「学びの多様化学校」安心へ工夫様々 上越市の諏訪中で内覧会 新潟

戸松康雄
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 新潟県内で初めて不登校の生徒向けのカリキュラムを組む「学びの多様化学校」として今月開校した上越市立諏訪中学校で10日、内覧会が行われた。生徒の登校が14日に始まるのを前に、市議や地元の関係者ら向けに開かれたもので、小菅淳一市長は「生徒にとって心地よく、安心した毎日になることを願っている」と語った。

 昨年3月に閉校した市立諏訪小学校の校舎を使用し、市立雄志中学校の分校と位置づけられている。今年度の生徒は20人。40分授業で、基本的に午前、午後とも3時限とされている。

 毎日、登校後と下校前に、予定の確認などのために全員が集まる「つどいスペース」には、ハンモックやクッション、ボードゲームも。登校を予定する生徒の意見を採り入れ、リラックスした雰囲気で、仲間や教師と時間を過ごせるように工夫された。雄志中校長を兼ねる黒田陽子校長は「自分と向き合いながら、自分の学びを進めることができる場所」と話す。

 水谷桂介教頭は「保護者の皆さんも不安だと思うので、保護者の方との交流を重要視していきたい」と語った。地元で運動会などを開いている「諏訪の里づくり協議会」の川上久雄会長(70)は「小学校が閉校して寂しかったので、開校はうれしい限り。地域の行事に参加してもらえることを期待したい」と話していた。

 学びの多様化学校は、諏訪中学校と同時に小千谷市立小千谷中学校上ノ山分校でも始まり、10日に開校式があった。

 小千谷市の場合は市外からも生徒を受け入れるのが特徴で、転入学した13人のうち、6人が長岡市十日町市南魚沼市から通うという。新しい環境になじむため、短時間だけ学校に行く期間を半月ほど設け、30日から1日5時間の正式授業を始める。

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