政府・与党は4月16日、高市早苗首相(自民党総裁)の日程調整がつかないとして、4月中の国会での党首討論の開催には応じられないと野党側に伝えた。与野党は昨年、当初予算成立後の4~6月に毎月1回開催することで合意しており、「約束」が守られない形となった。
官邸側は外国首脳との会談が重なったためと説明するが、昨年は夜間に党首討論を開催するなど柔軟な対応を取っていた。
衆院選での歴史的大勝を受け、党より官邸主導が強まる「政高党低」が指摘される中、予算審議でも高市首相が説明する機会は大幅に減少。首相に対する「国会質問を避けている」との批判は、さらに強まりそうだ。(川田篤志)
◆開催予定時間にモンテネグロの大統領と会談が…
党首討論を開く衆参両院の国家基本政策委員会の定例日は水曜日。4月29日は祝日のため、野党側は22日に開催するよう、4月上旬から繰り返し求めていた。
しかし、中道改革連合の重徳和彦国対委員長は4月16日、自民党の梶山弘志国対委員長から、開催予定時間の22日午後3時には高市首相がモンテネグロのミラトビッチ大統領との会談を予定しており、開催は難しいと伝えられた。
重徳氏は、与野党の合意が守られなかったとして「大変遺憾だ」と抗議し、代わりに5~7月に月1回の党首討論に応じることに加え、首相が出席する予算委員会の集中審議を早期に開くよう求めた。
◆2025年6月は午後6時に時間変更して開催していた
梶山氏は、党首討論や集中審議をいつなら開催できるか、官邸側に照会しているという。
党首討論は午後3時開始が原...
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