんすか?

  • 75二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 17:11:18

    原作要素あるのはいいっすね

  • 76二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 17:13:43

    久瀬が原作さながらのかっこよさで好きなんだよね

  • 77二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 18:51:53

    フィアンマはどうするんかのう

  • 78ポチェモブ26/01/27(火) 19:05:57

    >>64>>76保守と感想あざース

    真夜中近くにやってるワシが悪いんスけど反応が少なくなってきたのは感じてたから励みになったッス

    反応や♡がないとつまんねーよって思われてるという幻魔を打ち込まれるから、保守や感想を書いてくれて『ありがとう』や


    今夜は10時くらいには周師匠の募集も一段落付きそうなんでその辺りから再開予定なのん

  • 79二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 19:30:09

    折角ここまで犠牲者がいないわけだし全員生還してほしいですね……本気でね

  • 80二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 20:35:52

    ゆっくりでいいですよ

  • 81二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 21:15:31

    >>78

    反応や♡がないとつまんねーよって思われてるという幻魔を打ち込まれるから、保守や感想を書いてくれて『ありがとう』や


    俺と同じ意見だな…

    明確な指標が他にないから主催者としてはどうしても気になってしまうよねパパ

  • 82ポチェモブ26/01/27(火) 22:05:11

    再開だあっ

    今回は殆どvsネマトーダ戦になりそうッス


    第4ターン 第2フェーズ:ミッションフェーズ(後半)

    ~神を釣る蜘蛛の糸、鋼鉄の巨神狩り~

    時刻:04:45

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯中央広場

    「……いたわ。あれが『冥王』」

    パイプラインの影から、アド・ミャンが震える指で指し示した。

    広場の中央、不気味な紫色のオーラを放ちながら浮遊する、全長50メートルを超える黒い巨体。

    『黒いゼオライマー』。

    そのコックピットには、モニター越しにこちらを見下ろす『冥王』ネマトーダの姿がある。

    「フフフ……。ようやく来たか、薄汚いネズミども。

    待っていたぞ。我が『Dインパクト』の露払いには丁度いい」

    圧倒的なプレッシャー。生身の人間なら、その場にいるだけで圧死しそうなほどのエネルギー密度だ。

    アドは、震える手で葛西から渡されたメモを開いた。オイルの染みがついた紙切れには、殴り書きでこう記されていた。

    『おじさんの特製ステージは【C-4区画・第3溶鉱炉跡地】だ。

    あの大物をそこまで誘導してくれ。……その後は任せてくれ』

  • 83二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:07:09

    待ってたよ……
    対抗できるとしたら生身でMSとやり合ってた東方不敗くらいスかね

  • 84ポチェモブ26/01/27(火) 22:07:26

    「……C-4区画? ここから東へ500メートル……!」

    アドが顔を上げ、ヴィランたちを見回す。

    「みんな、聞いて! 葛西の作戦を実行するわ!

    あいつを東の溶鉱炉跡地まで誘い出して! そこで何か仕掛けがあるはずよ!」

    「ハッ、囮役か。上等じゃねえか」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実がニヤリと笑う。

    「デカブツの鼻っ柱、へし折って引きずり回してやるよ!」

    「行くぞ! 作戦開始だッ!!」

    『ワン・ウェイ』一方通行の号令と共に、スクワッドが散開した。



    >>81

    ウム…今後のロワの参考にもなるから良いなと思ったら♡を押して欲しいんだなァ

    勿論他の主催者のも頼むで、な?切磋琢磨最高

  • 85ポチェモブ26/01/27(火) 22:08:38

    【陽動:武人と忍者の強襲】

    「天破! 侠乱ッ!!」

    先陣を切ったのは、『マスター・アジア』東方不敗だった。

    彼は瓦礫を足場に数十メートルの跳躍を見せ、生身の拳でゼオライマーの頭部めがけて突っ込んだ。

    「超級覇王……電影弾ンンンッ!!」

    回転する気弾と化した老師が激突する。

    ドゴォォォン!!

    しかし、ゼオライマーの周囲数メートルに見えない壁――次元断層が存在した。攻撃は直前で霧散させられる。

    「無駄だ、老人!」

    ネマトーダが嘲笑う。

    「次元連結システムがある限り、貴様らの攻撃など届かん!」

  • 86二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:08:57

    >>1

    はじまって嬉しいぜ

  • 87二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:09:41

    スパロボMXみたいでやんした…
    まっ他人の空似だからそんなことはないんだけどね

  • 88ポチェモブ26/01/27(火) 22:09:52

    「イヤーッ!!」

    その隙を突き、死角から『ダークニンジャ』が飛来する。

    妖刀ベッピンによる紫電の一閃。

    カキンッ!

    やはり弾かれるが、ニンジャは着地せずに空中の瓦礫を蹴って高速機動を繰り返す。

    「……ドーモ。このバリア、常時展開ではない。攻撃の瞬間に反応している」

    ダークニンジャは攻撃を繰り返しながら、冷静に敵の防御システムを解析していた。

    「反応速度はコンマ0秒台。……だが、『Dインパクト』のような大技を撃つ瞬間、必ず隙ができるはずだ」

    「チョロチョロと目障りなハエめ!」

    ゼオライマーの手甲から重力波(エネルギー弾)が放たれる。

    それを紙一重でかわし、二人の達人は敵の意識を自分たちへと向けさせた。

  • 89ポチェモブ26/01/27(火) 22:11:18

    【挑発:風と道化の悪口雑言】

    「おいおい、鈍いねぇ! 図体だけで中身は空っぽかよ!?」

    ゼオライマーの足元を、『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実が風を纏って疾走していた。

    彼はあえて敵の視界に入るように動き回り、風圧で瓦礫を巻き上げてセンサーを撹乱する。

    「冥王だか何だか知らねえが、捕まえてみな!

    それともなんだ? そのロボット、介護用か何かで速く動けねえのかァ!?」

    「貴様ァ……!」

    ネマトーダの額に青筋が浮かぶ。自称「冥王」である彼にとって、愚弄は最大の挑発だ。

  • 90二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:12:12

    ミノルがしっかりと見せ場をもらっていて笑ってしまう

  • 91ポチェモブ26/01/27(火) 22:13:13

    「あーあ、可哀想に。お友達いないんでしょ、引きこもりのボクちゃん」

    さらに離れたビルの上から、『マガツイザナギ』足立透が拡声器片手に野次を飛ばす。

    「そんな大きいオモチャに乗って強がっちゃってさぁ。本当は怖くて降りられないんでしょ?

    ママにミルクでも貰ってきなよ、あ、マキマって女がママ代わりかな?」

    「黙れ下等生物ッ!!」

    ブチッ。ネマトーダの理性が切れる音がした。

    「神への冒涜……許さん! 塵一つ残さず消してくれる!!」

    ズズズズズ……!

    黒いゼオライマーが浮上し、挑発する二人を追って移動を開始する。

    その進行方向は――東、C-4区画。

    「へっ、釣れたぜ!」

    「単純な奴で助かるよ、ホント」

  • 92二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:14:05

    タフカテのマネモブより煽り耐性がなくて笑ってしまう

  • 93二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:15:16

    ヴィランが主軸のチームの定石だ
    敵を挑発して冷静さを欠いてる隙に弱点を見つけるパターンがあったりする…

  • 94ポチェモブ26/01/27(火) 22:15:44

    【解析と防衛:解析完了まであと3分】

    戦場から少し離れた物陰。

    アド・ミャンは必死に携帯端末を操作し、ゼオライマーのエネルギー波形を解析していた。

    「あいつのバリアの周期……どこかに綻びがあるはず……!

    葛西の罠が発動した時、確実にダメージを通すための『穴』を見つけなきゃ!」

    だが、暴れまわるゼオライマーの流れ弾や、崩落する建物の破片がアドたちに降り注ぐ。

    「ヒィッ!?」

    頭上から数トンのコンクリート塊が落下してくる。

    「邪魔だッ!!」

    ドゴォッ!!

