明け方の東天に「パンスターズ彗星」 写真で尾を引く姿も 熊本県内でも観察
夜明け前の東の低空で「パンスターズ彗星(すいせい)」が明るさを増し、熊本県内でも観察されている。国立天文台(東京)によると20日ごろまで、よく晴れて空が澄んだ日に暗い場所で見ると、肉眼でもぼんやりと観察できるという。 パンスターズ彗星は、2025年9月8日に米国の望遠鏡で発見された。その後、早いペースで明るさを増し、現在は4~5等級と推定される。20日に太陽に最も近づき、その後、日本からの観察は難しくなる。 街灯がなく夜空が暗い場所では、ぎりぎり肉眼で見える可能性がある。双眼鏡や小型望遠鏡を使うと見やすい。カメラの設定次第で、長い尾を引く様子が写真に写すことができた。 パンスターズ彗星は前回、約18万年前に太陽に接近したと考えられている。その後、惑星の影響で軌道が変化し、今回を最後に太陽系を離れて戻ることはない。(鹿本成人)