待機児童の解消に期待 上郷なかよしキッズクラブが開所
飯田市上郷飯沼に6日、児童クラブ「上郷なかよしキッズクラブ」が開所した。現地で開いた開所式には関係者約50人が出席し、待機児童の解消実現に期待を寄せた。
上郷地区に3つの児童クラブがあったが、昨年度から上郷小学校内に集約した。市によると定員120人に対して希望者が大きく上回り、利用対象を当初の1~4年生から3年生までに引き下げていた。
新施設は社会福祉法人たちばな会が運営し、対象は小学1~6年生、定員は80人。職員13人が対応する。施設は木造二階建てで、3つのプレイルームを備える。
6日現在68人が登録し、市の要請を受けて他地区の児童も受け入れている。内訳は上郷51人、座光寺10人、丸山3人、伊賀良3人、松尾1人。将来的には定員120人までの拡大も検討しているという。
開所式でたちばな会の早川英章理事長は「地域のお役に立てる施設になったと思う。児童が放課後を過ごす施設として続けたい」と話した。髙田修副市長は来賓あいさつの中で「子どもたちが伸び伸び過ごせる場ができた。市としてもより良い子育て環境の実現に向けて取り組んでいく」と述べた。
式典ではなかよし保育園を卒園した新1年生が童謡「春がきたんだ」を元気よく歌い、施設の出発に花を添えた。保護者は「共働きなので大変ありがたい施設。安心して利用できる」と喜んだ。