    『Owl』滝澤政道が跳躍し、コンクリート塊を赫子の一撃で粉砕した。

    「あはは! 硬い煎餅だこと! 歯が折れちまうなァ!」

    滝澤は破片をバリボリと噛み砕きながら、アドの前に立ちはだかる。

    「おいネカピン! さっさと仕事しろ!

    俺の獲物(ゼオライマー)の缶詰、どうやって開けるか教えろよ!」

    「わ、分かってるわよ! 今やってる!」

  • 95二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:16:22

    ネカピンとやらせろ

  • 96二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:17:05

    このネカピンなんか普通に可愛くてリラックスできませんね

  • 97ポチェモブ26/01/27(火) 22:18:24

    「来るぞ、衝撃波だ!」

    ゼオライマーが放った余波が襲い掛かる。

    「氷結城壁(キャメロット・ウォール)!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが杖を突き立てる。

    幾重もの氷の壁が瞬時に展開され、衝撃波を受け止める。

    パリーン、パリーンと氷が砕けていくが、最後の数枚でどうにか防ぎきった。

    「くっ……! 私としたことが、守りに徹するとはな」

    モルガンは唇を噛むが、その目は揺るがない。

    「だが、あの傲慢な鉄屑に一泡吹かせるためだ。……解析を急げ、小娘!」

    「で、出た! バリアの発生源、胸部の球体と背面の連結ユニット!

    あそこのリンクを一瞬でも断てば、バリアが消えるわ!」

    「よし! 誘導完了だ!」

    通信機から鈴木の声が響く。

    ゼオライマーは、完全に葛西の指定したポイント――第3溶鉱炉跡地へと足を踏み入れていた。

    「掛かったな、冥王」

    一方通行が、瓦礫の陰で凶悪な笑みを浮かべた。

    「さあ、オッサン。……見せてくれよ、テメェの『手品』をな」

    第4ターン 第2フェーズ終了

  • 98二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:18:39

    善性(一応)かつ参加者と一緒に前に出てちゃんと役立とうとするタイプのネカピンは初めてッスね 新鮮な気分ッス

  • 99ポチェモブ26/01/27(火) 22:20:08

    【現在の状況】
    * 冥王ネマトーダ: 挑発に乗り、指定ポイント(C-4区画)へ移動完了。
    * スクワッド本隊: 誘導成功、包囲網を展開。
    * 解析班(アド): 弱点特定(胸部球体と背面ユニットのリンク)。
    * 葛西善二郎: 潜伏中(作戦発動準備完了)。

    今回のネカピンに関してはマジで予定外なんだ。
    安全な本部から指揮を出してヴィラン達に弄られるサブキャラだったのになぁ

  • 100二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:20:24

    >>98

    一応同じポチェモブのマネモビアンセブンのネカピンもそんな感じじゃなかったっけ伝タフ

  • 101二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:22:30

    >>99

    でもそっちの方が協力している感じがして別の面白さが出るでしょ

    前線指揮官の味よね

  • 102ポチェモブ26/01/27(火) 22:22:44

    第4ターン 第3フェーズ:マネモビアンバトル(前半)

    ~熱衝撃の罠、そして砕け散る希望~

    時刻:05:00

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯 第3溶鉱炉跡地

    夜明け前の空が、不吉な紫色に染まっていた。

    『黒いゼオライマー』が胸部の次元連結球を輝かせ、空間が軋むような高エネルギー反応を示す。

    「消えろ! 塵も残さずにな! メイオウ攻撃(Dインパクト)、チャージ!!」

    『冥王』ネマトーダが狂喜の叫びを上げる。

    その掌が、スクワッド全員に向けられた。終わりの光が放たれる――その寸前。

    「……はい、残念。時間切れだよ」

    瓦礫の陰で、『パイロインデックス』葛西善二郎が指を鳴らした。

    ズゴォォォォォォォォォォッ!!

    ゼオライマーの足元、かつて溶鉱炉だった地下空洞が爆発した。

    葛西が仕掛けていたのは、地下に残存していた高純度の溶解金属と燃料タンクへの同時点火。

    摂氏数千度のマグマごとき熱流が噴き上がり、ゼオライマーの脚部を赤熱させる。

    「ぬぉっ!? なんだこの熱は!?」

    ネマトーダがバランスを崩す。次元バリアはエネルギー攻撃には無敵だが、足元からの物理的な熱対流には対応が遅れた。

  • 103二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:24:54

    >>101

    仲間連中が極悪人ばかりだからこそどうしても輝く善性の味よね

  • 104ポチェモブ26/01/27(火) 22:25:29

    「今だッ! 水浴びの時間だぜェ!!」

    『ワン・ウェイ』一方通行が両手を振り下ろす。

    「ここにある冷却水……全部くれてやるよ!」

    ドバァァァァァァァッ!!

    彼がベクトルを操作したのは、工業地帯全域に張り巡らされた工業用水パイプライン。

    それら全てをゼオライマーの頭上で破裂させ、数百トンの冷却水を一気に浴びせかけた。

    超高温に熱せられた装甲に、冷水が直撃する。

    ジュウウウウウウッ!!

    凄まじい水蒸気爆発と共に、金属が悲鳴を上げる。熱衝撃(ヒートショック)。急激な温度変化は、どんな強固な装甲であれ脆くさせる。

    「仕上げだ! 永遠に眠れ!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが、全魔力を込めて杖を突き立てる。

    「『最果てに降る冬(ロードレス・ウィンター)』!!」

    水浸しになったゼオライマーを、絶対零度の魔力が包み込む。

    熱膨張と収縮、そして凍結膨張。

    バキバキバキッ!!

    黒い巨神は一瞬にして巨大な氷塊の中に封じ込められ、沈黙した。

    「……やった、の?」

    アド・ミャンが恐る恐る顔を出す。

    氷漬けになった神。その機能は完全に停止したように見えた。

  • 105二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:25:40

    ククク見てるのん

  • 106ポチェモブ26/01/27(火) 22:28:28

    「ハッ、ざまぁねェな。物理法則をナメるからこうなる」

    一方通行が勝ち誇った笑みを浮かべる。

    しかし。

    『……クックック。……ハハハハハハ!!』

    氷の内部から、スピーカーを通した嘲笑が響いた。

    「なっ……!?」

    モルガンが目を見開く。

    パリーーーーーーンッ!!

    閃光。

    氷山のごとき氷塊が、内側からの衝撃で粉々に砕け散った。

    そこには、傷一つない――いや、装甲表面の傷すらも次元転移による再生(リセット)で修復した、完全なる姿のゼオライマーが立っていた。

    「愚かな。実に愚かな猿知恵だ」

    ネマトーダが冷酷に見下ろす。

    「我が機体は『次元』そのもの。熱も、冷気も、物理的な破壊など無意味!

    私が『無傷である』と定義すれば、世界はその通りに修正されるのだ!」

    「……デタラメな野郎だ」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実が冷や汗を流して後ずさる。

    「勝てるのかよ……あんな理不尽なバケモンに…!」

  • 107二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:29:58

    やっぱり超次元システムやで なっ 次元連結システム最高

  • 108二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:30:17

    おおっゼオライマーもしっかり強い
    ならここからがスクワッドの腕の見せ所や

  • 109ポチェモブ26/01/27(火) 22:30:51

    「遊びは終わりだ。……絶望を教えてやろう」

    ゼオライマーが虚空から、巨大な光の剣――『メレクの鉾』を召喚する。

    機体の全長をも超えるその巨大な刃は、一振りで都市を両断するほどの破壊の権化。

    「薙ぎ払えッ!!」

    ズンッ!!

