ブルーインパルス2番機パイロット「あの日、力になれなかった」葛藤を胸に "不死鳥"の編隊飛行に込めた故郷への恩返し
実際に天守閣にものぼって飛行エリアを丹念に確認します。 松永大誠 3等空佐「天守閣は上ったことがあるんですけど、地震後は初めてなので。すごくきれいですね」 ■熊本で見せたい演技「フェニックスローパス」 ブルーインパルスのパイロットの任期は原則3年。故郷を飛ぶ機会はこれが最後になるかもしれません。 松永大誠 3等空佐「最後にギリギリ滑り込みで熊本を飛べるというのは私も感慨深いものがあります。気合を入れて飛行準備にまい進していきたい」 アクロバット飛行や編隊飛行でみせることができる演技の数は50以上といいます。 その日、何を披露するかは天気などをみて組み合わせていきます。 松永さんには熊本で見せたい演技があります。 松永大誠 3等空佐「復興を祈って我々が不死鳥を模った隊形で上空を飛行するという形。フェニックスローパスを見ていただいて、復興への思いやこれからの未来に進む1つの糧になってもらえれば」 ■4月11日、ブルーインパルスが再び熊本の空へ。 熊本城周辺に集まったのは約7万5000人。 9年前は復旧工事中で入ることができなかった、天守閣や天守閣前広場にも空を見上げる人たちの姿がありました。 ――見物に来た人は 「急にブーンてきてかっこよかった」 「円を描いたり、星の形に飛んだりするのがすごかった」 「すごく感動しました。来てよかった」 「ここまで10年、みなさんそれぞれの10年があったと思うんですけど、これからの10年も希望を持って生きていけるようになったのでは」 「しっかり元気はもらったんで、これからも前を向いて歩いていきたい」 ブルーインパルスパイロット 松永大誠 3等空佐「二の丸公園に集まった人が多すぎて、上空から見ると真っ黒になっていました。いつか熊本のために恩返しをしたいという思いを胸にブルーインパスに入って、なんとか自分のラストフライトという形で熊本のみなさんにエールを贈ることができてありがたいと思いながら飛行しました」
空から届けたふるさとへのエール。 熊本は地震から11年目を踏み出しました。 <飛行当日のニュース> ▼「熊本はまだまだがんばれる!」熊本地震から10年 大空からブルーインパルスが熊本にエール
熊本放送