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飯山陽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
飯山 陽
(いいやま あかり)
人物情報
生誕 (1976-02-07) 1976年2月7日(50歳)[1][2]
日本の旗 日本東京都
居住 日本の旗 日本
出身校 上智大学文学部史学科
東京大学大学院人文社会系修士課程
東京大学大学院人文社会系博士課程アジア文化研究専攻イスラム学専門分野単位取得満期退学[1]
学問
研究分野 イスラム思想[1]・イスラム現代情勢[3]
学位 博士(文学)(東京大学)[4]
主要な作品イスラム教の論理』(2018年)
イスラム2.0』(2019年)
イスラム教再考』(2021年)
イスラームの論理と倫理』(2020年)[5]
公式サイト
www.iiyamaakari.com
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飯山陽
YouTube
チャンネル
活動期間 2011年 -
ジャンル 情報系
登録者数 17万人
総再生回数 5135万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2025年7月23日時点。
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飯山 陽(いいやま あかり、1976年昭和51年〉2月7日[3] - )は、イスラム思想研究者、アラビア語通訳[1]YouTuber

略歴

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イスラム研究

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言論活動

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  • 2024年(令和6年)4月28日に行われた衆議院東京15区補欠選挙日本保守党公認で立候補したものの[10]、4位で落選[11]。ネットでの知名度はあったが、同区に地盤・血縁はなく、事実上全くの無名の新人での出発であった。選挙運動活動中つばさの党の妨害活動に遭い不眠・耳鳴りに悩まされることとなり、5月2日療養のため衆議院東京都第15区支部長を退任すると発表した[12]
  • 2025年 (令和7年) 3月23日 発足した「日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会」の理事に就任。日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会は、教育研究者の藤岡信勝(会長)、ジャーナリストの長谷川幸洋らが参加。飯山陽氏への日本保守党からの月刊Hanada4月号の記事の一文への名誉毀損、党首の百田尚樹氏のあかりちゃんねるでの飯山氏の発言に対しての名誉毀損の提訴他、数件の訴えに対し言論の自由を守る目的で発足した会[13][14]

批判

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  • 東京大学イスラム学研究室の松山洋平(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)は、飯山の著書のうち、特に『イスラム教の論理』について、「本書は、イスラム教徒──特に「過激派」──の思想・行動とイスラム教の本来的教義との連関 をイスラム法の論理に依拠して論じようとしている。このこと自体は、法学や神学への言及なしに「過激派」とイスラム教の教義の(無)関係性を説明しようと試みるその他の一般書と一線を画す、 極めて正当な方針と言える」と一定の評価を与える一方で、「イスラム法学の諸理論について基本的理解を欠いている」、「著者の(イスラム教以外の宗教を含む)宗教全般についての先入観と無理解...これが、本書がイスラム教の特殊性を無用に強調する背景にある」、「本書は全体にわたって種々の問題が散見される。そのため、イスラム法学の知識、 クルアーン解釈(tafsīr)の知識、昨今の「過激派」と「穏健派」の解釈の異同についての知識等を備えたうえで注意深く読まなければ、イスラム教についての誤った理解をもたらす可能性が高いと言わざるを得ない」と批判している[15]

主張

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  • 自身への批判に対して飯山は、自分を批判する方々はイスラム学の学会の主流(池内恵東京大学教授等)であるが「ハマスはテロ組織ではない」説を唱える人々であり、「ハマスはテロ組織である」という自分とは見解が対立する方々である、と主張している[16]
  • 飯山陽が中東イスラム学界から孤立していることについて、自身のnote「山内翔太の「飯山陽は反イスラム」というデマ」で「飯山陽以外のイスラム教の専門家は、イスラム教を絶賛するばかりです。飯山陽を消し去れば、イスラム教やイスラム教徒移民の問題を客観的に論じ、日本社会に及ぼす影響について警鐘を鳴らす人間はいなくなります。」と述べている[17]

