〝神の湯〟に猫神様が舞い降りた!?――紫尾区営温泉にすみ着いた白茶トラ猫「たま」 人懐っこさからみんなのアイドルに

2026/04/15 14:26
猫の「たま」がいる紫尾区営温泉=さつま町
猫の「たま」がいる紫尾区営温泉=さつま町
 鹿児島県さつま町の紫尾区営温泉にすみ着いた、人懐っこいオスの白茶トラ猫「たま」が入浴客らにかわいがられ人気者だ。けがの後遺症で右前脚は不自由だが、隣接する物産館を根城に悠々自適に暮らしている。

 たまは一昨年の暮れ、足湯のそばにいるところを管理人の松崎文也さん(66)が見つけた。近所に飼っている人はおらず、誰かが飼い猫を置いていったのではないかと推測。しばらくして町内の人がもらっていったものの、3日目に戻ってきた。

 温泉客には猫好きが少なくない。入浴前後に、たまにあいさつする光景がよく見られる。宮崎から訪れる常連の家族連れは、たまに会うのをとても楽しみにしているという。

 そんなたまが、右前脚を骨折したのは半年ほど前。鹿児島市の動物病院で手術を受けた。今は痛がる様子もないが、脚をかばうように歩いたり走ったりする姿は痛々しい。時々、思い出したように「ニャーン」とかわいい声で鳴く。

 紫尾温泉の泉源は紫尾神社拝殿の地下にあり、「神の湯」とも称される。パート従業員の久保田順子さんは「たまが3日目に戻ってきたときは思わず泣いた。神様の使いなのかもしれません。みんなのアイドル的存在」と話した。

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