ふるーつ

6日目

6日目 - ふるーつの小説 - pixiv
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6,841文字
3年E組での7日間
6日目
コナンが「あの件」に踏み込みます。
そして、クロスオーバーでクローズアップされるキャラとしては激レアであろう、彼との絡みにチャレンジしてみました。
コナンって、公安捜査官の尾行にもバッチリ気付く(byハロウィンの花嫁)んで、まあこれくらいは気付くだろうな、と。
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65722,473
2025年7月4日 22:02

 その日の体育は、3日前とはかなり違う光景だった。
「ふーん……さすがに、体育の授業全部をナイフ練習にはしないんだね?」
「……というより、そうもできない事情があってな」
「?」
 疑問に答えてくれた烏間は、首をかしげるコナンに、少々ため息をついた。
「もうすぐ、学内で球技大会があるそうでな。これはE組も強制参加だから、その練習にも時間を割かなければならない。男子は野球、女子はバスケットボールだそうだ」
「それを気遣ってるの? ……防衛省も、意外に気が利くんだね」
 感心なのか皮肉なのか判断に困るようなコナンのコメントに、烏間はまた息をついた。
「防衛省が――というより、俺の判断だ。彼らはあくまで中学生だ、あまり訓練漬けの生活にはしたくない」
「………」
「ん?」
 言葉が止まったコナンに、烏間が何となく目を向ける。すると――コナンは穏やかな笑みを浮かべていた。
「烏間さんって……優しいんだね」
「………」
 返す言葉に困り、烏間は視線を彷徨わせた後、運動場代わりの空き地に戻した。その後で、コナンが苦い表情をしたことには気付かなかった。
 ――優しさや実直さでは、解決できない問題もあるのだと。

「さーて、片付け片付け」
 室内球技の練習とはいえ、場所は空き地なので、各自バラバラに用具を回収していた。用具といっても、主にボールだ。茅野カエデは、転がったバスケットボールを追って、他の生徒たちからやや離れたところに走っていた。
「よし、これで終わり!」
 独り言とともに、手を伸ばしたその先には。
「はい」
 目の前に差し出された、さっきまで見ていたボール。そして、ここ数日で聞き慣れた幼い声――。
 大きなバスケットボールを両手で差し出しながら、コナンが不思議な光を宿した瞳を向けて、微笑んでいた。

6日目
コナンが「あの件」に踏み込みます。
そして、クロスオーバーでクローズアップされるキャラとしては激レアであろう、彼との絡みにチャレンジしてみました。
コナンって、公安捜査官の尾行にもバッチリ気付く(byハロウィンの花嫁)んで、まあこれくらいは気付くだろうな、と。
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2025年7月4日 22:02
ふるーつ
コメント
青柳鬼竜人
青柳鬼竜人
確かに渚とコナンって親との関係性が対極に在りますね。対極に在るからこそ見えるし言える事が、一時的でも渚の救いになると良いなぁ。そして、カエデに関してはコナンも根本の目的は違えど類する者だから気付けた違和感が有ったのかな、と
2025年11月17日
潮風
潮風
面白かったです! 続き期待!
2025年7月12日
すと
すと
2025年7月6日

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