    メレクの鉾が横一文字に振るわれた。

    衝撃波だけで暴風が巻き起こり、スクワッドの面々が木の葉のように吹き飛ばされる。

    「ぐわぁぁぁぁッ!?」

    「キャァァァッ!」

    「ガハッ……!」

    一方通行の反射も、モルガンの氷壁も、規格外の質量攻撃の前には紙切れ同然。

    全員が地面に叩きつけられ、満身創痍となる。

  • 110ポチェモブ26/01/27(火) 22:33:33

    「死 ね! 死 ね! 虫ケラども!」

    ネマトーダは狂ったように鉾を振り回す。

    その時、逃げ遅れたアド・ミャンが瓦礫に足を挟まれ、動けなくなっていた。

    「い、いやぁ! 来ないでぇ!」

    「ネカピンッ!!」

    一番近くにいた鈴木実が、舌打ちをして飛び出した。

    「チッ、世話の焼ける女だな!」

    彼は風を纏って加速し、アドを抱えて回避しようとする。

    だが、メレクの鉾の切っ先が、鈴木の動きを捉えていた。

    逃げ場はない。

    (……あ、死んだなこれ)

    鈴木の脳裏に、死の予感が走る。

    彼はアドを突き飛ばし、せめて自分だけが盾になろうと腕を交差させた。

  • 111二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:34:12

    おおっ

  • 112二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:35:16

    なんや事前の情報も含めるとダークニンジャか師匠が死にそうやのォ

  • 113ポチェモブ26/01/27(火) 22:36:15

    「消えろォォォッ!!」

    その刹那。

    赤い残像が、鈴木の視界を遮った。

    ドスゥッ!!

    鈍く、重い音が響いた。

    「……え?」

    鈴木が目を開けると、そこには仁王立ちする老人の背中があった。

    『マスター・アジア』東方不敗。

    彼は生身で、巨大なメレクの鉾の切っ先を、両手で挟んで受け止めていた

    ――いや。

    受け止めきれていなかった。

    巨大な光の刃は、老師の腹部を深々と貫通し、背中まで突き抜けていた。

  • 114二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:37:09

    師匠ーっ

  • 115二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:38:29

    あうっや…やはり死者は避けられないのかあっ

  • 116ポチェモブ26/01/27(火) 22:38:38

    「が、はっ……!」

    老師の口から、大量の鮮血が噴き出す。

    「じ、ジジイ……!?」

    鈴木の声が震える。

    東方不敗は、串刺しになりながらも、決して膝をつかなかった。

    血に染まった口元をニヤリと歪め、眼前の巨大ロボットを睨みつける。

    「……ぬるいわ、鉄屑風情がァ!!」

    気迫だけで鉾を押し留めるその姿は、まさに武神。

    だが、その生命の灯火は、誰の目にも明らかに消えかかっていた。


    (10分だけ離席するのん。)

  • 117二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:44:12

    風呂から上がってスレを見たら東方不敗が死にそうになってた
    俺は悲しいぜ!

  • 118二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:45:23

    やべーよ

  • 119ポチェモブ26/01/27(火) 22:50:11

    第4ターン 第3フェーズ:マネモビアンバトル(決着)

    ~東方不敗、暁に死す~

    時刻:05:15

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯 第3溶鉱炉跡地

    「ぬぅんッ……!!」

    『黒いゼオライマー』の振るう『メレクの鉾』。その圧倒的な質量を腹部に受けたまま、『マスター・アジア』東方不敗は後方のコンクリート壁へと叩きつけられた。

    ドゴォォォン!!

    壁が蜘蛛の巣状に亀裂走り、老師の体からどっと血が溢れる。もはや内臓は破裂し、助かる見込みなど万に一つもない致命傷。

    「何やってんだジジイッ!!」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実が、血まみれの老師を抱きかかえて瓦礫の陰へと滑り込む。

    「なんでだよ……! なんで俺なんか庇いやがった!」

    鈴木の手が震える。老師の血が、温かい。

    「俺はただのチンピラだぞ!? 利用し合ってただけじゃねえか! なのに……なんで!」

    東方不敗は、薄れゆく意識の中で、鈴木の顔を見上げた。

    涙を堪え、怒りと悲しみに歪むその顔。

    強さを渇望し、手段を選ばず、それでも己の風を貫こうとするその眼差し。

    (……似ておるな。あの馬鹿弟子(ドモン)に)

    老師の口元が、穏やかに緩んだ。

  • 120二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:51:14

    なにっついに脱落者

  • 121二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:51:35

    見事やな‥

  • 122ポチェモブ26/01/27(火) 22:53:34

    「……勘違いするな、若造。ワシは……未来を守っただけよ」

    血泡を吐きながら、老師の手が鈴木の頬に触れる。

    「貴様のその飢え……その強さへの執着。……悪くない。

    その魂がある限り、貴様は……もっと強くなれる」

    「……っ!」

    鈴木の目から、堪えきれない涙が溢れ出した。

    だが、彼はそれを乱暴に拭い、慟哭を飲み込んで叫んだ。

    「……上等だ、クソジジイ!

    だったら……俺が貰い受けてやるよ! あんたの最強、あんたの命……全部俺が盗んで(継承して)やる!!」

  • 123二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:55:39

    東方不敗とミノルの師弟関係に感動しておりますズズッ

  • 124二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 22:55:49

    つよくなれミノル……
    お前は流派東方不敗を継ぐ男になるんだ……!

  • 125ポチェモブ26/01/27(火) 22:56:40

    鈴木は立ち上がる。その身に纏うのは、今までで最も激しく、最も澄んだ疾風。

    「行くぞ師匠(マスター)ッ!! 俺の風に乗れェッ!!」

    「…応ッ!!」

    鈴木が両掌を老師の背に当てる。

    「最大風速・神風当身(カミカゼ・ブロー)ッ!!」

    ドォォォォン!!

    鈴木の放った暴風が、瀕死の東方不敗を砲弾のように射出した。

    死の淵で燃え上がる最後の命の輝き。老師は空中で回転し、自身を人間の弾丸へと変える。

    「往くぞ、冥王! これが人の意志の力だァッ!!」


    我が心 明鏡止水 - されどこの掌は烈火の如く


  • 126ポチェモブ26/01/27(火) 22:59:36

    一方、ネマトーダは狂乱していた。

    「死に損ないがァ! 消えろ! 消えろ消えろ!!

    メイオウ攻撃(Dインパクト)、発射ァァァッ!!」

    ゼオライマーの胸部から、次元崩壊の光が放たれようとする。

    だが。

    「させるかよ、ポンコツがァッ!!」

    「Aaaaaaa!!」

    泥の巨人と化した『アース・マザー』ティアマトと、『閻魔』久瀬大作が、ゼオライマーの両腕にしがみついた。

    「どんだけ暴れようが死んでも離さねえぞ!!」

    物理的な拘束が、照準をわずかに狂わせる。

  • 127二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:00:18

    最初はヴィラン特有の利用し合う関係だと思ったのになあ
    お前は成長しないのか 虚構の友情はいつしか本物に変わったんだよ

  • 128二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:01:08

    どわーっしれっと間に合ってるやん

  • 129ポチェモブ26/01/27(火) 23:03:24

    そして。

    ドガガガガガガガガッ!!

    「――ここがおじさんの『本命』だよ」

    『パイロインデックス』葛西善二郎がスイッチを押した瞬間。

    工業地帯の地下深く、最も地盤の緩いエリアに張り巡らされたガスパイプラインが一斉に爆発した。

    ズズズズズズ……ガクンッ!!

