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きしむ日中関係

高市早苗首相の台湾有事を巡る答弁をきっかけに中国との関係がきしんでいます。日本と中国の政府の動き、民間への影響を多角的に伝えます。

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中国外務省「自衛隊の艦艇が台湾海峡に進入」 日本に抗議と表明

中国外務省の郭嘉昆副報道局長=北京で2025年12月17日、畠山哲郎撮影

 中国外務省の郭嘉昆副報道局長は17日の記者会見で、「日本の自衛隊の艦艇が台湾海峡に進入した活動を、中国軍が法に基づき処理した」と述べた。同日進入があったとの中国メディアの指摘に対し回答した。郭氏は「断固たる反対」を表明し、日本に「猛烈な抗議」を行ったと明らかにした。

 郭氏は、台湾有事を「存立危機事態になり得る」とした高市早苗首相の国会答弁が「中日関係に既に深刻な衝撃を与えている」と指摘。その上で、今回の自衛隊艦艇の進入を「武力の誇示と意図的な挑発」だとして「過ちを重ねている」と主張した。

 中国大陸と台湾に挟まれた台湾海峡は、最も幅が狭い場所で約130キロあり、米欧各国や日本などは国際法上、自由に航行できる水域と位置付けている。海上自衛隊の艦艇は2024年9月に初めて台湾海峡を通過し、昨年も複数回、台湾海峡を航行したことが明らかになっている。【北京・畠山哲郎】

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中国外務省の郭嘉昆副報道局長=北京で2025年12月17日、畠山哲郎撮影

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