つくづく思います。


2021年に癌を宣告された時は、癌になったということで頭がいっぱいで、癌の手術をした後の生活のことなんて想像もできませんでした。


結婚していれば、夫の扶養に入るなどの方法もあるでしょうが、私は独身。

病気であっても働かなければという思いはあって不安だらけでしたが、癌手術後の生活なんて全く想像できませんでした。


実家がある長崎へ帰ることも当時は考えられなくて八方塞がりの気持ちでした。

八方塞がりの中、抗がん剤治療でどんどん体力がなくなって、さらに脳梗塞になってしまったので、半強制的に長崎に戻ることになってしまいました。


札幌で1人で生活することは不可能でした。

手術後の抗がん剤の副作用で心臓も弱ってしまい、歩けなくなったり、嘔吐が続いて食べられなくなったりしたので、実家のある長崎に戻って正解だったと思います。


子宮体癌の手術と同時に永久人工肛門(ストーマ)になり、ストーマ生活も始まりました。

ストーマ生活は全く未知の世界で、想像もできませんでした。

ストーマ生活に慣れるまでの間、訪問看護師さんにたくさん助けてもらいました。


永久人工肛門になったので、身体障害者になりました。癌になった時、自分が障害者になるとは想像もできませんでした。

療養期間が終わって、障害者雇用で就職しましたが、雇用先の人間関係のトラブルで、心に負担がかかり鬱で心療内科へ通うようになってしまいました。


まさか鬱になるなんてねえ。


子宮体がんの病気が治癒すれば、普通の生活に戻れるとしか考えていませんでしたが、そうではなかったのです。


手術後も、経過観察で定期的に受診しなきゃいけないしね。

そして、50代後半で癌にかかり、動けるようになった時には60歳を超えていて就職するにしても難しいお年頃。

そういうお年頃のことも考えていませんでした。


何を言いたいかというと、今の状況は、予想外のことばかりで日々綱渡りです。


癌になったら手術して治癒または寛解して元の生活に戻れればいいんですけど、私の場合、元には戻れませんでした。

今の環境を受け入れ、前に進むしかありません。

それしかないので、コツコツコツコツ、一歩ずつやっています。


癌になった時、先のことは、想像もできなくて不安になると思います。

でも、ある程度想像できたとしても、たぶん想像以上のことが起こるので、思い通りにはいかないと思います。結局、何があってもコツコツ進むしかないのかなと思うのです。


それは癌に限らず、誰の人生でもそうなんじゃないかと。そうやって自分を励ましてますウインク


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