    「な、なにッ!?」

    ゼオライマーの足元が崩落した。

    巨大な機体が大きくバランスを崩し、Dインパクトの射線が上空へと逸れる。

    「今だッ!! 全員で一点を穿てッ!!」

    『ワン・ウェイ』一方通行が叫ぶ。

    「イイイヤァアアッ!!」

    **『ダークニンジャ』**の『デス・キリ』。

    「喰らえェェェッ!」

    『Owl』滝澤政道の赫子による刺突。

    「沈めッ!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンの氷槍。

    「さっさと消えてくれっての!」

    『マガツイザナギ』足立透の銃撃。

    全ての攻撃が、バランスを崩して露出したコクピットハッチの一点に集中した。

    バギィッ!!

    強固な次元装甲に、わずかな亀裂が入る。

  • 130ポチェモブ26/01/27(火) 23:06:00

    その亀裂めがけて。

    風に乗った武神が突っ込んだ。

    「流派! 東方不敗が最終奥義ッ!!」











    「石破! 天驚拳ンンンンッ!!」

  • 131二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:08:16

    仲間同士の友情に感動しております

  • 132二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:08:56

    東方不敗ととミノルの合体奥義…あなたの事嫌いじゃない
    でも…一回限りなのが無理(哀)

  • 133ポチェモブ26/01/27(火) 23:09:19

    ズドォォォォォォォォォォォォォンッ!!

    東方不敗の拳が、亀裂を貫き、ゼオライマーのコクピットを直撃した。

    さらにその衝撃で、発射寸前だったDインパクトのエネルギーが逆流する。

    「ば、馬鹿な!? 私の力が……神の力が戻ってくるゥゥッ!?」

    ネマトーダの絶叫。

    「やめろ! 私は神だぞ! 冥王だぞォォォッ!!」

    「神ごときが喚くな! 人の叫びを聞けェッ!!」

    カッ!!!!

    Dインパクトのエネルギーが内部で炸裂した。

    黒い巨神は内側から光に包まれ、次元の狭間へと消滅していった。

  • 134ポチェモブ26/01/27(火) 23:12:42

    時刻:05:30

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯 瓦礫の山

    黒いゼオライマーは消滅した。

    爆心地から少し離れた瓦礫の上に、東方不敗は仰向けに倒れていた。

    その腹部には風穴が空き、もはや声を発するのも奇跡に近い状態だった。

    空の彼方、ビルの隙間から、朝日が昇ろうとしている。

    「……師匠」

    鈴木実が、膝をついて老師の手を握る。

    その横には、ダークニンジャが静かに跪き、滝澤政道がいつになく神妙な顔で立っていた。

    「……見よ」

    東方不敗が、震える指で朝日を指差した。

    「東方が……赤く、燃えている……」

    鈴木が涙を流しながら頷く。

    「あぁ……燃えてるよ。真っ赤にな」

    老師の瞳が、鈴木を捉える。

    「……悲しむな。命は巡り、技は継がれる。

    貴様の中に……ワシの風は吹いておる……」

  • 135二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:14:45

    マスターアジア 起きてこんかいっ
    生き返ってこいやっ マスターアジアーーーッ

  • 136ポチェモブ26/01/27(火) 23:17:35

    東方不敗は、最後の力を振り絞り、あの演舞の構えをとろうと手を上げた。

    「流派……東方不敗は……!」

    鈴木が、その手を支え、共に叫んだ。

    ダークニンジャも、滝澤も、久瀬も、その場にいた全員が、その最期を見届ける。

    「……王者の風よ!」

    「全新! 系烈!」

    「天破! 侠乱!」

    「見よ! 東方は、赤く燃えているッ!!」

    老師の手が、ガクリと落ちた。

    その顔には、満足げな笑みが刻まれていた。

    最強の武闘家、東方不敗マスター・アジア。

    異界の地にて、新たな弟子に見守られ、眠るように逝った。

  • 137二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:18:42

    ………(愛)

  • 138二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:19:36

    ……哀
    師匠キャラは誰かに何かを託して逝くんだ 悔しいだろうが仕方ないんだ

  • 139二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:19:50

    最初は全員生存でハッピーエンドを迎えられると思ったのになあ
    俺は成長しないのか バトロワで人死にが出ないのは余程の奇跡が起こらない限り有り得ないんだよ

  • 140ポチェモブ26/01/27(火) 23:20:17

    「…………師匠(マスター)ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

    鈴木実の慟哭が、朝焼けの工業地帯に響き渡る。

    それは喪失の叫びであり、同時に「最強」を継ぐ者としての産声でもあった。


    ダーク・ファイター・スクワッド 完(今川監督描き文字)

  • 141ポチェモブ26/01/27(火) 23:22:32

    第4ターン 終了
    【現在の状況】
    * 参加者リスト(生存9名):
    * 『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実(精神的成長・東方不敗の技を継承)
    * 他8名生存
    * 死亡者リスト:
    * 『マスター・アジア』東方不敗(Dインパクト阻止のため戦死)
    * 撃破数:
    * 『冥王』ネマトーダ(死亡・消滅)
    * 残りマネモビアン: 3体
    * 『ドミネーター』マキマ
    * 『神の如き者』右方のフィアンマ
    * 『マスター・ロゴス』イザク

    ワシはこの時点で今回のロワの主役はミノルだと確信したんだよね
    最初は一方通行メインだと思ってたんだけどなぁ

  • 142ポチェモブ26/01/27(火) 23:24:41

    第5ターン 第1フェーズ:諜報・作戦フェーズ

    ~朝日、弔い、そして神々の座へ~

    時刻:06:00

    現在地:アニマンティックシティ・工業地帯 瓦礫の山

    『冥王』との激戦から一時間が経過した。

    空は白み、瓦礫の山に突き刺さった鉄骨が、即席の墓標として朝日を浴びていた。

    そこには、『マスター・アジア』東方不敗の引き裂かれた帯が巻き付けられ、風になびいている。

    残されたヴィランたちは、それぞれのやり方で最強の武人との別れを惜しみ、そして次なる戦いへの覚悟を決めていた。


    (とりあえず今回はこのフェーズが終わったら中断するのん)

  • 143ポチェモブ26/01/27(火) 23:26:49

    イベント1:悪党流のレクイエム

    登場人物: 『ワン・ウェイ』一方通行、『マガツイザナギ』足立透

    墓標の前。

    『ワン・ウェイ』一方通行は、ポケットに手を突っ込んだまま、不機嫌そうに立ち尽くしていた。

    言葉はない。祈るような柄でもない。

    ただ、その赤い瞳を伏せ、自分を守るために散った老人の「強さ」と「愚かさ」を、静かに噛み締めていた。

    (……チッ。勝手に死んでンじゃねェよ、クソジジイ。……最強なんだろ、オマエ)

