【話題の南丹市・園部町の歴史】
今、亡くなった結希くんの件で注目を集めているこの町。
食肉や皮革産業の地域だったこともあり、いわゆる被差別地域としても知られる。
台湾や朝鮮半島などの人々も働かせていたという。
園部を語るなら外せない人物がいる。
野中広務。
1925年、園部町大村生まれ。
園部小、園部中出身。
被差別部落出身を公言していた。
復員後に大阪で働いていたとき、隣の部屋でこんな声が聞こえた。
「野中さん、大阪じゃ飛ぶ鳥落とす勢いやけど、地元帰ったら部落の人やで」
野中はその日、決めた。「地元に帰ろう」と。
逃げるためじゃない。そこから立ち上がるために。
園部町議→町長→京都府議→衆議院議員→内閣官房長官。
引退間際、自民党総務会でこんな発言があった。
「野中のような部落出身者を総理にはできんわなあ」
野中はその場で立ち上がり、発言者を正面から糾弾した。最後の最後まで、逃げなかった。
この町は、差別と戦い続けた男の故郷だ。
今また注目を集めている。
どうか、正しく見てほしい。
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