まさに死闘!後半AT劇的弾で追いついた神戸がACLE4強進出!!PK戦は5人全員が成功
[4.16 ACLE準々決勝 アルサッド3-3(PK4-5)神戸 ジッダ] AFCチャンピオンズリーグエリートの準々決勝で、ヴィッセル神戸はアルサッド(カタール)に3-3から突入したPK戦の末に勝利した。ほかの日本勢はFC町田ゼルビアが17日にアルイテハド(サウジアラビア)と対戦する。 【写真】ブラジル代表の新2ndユニは「最も速くて最も恐ろしい獣」表現 ノックアウトステージのベスト8に突入。ただ中東事情の混乱で西地区ラウンド16が直前に一発勝負で決めることになり、神戸の相手も13日に決まっていた。またこの日の試合会場も2日前に変更となるなど、ドタバタが続いた。 前半2分にエリア手前の切り返しからFWロベルト・フィルミーノから左足から強烈シュートを浴びた神戸は、GK前川黛也の好セーブで何とか難を逃れたが、同6分、カウンターからFWアクラム・アフィフのラストパスからFWラファ・ムジカに流し込まれて先制を許す。 ただ神戸も落ち着いてゲームを立て直すと、前半23分、右サイドからDF酒井高徳がクロスを上げると、ペナルティスポットあたりでFW大迫勇也がヘディングで合わせる。これが右ポストを叩きながらゴールに吸い込まれ、すかさず同点に追いついた。 さらに神戸は前半34分、MF扇原貴宏が早めにクロスを上げると、ディフレクトしたボールがファーの大迫まで届く。しかし大迫が合わせたヘッドはクロスバーを叩くと、詰めたMF郷家友太のシュートも枠を外れる。中継では「頭で行けよ」と檄を飛ばすFW武藤嘉紀の声が拾われていた。 1-1で折り返した後半だが、アルサッドが決定力の高さをみせる。15分にFWクラウジーニョの浮き球をフィルミーノが胸に当てて落とすと、ムジカが右足で蹴り込む。後半のほぼファーストチャンスをゴールに繋げると、同20分にはムジカのクロスにフィルミーノが詰めて、リードを2点に広げた。 追いかけたい神戸は後半22分にFWジェアン・パトリッキとMF満田誠を投入。同26分に酒井の右クロスを合わせたパトリッキのヘッドは枠を捉えなかったが、同29分、満田とパトリッキがエリア内で粘って出したパスをMF井手口陽介が蹴り込む。VARのオフサイドチェックが入ったが、得点は認められて神戸が1点差に詰める。 そして後半アディショナルタイムのラストプレーだった。表示の3分が近づいたところ、神戸は右サイドからDF広瀬陸斗がクロスを上げると、ゴール前でスルスルとDFの前を取った武藤がニアでヘディングを合わせる。起死回生の同点弾が生まれ、延長戦に突入した。 延長は相手の足が止まって神戸が決定機を作り続ける。ただなかなか決め切れずにいると、延長前半13分にカウンターからFWジャバイロ・ディルロスンにヘディングを許したが、前川がビッグセーブで弾き出して得点を与えなかった。 また延長後半にも神戸は前川が好セーブを連続して披露。試合は120分を戦っても決着がつかず、PK戦で勝ち上がりを決めることになった。 そしてPK戦は先攻のアルサッドの3人目で蹴ったクラウジーニョが枠外に大きく外して失敗。対する神戸は落ち着いて成功を続けると、5人目で蹴ったパトリッキが成功して勝ち上がりを決めた。