    そこへ、カランと乾いた音がした。

    『マガツイザナギ』足立透が、瓦礫の中から拾ってきたであろう、半分ほど残った酒瓶を墓標の前に置いたのだ。

    「へーえ。あの一方通行さんがおセンチに黙祷とはね」

    足立はヘラヘラと笑いながら、自分の頭を掻く。

    「馬鹿だよねぇ、あの爺さん。僕らみたいなゴミを庇って死ぬなんてさ。損得勘定もできないなんて、長生きした意味ないじゃん」

    口では小馬鹿にしている。

    だが、足立は酒瓶の蓋を開け、丁寧に地面に撒いた。

    「……ま、あの世で美味い酒でも飲んでよ。アンタの拳、嫌いじゃなかったし」

    「……テメェも大概だな、ピエロ野郎」

    一方通行が鼻で笑う。

    「……行くぞ。あのジジイがこじ開けた未来だ。無駄にしたら、あの世から説教しに来るぞ」

    「へいへい。怖い怖い」

    二人の悪党は、背中を向けて歩き出す。その背中は、少しだけ以前より大きく見えた。

  • 144ポチェモブ26/01/27(火) 23:28:49

    イベント2:灰になるまで使い潰せ

    登場人物: 『パイロインデックス』葛西善二郎、アド・ミャン

    少し離れた場所で、アド・ミャンは膝を抱えてうずくまっていた。

    「私のせいだ……。私がもっと早く解析していれば……。私が捕まらなければ、あのお爺ちゃんは……」

    涙を流す彼女の隣に、『パイロインデックス』葛西善二郎がドカッと座り込んだ。

    「やれやれ。司令官殿がそんな湿っぽい顔してちゃ、火も消えちゃうよ」

    「……だって……!」

    「いいかい、ネカピンちゃん」

    葛西は、オイルライターの火を見つめながら淡々と語る。

    「おじさん達はヴィラン。犯罪者で、社会のゴミで、そして君の『道具』だ。

    道具が壊れるのは当たり前。使い捨てられてナンボの世界なんだよ」

    葛西はアドの方を向き、ニヤリと笑った。それは冷酷なようでいて、どこか温かい狂気を孕んでいた。

    「だから、君は気に病む必要なんてない。

    俺たちを弾丸として使い潰せ。灰になるまで燃やし尽くせ。

    ……それが、君にできる唯一の『供養』ってもんじゃないかな?」

    「葛西……」

    アドは涙を拭い、顔を上げた。

    「……そうね。あんた達は私の道具。……絶対に、全員使い倒して、勝ってみせるわ!」

    「火火火! そう来なくちゃねぇ!」

  • 145二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:28:59

    >>あのジジイがこじ開けた未来だ。無駄にしたら、あの世から説教しに来るぞ

    そうやっそれでええんやっ

  • 146ポチェモブ26/01/27(火) 23:30:51

    イベント3:風と影の誓い

    登場人物: 『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実、『ダークニンジャ』

    風が吹いている。

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実は、師の墓標の前で、その風を全身で感じていた。

    もはや彼は、ただのチンピラではない。その瞳には、師から受け継いだ「王者の風」が宿っている。

    「……師匠(マスター)。見ててくれよ」

    鈴木が拳を握りしめる。

    「俺は止まらねえ。マキマも、フィアンマも、ロゴスも……全員ぶっ飛ばして、あんたの最強を証明してやる」

    その背後に、『ダークニンジャ』が音もなく現れた。

    「……覚悟は決まったようだな、ミノル=サン」

    「おうよ、ニンジャ」

    鈴木は振り返り、不敵に笑う。

    「湿っぽいのは終わりだ。……ここからは『復讐戦(リベンジ・マッチ)』だ。

    あのジジイの死を無駄にする奴がいたら、敵だろうが味方だろうが俺が許さねえ」

    「同意する」

    ダークニンジャが頷き、妖刀ベッピンの柄に手を添える。

    「俺も誓おう。我がカラテとベッピンにかけて、全てのマネモビアンを殺戮(トチメ)ると。

    ……行くぞ。イクサの時間だ」

    風と影。二人の戦士は、固い握手を交わした。

  • 147二次元好きの匿名さん26/01/27(火) 23:31:11

    狂気を含めど死んだ仲間を弔う程度の人間味が残ってるヴィランが好きなのは俺なんだよね

  • 148ポチェモブ26/01/27(火) 23:33:12

    イベント4:塩味の握り飯

    登場人物: 『Owl』滝澤政道、『アース・マザー』ティアマト

    廃墟の陰で、『Owl』滝澤政道は一人、食事を摂っていた。

    彼が食べているのは、人間の肉でも怪物でもない。

    リュックに入っていた、ただの乾パンだ。

    「……美味くねェな。ボソボソしやがる」

    滝澤は悪態をつくが、その手は止まらない。

    (『腹が減ったなら、ワシが握り飯でも作ってやろう』)

    昨夜の老師の言葉が、脳裏に蘇る。

    「……嘘つきジジイ。……作ってくれるって、言ったじゃねえかよ……」

    ボロボロと、滝澤の目から涙がこぼれ落ちる。

    乾パンが涙で濡れて、塩辛い味がした。

    彼は狂った喰種として振る舞いながらも、その心は親の愛に飢えた子供のままだったのだ。

    「Aaaaaaa……」

    優しく、温かい腕が滝澤を包み込んだ。

    『アース・マザー』ティアマトだ。

    「泣かないで。……よしよし」

    ティアマトは、滝澤の頭をその胸に抱き寄せ、ゆっくりと撫でた。

    「おじいちゃんは、おほしさまになった。

    ……でも、わたしがいる。ママがいるから……たべて。たくさん、たべて」

    「う……うぅ……あぁぁぁぁぁ……!!」

    滝澤はティアマトの腕の中で、子供のように声を上げて泣きじゃくった。

    狂気の仮面が剥がれ落ち、彼はひと時の安らぎを得ていた。

  • 149ポチェモブ26/01/27(火) 23:35:30

    イベント5:神々の座、発見

    登場人物: 『閻魔』久瀬大作、『ウィンター・クイーン』モルガン

    「……おい、あれを見ろ」

    先行偵察に出ていた『閻魔』久瀬大作が、丘の上で指差した。

    朝霧の向こう、東のエリアに、異様な威圧感を放つ建造物がそびえ立っていた。

    それは巨大な大聖堂。

    だが、その周囲には無数の浮遊する本と、神々しくも禍々しい光の輪が展開されている。

    「あそこか。……プンプン臭うぜ、胡散臭い『神様』の匂いがよ」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが隣に立ち、冷徹な瞳でその城塞を見据える。

    「……間違いない。強大な魔力反応が二つ」

    モルガンは杖を強く握りしめた。

    「『全知全能の書』を持つマスター・ロゴス。

    そして、『神の如き力』を騙る右方のフィアンマ。

    ……傲慢な簒奪者どもめ。私の前で王を気取るとは」

    「ケッ、上等だ」

    久瀬が拳を鳴らす。

    「閻魔様が直々に、地獄への片道切符を叩きつけてやる。

    ……行くぞ、ジジイの弔い合戦だ!」

  • 150ポチェモブ26/01/27(火) 23:37:57

    第5ターン 第1フェーズ終了
    【現在の状況】
    * 目的地: 東エリア・大聖堂(教会エリア)。
    * ターゲット: 『神の如き者』右方のフィアンマ、『マスター・ロゴス』イザク。
    * 状態: スクワッド全員の士気が最高潮に達している(東方不敗への弔い合戦)。

    ムフフ…今日はここまで。
    中盤の山場とも言える場面だったし、しっかり熱い展開をGemini君が書いてくれたから反応も多くてとっても嬉しかったのん…
    多分明日の夕方に少し進めて、夜には完結できる…と思う。

  • 151バトロワを継ぎすぎた者◆nYZ0za1ZFM26/01/27(火) 23:41:00

    オツカレーッ マスターの最後がかなり良かったーよ
    まだこれ言うのは早いかもしれないが……よかったらこれ完結してからしばらく後でいいので当初予定していたストリウス入りのダーファイスクワッドを第二回目として開催してほしいという気持ちに駆られるッ

  • 152ポチェモブ26/01/27(火) 23:49:08

    >>151

    感謝するよパパ!バトロワ主催者からコメントを貰ってモチベ完全復活だっ

    好評のようなら次回開催も考えますよククク…流石にネカピンや舞台とかは変えるけどね!グビッグビッ

  • 153心配症の周師匠26/01/28(水) 01:35:11

    オツカレーッ
    マスターアジア…(哀)
    いやあやっぱポチェモブのロワはおもろいのォ ヴィラン同士の絆って体感なかなか見ないから俺…好きだぜ

  • 154二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 08:36:53

    マスター見事やな‥

  • 155二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 14:04:06

    おもしれーよ
    本山探偵やガンダムも良かったのん

  • 156ポチェモブ26/01/28(水) 16:55:15

    保守兼感想あざース

    今日完結に向けて可能な所まで進めるのん


    第5ターン 第2フェーズ:ミッションフェーズ(前半)

    ~偽りの救済と、一方通行の拒絶~

    時刻:07:00

    現在地:アニマンティックシティ・教会エリア外縁

    「おい……なんだァ、ありゃ」

    『ワン・ウェイ』一方通行が足を止め、北の空を睨みつけた。

    彼らの目的地である大聖堂――その更に奥、街の中枢である行政区画・市庁舎の屋上から、禍々しい紅蓮の光柱が天を突き破っていたのだ。

    空が、悲鳴を上げている。

    雲が渦を巻き、空間そのものが赤く染まっていく。

    「嘘……! 数値が跳ね上がってる!」

    アド・ミャンが端末を操作しながら悲鳴を上げる。

    「あれはポータルの最大出力展開!? 『ドミネーター』マキマの仕業よ!

