山口県立大付属周防大島高校の開校式と入学式が9日、周防大島町西安下庄の同校であり、1期生87人が学びやの新たな歴史と共に希望と期待にあふれる高校生活のスタートを切った。
旧安下庄高と旧久賀高が統合して2007年に開校した県立周防大島高が、県立大初の付属高となった。1期生として、普通科に85人、介護福祉特別科に2人が入学した。
式では新入生や県立高の時に入学した在校生、保護者らが見守る中、県立高として最後の卒業生となる在校生の代表が県教育委員会の繁吉健志教育長に校旗を返納し、県立大の岡正朗理事長が新しい付属高の校旗を在校生の代表に授与して県立高時代の歴史と伝統を付属高へ継承。新入生の入学許可が宣言された。
岡理事長は「付属高校と大学が緊密に連携を図りながら、地域社会を支え活躍する人材を育てる新しい挑戦を進める。生徒と教員、地域の皆さんが力を合わせ全国に誇れる学校へと発展することを期待する」とあいさつ。
在校生を代表して3年で生徒会副会長の弘田千晴さん(17)が「この学校で学ぶ私たちが共に新しい高校、地域の歴史をつくりましょう」と歓迎のあいさつ。新入生代表の中村元音さん(15)は「新たに出会った多くの仲間と勉強や部活動に積極的に取り組み、高校で輝く自分たちの姿を見せることで、家族や応援してくれた方々に恩返しをしたい。私たちへの期待を受け止めて成長し、付属高校の新しい歴史づくりに取り組む」と決意を述べた。
付属高はデータサイエンス教育や探究学習、QOL(生活の質向上)につながる科目を充実させ、これからの社会で求められる力を育成する特色ある教育活動が特長。全国から生徒を募集する地域みらい留学に参画している。
(大下秀幸)