著作

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単著

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  • 『「いい人」の本性』 (Hanada新書 002) 新書 – 2024年8月2日。[22]
  • 『イスラム移民』 (扶桑社 514) 新書 – 2024年8月1日。[23]
  • 『日本保守党との死闘ー自由社会の敵』 (ワック) ソフトカバー – 2025年5月25日予定。[24]

共著

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博士論文

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  • 飯山 陽『イスラームにおける「法の目的」 マスラハ概念の理論と実践』東京大学、2009年11月26日。 [4] - 論文審査の結果の要旨 (PDF)

記事

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出演

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脚注

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注釈

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  1. 政治学者苅部直は書評で、イスラム教の研究者の多くが「イスラーム」という呼称を使っているのに、本書の著者があえて「イスラム教」という言葉を使って論じていることを指摘し、「それは、イスラム教が特権的なすぐれた宗教であるかのように語る態度に対する、深い疑念の表われなのだろう」と述べた上で
    (前略)重大な問題は、研究者の独りよがりな発言の調子が、イスラム教そのものと堅く結びついている点である。唯一神をひたすらたたえるべき存在として人間をとらえ、イスラム法による統治を全世界に広めるべく戦うことを、絶対的な正義と見なす。それは「穏健」なイスラム教徒も、アルカイダや「イスラム国」のような過激派も、広く共有する思想にほかならない。
    と解説し、「こうした本書の指摘は、専門家の手になるものだけに、衝撃力をもっている」と評価した[18]
  2. 名古屋外国語大学外国語学部講師(2018年当時)の松山洋平は『イスラム教の論理』の書評において、第一の問題点は「著者がイスラム法学の諸理論について正確な理解を欠いている」ことであり、第二の問題点は「著者の(イスラム教以外の宗教を含む)宗教全般についての先入観と無理解である。これが,本書がイスラム教の特殊性を無用に強調する背景にある」と指摘した。そして、結論として
    本書は全体にわたって種々の問題が散見される。そのため,イスラム法学の知識,クルアーン解釈(tafsīr)の知識,昨今の「過激派」と「穏健派」の解釈の異同についての知識等を備えたうえで注意深く読まなければ,イスラム教についての誤った理解をもたらす可能性が高いと言わざるを得ない。
    と批判した[19]
  3. 社会学者橋爪大三郎は書評で、異論を封じることは「学問に必須の多様性が失われる」ことであり「それでは元も子もない」と述べた上で
     著者飯山氏は本当に勇気がある。ギョーカイ全体を敵に回している。さまざまな不都合を覚悟したろう。(中略)でもまず異論がのべられることが重要だ。
    と解説した[20]
  4. 政治学者岩田温は書評で、イスラム国(IS)が台頭したときに日本で「腑に落ちる」論考がみつからず希望を失いかけた際に、「彗星すいせいごとく現れたのが本書著者の飯山陽氏だった」と紹介し、「本書では、日本で中東問題を論ずる専門家が厳しく批判される」と解説して、具体的な例としてイランでは「おしん」や日本のアニメが人気が高いことを理由にして「親日国」だと紹介されることが多いにもかかわらず、日本のタンカーが攻撃されたことを取り上げている。そして、書評の最後で
     他ならぬ「専門家」によって中東問題の事実が隠される。彼らが隠蔽いんぺいしようとするイスラム諸国の不都合な真実を伝えるのが本書である。本書を不快に感じる人々も存在するだろう。しかし、我々われわれは気づくべきだ。虚偽ではなく、真実からしか真の他者理解は生まれない。
    と解説した[21]