    あいつ、異次元の軍勢を『小出し』にするんじゃなくて、次元の壁ごとぶち破って、この世界を丸ごと飲み込むつもりだわ!」

    「飲み込むだと?」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが不快そうに目を細める。

    「そうよ! あと数時間……ううん、もしかしたら1時間もしないうちに、この街はマネモビアンの世界の一部に置換されちゃう!

    そうなればゲームオーバーよ! 私たちの首輪もドカンだし、世界も終わりだわ!」

    「チッ、タイムリミットギリギリってことかよ!」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実が舌打ちし、駆け出そうとする。

  • 157ポチェモブ26/01/28(水) 16:57:54

    その時。

    「――慌てるな。その必要はない」

    天から降り注ぐような、傲慢かつ絶対的な声が響いた。

    一行の前に、巨大な黄金の光が立ち塞がる。

    光の中から現れたのは、真紅の装束に身を包んだ青年。

    その右肩からは、歪で巨大なエネルギーの塊――『第三の腕』が顕現している。

    『神の如き者』右方のフィアンマ。

    教会の支配者が、最新鋭の強化型マネモビアン親衛隊を引き連れ、悠然と道を塞いでいた。

    「『ドミネーター』マキマによる世界管理。それこそが、争いに満ちたこの星を救う唯一の手段だ」

    フィアンマは、さも当然の真理であるかのように語る。

    「個人の自由などという不確定要素が、悲劇を生むのだ。

    ならば、絶対的な支配者が全てを管理し、思考を統一する。それこそが恒久的な平和……すなわち『救済』ではないか」

    フィアンマは右手をかざす。

    「貴様らのような薄汚い犯罪者(ヴィラン)には理解できまい。

    大人しくひれ伏せ。この右手が、貴様らの罪ごとその存在を浄化してやろう」

    彼の背後で、親衛隊が一斉に武器を構える。

  • 158ポチェモブ26/01/28(水) 17:02:06

    神聖なる威圧感。

    だが、それに屈するようなスクワッドではなかった。

    「……ハッ。ククッ」

    静寂を破ったのは、嘲笑だった。

    一方通行(ワン・ウェイ)が、腹を抱えて笑い出したのだ。

    「救済だァ? 平和だァ?

    ……笑わせンなよ、三下。

    テメェの言ってるソレはな、ただの『飼育』って言うンだよ」

    一方通行は、フィアンマを侮蔑の瞳で見下ろす。

    「思考を奪われ、自由を奪われ、誰かの掌の上で生かされるだけの平和?

    そんなモンに価値なんざねェ。

    泥水すすってでも、自分の足で立って、自分の意志でクソみてェな道を選ぶ……それが生きてるって事だろうがよォッ!!」

    「……下等生物が。神の意志を解せぬか」

    フィアンマの目が冷たく細められる。

    「ならば消えろ。貴様らを救う価値なし」

    ドォン!!

    フィアンマの『第三の腕』が振るわれた。

    それは単純な物理攻撃ではない。山一つを消し飛ばすほどの破壊の光が、スクワッド全員を消滅させんと迫る。

  • 159二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:04:12

    ヴィランということは大げさな言い方をすれば人道に反する道を歩む覚悟がある存在ということ
    そいつらを相手に脅しが通用すると思うのか?

  • 160ポチェモブ26/01/28(水) 17:06:14

    「来るぞッ!!」

    『ダークニンジャ』が警告する。

    「関係ねェッ!!」

    一方通行が一歩前に踏み出す。

    能力発動。ベクトル操作。

    カァンッ!!

    世界を救うと豪語する『第三の腕』の一撃が、一方通行の皮膚数センチ手前で、不可視の壁に弾かれたように霧散した。

    「……なっ?」

    フィアンマが初めて表情を動かす。

    「オレ様の攻撃を……防いだ、だと?」

    「防いだンじゃねェよ。……『通行止め』だ」

    一方通行はニヤリと笑い、地面を蹴った。

    「行くぞテメェらッ!!

    あんな勘違い野郎に世界を渡すな! ここを通ってマキマの首を獲るぞォッ!!」

    「応ッ!!」

    『閻魔』久瀬大作が吼える。

    「説教臭い野郎は殴り飛ばすに限るぜ!」

    「火火火! 神様ごっこなら幼稚園でやりな!」

    『パイロインデックス』葛西善二郎が炎を放つ。

    「神罰覿面(しんばつてきめん)!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが氷槍の雨を降らせる。

    「我こそが救い! 我が右手に敗北はない!」

  • 161ポチェモブ26/01/28(水) 17:09:49

    第5ターン 第2フェーズ:ミッションフェーズ(後半)

    ~悪意の鏡面反射と、銀河を統べる剣~

    時刻:07:15

    現在地:アニマンティックシティ・教会エリア広場

    「火火火! 神様なら、この業火も愛してくれよ!」

    『パイロインデックス』葛西善二郎が、両手から極大の火炎流を放つ。それは建物一つを容易く溶解させる熱量だ。

    だが、『神の如き者』右方のフィアンマは、欠伸交じりに『第三の腕』を軽く振るった。

    「下賎な業(ごう)だ。……己が身で味わうがいい」

    ドォン!!

    火炎が、見えない壁に当たったかのように、威力を増して葛西へと跳ね返る。

    「おっと!?」

    葛西が横に飛び退く。彼がいた場所がドロドロに融解した。

    「じゃあ、鉛玉ならどう?」

    『マガツイザナギ』足立透が死角からペルソナを召喚し、呪殺のエネルギーを纏った斬撃と銃弾を浴びせる。

    「死んじまえよ、鬱陶しい!」

    「嫉妬、憎悪、侮蔑……。貴様の攻撃は不純物に満ちている」

    フィアンマが睨むだけで、足立の斬撃は空中で霧散し、銃弾は直角に曲がって足立の足元を穿った。

    「うわっ、危ねえな!」

    フィアンマの『聖なる右』は、敵意や悪意に反応し、その出力に合わせて自動的に調整・迎撃を行う。

  • 162二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:13:06

    へーっ敵意や悪意に反応してオート迎撃するんだ…ヌッ
    つまりそれらが籠ってない偶然当たる攻撃か敵意や悪意を消した状態での攻撃なら当たりやすいということか?

  • 163ポチェモブ26/01/28(水) 17:13:41

    葛西のような「純粋な悪意」や、足立のような「歪んだ世へのルサンチマン」は、彼にとって格好の燃料であり、最も防ぎやすい攻撃だった。

    「チッ、面倒くせェ能力だ!」

    『ワン・ウェイ』一方通行が、反射された攻撃をさらにベクトル操作で逸らし、味方への被害を防ぐ。

    「俺たちの攻撃が強ければ強いほど、奴の守りは硬くなる……!

