「残業厳禁と言われる」「仕事を任せてもらえない」どうすればなくなる? 過度なハラスメント意識 #エキスパートトピ
「ホワイトハラスメント」が話題だ。上司の過剰な配慮が部下の成長機会を奪う行為で、マイナビ調査では中途入社1年以内の13.6%が経験。経験者の71.4%が転職を検討している。「先輩が先回りして全てやる」「定時だから帰れと言われる」。背景にはハラスメントへの過度な恐れがある。パーソル総合研究所の調査では上司の81.7%が「厳しく叱咤しない」と回避的だ。管理職の4人に1人が「ハラスメントと言われるのを避けたい」と回答。厳しすぎても優しすぎてもダメ。上司はどう接すべきか? 関連記事をまとめてみた。
ココがポイント
定時に帰ることを強制され、責任ある仕事を遠ざけられるなかで、何も成長できていない恐怖を感じました
出典:THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) 2026/4/13(月)
責任のある仕事を一切任せてもらえず、残業は厳禁だから早く帰ってと毎日促されることに虚しさを覚えた
出典:マイナビキャリアリサーチLab | 働くの明日を考える 2026/4/9(木)
ホワイトハラスメント(ホワハラ)とは、過度な気遣いや配慮が結果的に相手の成長やキャリアの妨げになる行為。
出典:ITmedia NEWS 2026/4/9(木)
昇進を希望しない人が48%と倍以上いる結果となり、管理職を敬遠する層が、かなりいる
出典:『日本の人事部』 2026/1/14(水)
エキスパートの補足・見解
ハラスメント防止法の施行以降、企業の対策は強化された。パーソル総合研究所の調査では全就業者の34.6%が職場でハラスメントを受けた経験があるという。年間離職者は推計86万人超。対策は急務、と言える。いっぽう、その副作用も深刻だ。新入社員の57.4%が「自分の職場はゆるい」と感じているとという(マイナビ転職の調査)。指導を受ける機会の少なさに「ここでは成長できない」と焦り、転職する若手が増えている。
昨今、よく耳にするようになった「ホワイトハラスメント」。「ホワハラ」とは、良かれと思った上司の配慮が、結果的に部下の成長を妨げるこtだ。「責任ある仕事を任せてもらえない」「残業は厳禁だから早く帰ってと毎日促される」。こんな不満の声が溢れている。
対策の鍵は「傾聴」や「対話」だろう。パーソル総合研究所の分析では、ハラスメントを回避しながら部下を成長させている上司の共通点は、相手の話を最後まで丁寧に聞く傾聴行動だった。回避するのではなく対話する。本人の意向を確認し、成長への期待を言葉で伝える。「言わない優しさ」ではなく「聴く強さ」が、いま上司に求められている。
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