出典

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  1. 以下の位置に戻る: 1 2 3 4 5 著者プロフィール”. 新潮社. 2019年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月3日閲覧。
  2. iiyamaakariの2020年2月7日のツイート、2023年12月22日閲覧。
  3. 以下の位置に戻る: 1 2 3 4 5 6 7 飯山陽 (2019年3月13日). 自己紹介”. Blogger. 2019年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月7日閲覧。
  4. 以下の位置に戻る: 1 2 3 飯山陽 (2009年11月26日). イスラームにおける「法の目的」 マスラハ概念の理論と実践”. 東京大学. 2019年2月3日閲覧。
  5. エジプトの空の下――わたしが見た「ふたつの革命」”. 晶文社. 2021年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月15日閲覧。
  6. 以下の位置に戻る: 1 2 どこまでもイスラム世界 飯山陽プロフィール”. iiyamaakari.com (2019年3月13日). 2022年10月5日閲覧。
  7. 過去の定例懇話会”. 日本学術振興会. 2023年12月22日閲覧。
  8. 飯山陽 (2021年7月5日). 恐怖の「今ここ!」アプリとMySOS”. note. 2023年12月22日閲覧。
  9. IiyamaAkariの2022年11月17日のツイート、2023年12月22日閲覧。
  10. 東京15区支部長(公認候補予定者)について”. 日本保守党. 2024年3月5日閲覧。
  11. “日本保守党の飯山陽氏、落選に「力が及ばなかった。それだけのこと」 衆院東京15区補選  百田尚樹氏は決意”. 東京新聞. (2024年4月28日) 2024年4月28日閲覧。
  12. “衆院補選「妨害」され不眠、耳鳴り… 日本保守党・飯山陽氏が病気療養で支部長退任「加療必要と診断」”. スポーツニッポン. (2024年5月2日) 2024年5月3日閲覧。
  13. “日本保守党・百田尚樹氏らから提訴の飯山陽氏が記者会見 かつての同志と法廷闘争のドロ沼”. 東スポWEB. (2025年4月24日) 2025年5月12日閲覧。
  14. “「自由を愛する皆様への呼びかけ」会長 藤岡信勝”. note日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会. (2025年4月24日) 2025年5月12日閲覧。
  15. 松山, 洋平 (2018-09-30). “書評 飯山陽著『イスラム教の論理』”. オリエント 61 (1): 74-78. doi:10.5356/jorient.61.1_74_78.
  16. 【ウソだったのか!】池上彰「ハマスはボランティア団体」のウソを暴くよ!
  17. 山内翔太の「飯山陽は反イスラム」というデマ”. 2024年5月7日閲覧。
  18. 苅部直 (2018年3月19日). “【書評】『イスラム教の論理』 飯山陽著(扶桑社新書)”. 読売新聞 オンライン (読売新聞). オリジナルの2019年7月3日時点におけるアーカイブ。 2021年9月12日閲覧。
  19. 松山洋平「書評 飯山陽著『イスラム教の論理』」『オリエント』第61巻第1号、日本オリエント学会、2018年9月30日、74-78頁、doi:10.5356/jorient.61.1_74_78
  20. 橋爪大三郎【短評】橋爪大三郎さん評/飯山陽(あかり)さん著『イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相』(扶桑社新書)」『毎日新聞』毎日新聞東京本社、2021年4月3日、朝刊。オリジナルの2021年4月3日時点におけるアーカイブ。2023年12月22日閲覧。
  21. 岩田温 (2022年6月5日). “【書評】『中東問題再考』飯山陽著 「専門家」が隠すイスラム”. 産業経済新聞社. オリジナルの2021年4月3日時点におけるアーカイブ。 2023年12月22日閲覧。 {{cite news}}: |archive-date=|archive-url=の日付が異なります。(もしかして:2022年6月8日) (説明)
  22. 飯山陽『「いい人」の本性』飛鳥新社、2024年8月2日。ISBN 978-4-86801-026-5
  23. 飯山陽『イスラム移民』扶桑社、2024年11月5日。ISBN 978-4594095598
  24. 飯山陽『日本保守党との死闘ー自由社会の敵』ワック、2025年5月25日。ISBN 978-4898319819
  25. 番組トップページから「出演者」をクリック
  26. 再生リスト”. ニュースあさ8時!. 2023年6月21日閲覧。[リンク切れ]

関連項目

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外部リンク

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