    このままじゃジリ貧だぞ!」

    決定打に欠ける攻防。フィアンマの傲慢な笑みが深まる中、二人の男が前に出た。

    「……どけ、インテリ共。相性が悪ィんだよ」

    『閻魔』久瀬大作が、ボロボロの体で歩み出る。

    その拳には、憎しみも、殺意すらない。あるのはただ、己の生き様を貫くという「意地」のみ。

    「……腹が減った。邪魔だ、どけ」

    『Owl』滝澤政道が、涎を垂らしながら続く。

    その瞳には、善悪の概念すらない。あるのはただ、生存本能と食欲という「狂気」のみ。

    「む?」

    フィアンマが眉をひそめる。

    『第三の腕』が、この二人に対しては反応を鈍らせている。悪意の波長が噛み合わないのだ。

  • 164ポチェモブ26/01/28(水) 17:17:43

    「オラァッ!!」

    久瀬が踏み込む。

    フィアンマが防御しようとするが、自動防御が働かない。

    「なっ……!?」

    ドガッ!!

    久瀬の拳が、フィアンマの展開した障壁を突き破り、その頬を掠めた。

    「極道の喧嘩に、善も悪もねえんだよ! 邪魔な奴をどかす、それだけだ!!」

    「ギャハハハ! いただきまァす!!」

    滝澤が頭上から強襲する。

    赫子の爪がフィアンマの肩口を切り裂く。

    「貴様ら……! なぜ我が右手が反応しきれん!?」

    「テメェのセンサーは『悪意』頼りか? 残念だったな!」

    一方通行がニヤリと笑う。

    「こいつらはなァ……ただ『生きてる』だけなんだよ!!」

    久瀬のラッシュと滝澤の猛攻。

    悪意なき闘志と、純粋なる狂気。計算外の攻撃に、フィアンマが初めて後退する。

    「おのれ……! 神の如きこのオレ様が、これしきの雑魚に……!」

    フィアンマが激昂し、第三の腕を最大出力で叩きつけようとした、その時。

  • 165二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:19:51

    ふーん 強力な能力でも野蛮人の底力と相性の前では弱体化するんですね
    ちょっと安心です

  • 166ポチェモブ26/01/28(水) 17:21:05

    キィィィィィィン……。

    戦場の空が、一瞬にして「宇宙(そら)」へと変わった。

    朝の光が遮られ、満天の星空と銀河が、アニマンティックシティの天井を覆う。

    「……物語(ストーリー)が盛り上がっているようですね」

    天から、星の光と共に一人の男が舞い降りた。

    荘厳なローブを纏い、手にはかつてのカラドボルグではない、青き光を放つ長剣を携えている。

    『マスター・ロゴス』イザク。

    「フフフ……。フィアンマ、手こずっているようですね」

    ロゴスが悠然と微笑む。

    「マスター・ロゴスか……! なんだそのふざけた空は!」

    フィアンマが不快そうに吐き捨てる。

  • 167ポチェモブ26/01/28(水) 17:23:19

    ロゴスは、手にした剣――『刃王剣十聖刃(ハオウケンクロスセイバー)』をゆっくりと掲げた。

    その刀身には、宇宙の森羅万象が刻まれている。

    「紹介しましょう。これぞ聖剣の頂点、銀河を断つ刃。

    この剣の前では、物語の結末など私の思うがまま」

    ロゴスが一振りする。

    ただそれだけで、久瀬と滝澤の足元の空間が「最初からそこになかった」かのように消滅し、二人は後退を余儀なくされた。

    「さあ、最終章(クライマックス)を始めましょう。

    私の執筆する、世界崩壊のシナリオをね」

    最強の盾を持つフィアンマと、万物を書き換える剣を持つロゴス。

    二柱の神が並び立ち、スクワッドを見下ろした。

    (第5ターン 第2フェーズ終了)

  • 168ポチェモブ26/01/28(水) 17:27:11

    第五ターン 第3フェーズ:マネモビアンバトル(前半)

    ~銀河の剣戟と、全知全能の変身~

    時刻:07:30

    現在地:アニマンティックシティ・教会エリア広場

    「チッ、面倒くせェ! 二人まとめて相手にするのは分が悪すぎるぞ!」

    『ワン・ウェイ』一方通行が怒鳴る。

    フィアンマの鉄壁の防御と、ロゴスの現実改変じみた攻撃。この二つが重なり合えば、攻略の糸口すら掴めない。

    「おい、極道! それに喰種!

    テメェらあの『右手の野郎』と相性がいいンだろ!? 奴を引き付けろ!

    残りの全員で、あの剣を持った小説家を叩く!!」

    「おうよ! あいつは任せとけ!」

    『閻魔』久瀬大作が血を吐き捨て、フィアンマへ向かう。

    「ギャハハ! どっちが美味そうかなぁ!?」

    『Owl』滝澤政道もそれに続く。

    戦場は二つに割れた。

    神殺しの最終決戦、その幕開けは一方的な蹂躙から始まった。


    (なんでマスロゴがクロスセイバー持ってるんだよって思ったでしょ。他の聖剣を操る姿が見たいから個人的なリクエストの味よね)

  • 169二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:29:09

    想像してみろ…セイバーの味方ライダー複数人でかかっても普通に圧倒してたソロモンがクロスセイバーを持ってる光景を
    エグいなんてものじゃない

  • 170ポチェモブ26/01/28(水) 17:32:05

    局面1:聖剣の祭典(対マスター・ロゴス)

    「フフフ……。私を多勢で囲みますか。

    悪役(ヴィラン)らしくて実に良い。ですが――」

    『マスター・ロゴス』イザクは、手にした青き聖剣『刃王剣十聖刃(クロスセイバー)』を指揮棒のように優雅に振るった。

    「私の物語に、駄 作は不要です」

    『既読! 激土! 烈火! 流水! 黄雷!』

    虚空から、属性を帯びた巨大な聖剣の幻影が次々と具現化する。

    大剣が大地を割り、炎が渦を巻き、激流が全てを押し流し、雷が降り注ぐ。

    一振りで全ての聖剣の力を操る、理不尽なまでの弾幕。

    「ふざけんなッ! 天候まで操るのかよ!」

    『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実が、降り注ぐ雷を紙一重で回避するが、衝撃波だけで吹き飛ばされる。

    風の動きを読もうにも、豪雨と爆風で気流が滅茶苦茶だ。

    「Aaaaaaa……!!」

    『アース・マザー』ティアマトが泥の壁を作るが、『土豪剣激土』の重撃がそれを容易く粉砕する。

    「ぬるいですねぇ。母なる大地も、私の剣の前では粘土細工に過ぎない」

  • 171二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:34:03

    さ…流石にこの上で増援は召喚してこないよね?
    キングオブソロモンとか

  • 172ポチェモブ26/01/28(水) 17:35:04

    「凍り付け!」

    『ウィンター・クイーン』モルガンが絶対零度の魔術を放つ。

    だが、ロゴスは『煙叡剣狼煙』の能力を発動。自身の体を煙に変え、氷の檻をすり抜けて背後に現れる。

    「チェックメイトですよ、女王陛下」

    「なっ……!?」

    ズバァァァン!!

