県立病院でも杉本前知事からのセクハラ被害 県立病院の職員への調査で発覚 上司などからのハラスメント被害は150人 「何をしても解決しない」組織風土浮き彫りに
杉本前知事のセクハラ問題を受けて、県が県立病院の職員を対象に行ったハラスメント調査の結果をまとめました。2人の職員が、杉本前知事からのセクハラ被害を訴えているほか、上司などからのハラスメントに悩む職員は150人にのぼっています。
調査は3月に行われ、県立病院の看護師や医師それに外部スタッフを含むおよそ1500人のうち、75%にあたる1137人が回答しました。
それによりますとハラスメントに悩む職員は13.2%にあたる150人で、上司からのパワハラを看護師が最も多く訴えています。
一方、杉本前知事からのセクハラ調査には881人が回答し、このうち2人が被害を「受けていた」としたほか、1人が飲酒時に見聞きしたと答えています。
この3人は「何をしても解決にいたらないと思った」と特に行動はしておらず、組織風土の問題が浮き彫りになっています。
今回の結果を受けて県立病院は、院内に医師や看護師による相談窓口やハラスメント対策のチームを、5月をめどに設けるということです。
ハラスメント調査を巡っては、県職員に対しても全職員4700人を対象に実施し、このうち262人がハラスメント被害を訴え、杉本前知事からのセクハラについては、5人がLINEでの性的な発言など、被害を受けていたと公表しています。