広島大付属小の6年児童がいじめ被害 調査報告書、指摘受け内容変更

小林晴香
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 広島大学は付属小学校6年(当時)の男子児童が2022年夏、同級生からのいじめが原因で不登校になったとする調査報告書をまとめた。同大のホームページで10日に公表した。

 報告書によると、児童は同年6月ごろから身体的な特徴を強調するようなあだ名で呼ばれたり、他の児童の前で「嫌われ者ランキング」に入っていると言われたりした。その後、児童は不登校になった。

 同大はいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定し、調査を実施。調査委員会による報告書は当初、「いじめに加え、受験に関する心理的負担が重なりあって不登校へとつながった可能性が考えられる」としたが、児童の保護者から「臆測を事実としており、捏造(ねつぞう)だ」との指摘があり、「いじめ行為が主たる要因となって不登校となったと認めるのが相当」と訂正された。

 同大は再発防止に向け、いじめ問題に対する職員の理解を深め、適切な初期対応を学ぶ研修を実施した。

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