    『音銃剣錫音』による高周波斬撃が、モルガンの障壁を内部から破壊する。

    「ぐぅッ……! 私の魔術が……通用しない!?」

    「ドーモ、マスター・ロゴス=サン!」

    『ダークニンジャ』が影から奇襲をかける。

    しかし、ロゴスは『闇黒剣月闇』を呼び出し、周囲の空間ごと重力で押し潰した。

    「影遊びは終わりです。……未来は見えている」

    「うわわっ、吸い込まれる!?」

    『マガツイザナギ』足立透と『パイロインデックス』葛西善二郎**も、発生したブラックホールのような重力場に足を取られ、攻撃どころではない。

    一方通行がベクトル操作で重力を相殺しようとするが、次から次へと属性の違う攻撃が飛んできて演算が追いつかない。

    「クソッ! 手数が多すぎるンだよ!」

  • 173ポチェモブ26/01/28(水) 17:36:34

    局面2:神の如き威圧(対フィアンマ)

    一方、フィアンマを抑え込もうとしていた二人もまた、絶望の淵にいた。

    「調子に乗るなよ、有象無象が」

    『神の如き者』右方のフィアンマの背後にある『第三の腕』が、禍々しく変形し、その出力を跳ね上げた。

    『神上(ラ・ペルソナ・スペリオーレ・ア・ディオ)』。

    彼が本気を出せば、惑星一つを消し飛ばすことすら可能な力が解放される。

    「オラァッ!!」

    久瀬大作が捨て身のタックルを仕掛ける。

    だが、今度は「悪意がない」からといって通じるレベルではなかった。

    圧倒的な質量を持った光の壁が、久瀬を弾き飛ばす。

    「ガハッ……!?」

    久瀬の肋骨が軋み、地面を転がる。

  • 174二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:36:41

    せ…聖剣って奴は随分多種多様な能力を持ってるんだな

  • 175二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:36:44

    強敵が増えてきてリラックスできませんね……

  • 176ポチェモブ26/01/28(水) 17:38:21

    「喰わせろォォッ!!」

    滝澤政道が上空から襲い掛かるが、第三の腕が巨大な「掌」となって彼を空中で鷲掴みにした。

    「ギャッ……!?」

    「汚らわしい。神の御前に立つことすら許さん」

    メキメキメキ……。

    滝澤の赫子ごと全身が握り潰されていく。

    「あ、が……痛ェ……放せ、放せよォ……!」

    「相性がどうとか言っていたな?

    蟻が象に噛み付いて、相性も何もあるものか。……圧倒的な『格』の違いを知れ」

    フィアンマが腕を振るうと、滝澤はゴミのように壁に叩きつけられ、久瀬もまた光の波動で吹き飛ばされた。

    二人がかりでも、足止めすらままならない。

  • 177二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:38:35

    つよっつえーよ

  • 178ポチェモブ26/01/28(水) 17:43:16

    クライマックス:絶望のプレゼント

    スクワッド全員が地面に這いつくばる中、マスター・ロゴスは青い聖剣を収め、退屈そうに溜息をついた。

    「やれやれ……。少しは楽しませてくれると思いましたが、期待外れですね」

    ロゴスは懐から、一冊の巨大な本――『オムニフォースワンダーライドブック』を取り出した。

    その表紙には、禍々しくも神々しい王の姿が描かれている。

    「そろそろ終わらせましょう。マキマが待っていますからね」

    ロゴスは本を開く。

    『OMNI FORCE!!』

    「愚かな悪人たちへ……私からささやかなプレゼントです」

    彼はベルトに本を装填し、高らかに宣言した。

    「変身」

  • 179二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:44:49

    マスロゴ……聞いています
    生身の状態でもライダー2人相手取って圧倒出来ていたと 変身されたら最終フォーム持ち以内限り割と絶望だと

  • 180二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 17:45:30

    まさか全滅するってわけじゃないでしょ?

  • 181ポチェモブ26/01/28(水) 17:46:15

    『OPEN THE OMNI FORCE!!』

    『FORCE OF GOD! KAMEN RIDER SOLOMON!』

    『FEAR IS COMING!!』

    眩い黄金と赤の光が教会エリアを包み込む。

    空間が悲鳴を上げ、巨大な剣が天から降り注ぐ幻影が現れる。

    光が収束したそこには、重厚な甲冑と、全てを見下ろすような威圧感を纏った黄金の騎士――

    仮面ライダーソロモンが立っていた。

    「……あぁ、素晴らしい。力が満ちてくる」

    ソロモンは、手にした大剣『カラドボルグ』を軽く地面に突き立てた。

    ただそれだけで、教会エリア全域に激震が走り、地面が陥没した。

    「ここからは私がルールだ。

    さあ……物語の結末(バッドエンド)を始めましょう!」

    神を超えた力を振るうフィアンマ。

    全知全能の魔王へと変身したロゴス。

    二つの絶望を前に、ヴィランたちは立ち上がることすら許されなかった。


    (ここで中断するのん、マスロゴは語録スレは多いのに意外と画像が探すのに手間取った…それが僕です。)

  • 182二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 18:28:44

    相手が急にめちゃくちゃ強くなってて笑ってしまう

  • 183二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 19:24:40

    フィアンマは原作に比べたら少し弱体しててこれくらい苦戦するんすね

  • 184二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 21:17:28

    マキマ倒せるんかのう‥

  • 185ポチェモブ26/01/28(水) 22:26:21

    続けルと申します。

    もしかしたら直ぐに次スレを建てるかもしれないね

    第5ターン 第3フェーズ:マネモビアンバトル(後半・決着)

    時刻:07:45

    現在地:アニマンティックシティ・教会エリア広場

    絶望には、色があったとしたら、それはきっと今の光景だろう。

    右手に、銀河を断つ『刃王剣十聖刃(クロスセイバー)』。

    左手に、世界を崩壊させる『カラドボルグ』。

    二振りの神剣を携えた仮面ライダーソロモンは、ただ歩くだけでヴィランたちを蹂躙していた。

    「無駄ですよ、 あなた達の運命は決まっている!」

    ズガァァァン!!

    二刀が交差し、『ワン・ウェイ』一方通行の反射すら飽和させるエネルギーが炸裂する。

    『ウィンター・クイーン』モルガンの氷壁は紙屑のように消し飛び、『ミノル・ザ・ゲイル』鈴木実と**『Owl』滝澤政道**は衝撃波だけで 血を吐いて吹き飛ばされた。

    「逃げるな! 神の救済を受け入れろ!」

    『神の如き者』右方のフィアンマが『第三の腕』を振り下ろす。

    狙いは、瓦礫の下で震えるアド・ミャン。

    「Aaaaaaa……だめッ!!」

    ドスゥッ!!

    『アース・マザー』ティアマトが、自らの巨体を盾にしてその一撃を受け止めた。

    「ガ、ァ……ッ!」

    神の衝撃が、原初の母の霊核に深い亀裂を入れる。彼女は血のような泥を吐き出し、膝をついた。

    「ママッ!?」

    アドが悲鳴を上げる。

  • 186二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 22:26:40

    マキマは大ボスだしめちゃくちゃ強いだろうからここで死人はなるべく出てほしくないんだよね まっ今の二人も十分強すぎるからバランスは取れてないんだけどね

  • 187ポチェモブ26/01/28(水) 22:27:46

    そこへ。

    コツ、コツ、コツ。

    戦場の喧騒を凍らせるような、静かなヒールの音が響いた。

    「……騒がしいね」

    空間が裂け、『ドミネーター』マキマが姿を現した。

    彼女は倒れ伏すヴィランたちを、まるで道端の石ころを見るような目で見下ろす。

    「死体が増えそうだね。……掃除が大変そう」

    マキマは、ゆっくりと右手を拳銃の形にした。

    標的は、前衛で膝をついている久瀬、ダークニンジャ、葛西。

    「――ばん」

    ドォォォォォンッ!!

    不可視の衝撃。

    回避も防御も許されない、絶対的な「攻撃」。

    「グアァァァァッ!?」

    久瀬の太腿が弾け飛び、ダークニンジャの装甲が砕け、葛西の腹部に風穴が開く。

    立っていた全員が、一瞬で戦闘不能(スクラップ)にされた。

    「さて……次は飼い主さんね」

    マキマが銃口(指)を、アド・ミャンに向ける。

    「死んでくれる?」

    「ひっ、あ……ぁ……」

    アドは腰を抜かし、死を覚悟して目を閉じた。

  • 188ポチェモブ26/01/28(水) 22:29:25

    (流石に残り10レスちょいでキリがつかなそうだから新スレ建てるのん、ちょっと待っててね…)

  • 189二次元好きの匿名さん26/01/28(水) 22:31:21

    今マキマ来たらマジで勝ち目ないのは大丈夫か?

  • 190ポチェモブ26/01/28(水) 22:38:58

オススメ

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