漫画原作者“性加害”問題 小学館側が被害女性に謝罪「管理監督体制に問題」
小学館の漫画アプリの編集部が、男性の漫画原作者による性加害を把握しながら、その後、ペンネームを変えて起用していた問題で、小学館側が被害女性に謝罪したことがわかりました。
この問題は、小学館の漫画アプリ「マンガワン」の編集部が児童ポルノ禁止法違反の罪で罰金刑を受け、連載中止になった男性作者を、その後、ペンネームを変えた上、別の漫画の原作者として起用していたものです。
小学館は9日、新たにコメントを出し、取締役らが5日、被害女性の代理人弁護士の事務所を訪れ、電話を通じて女性に謝罪した上で、「会社の管理監督体制に問題があった」「再発防止の提言を得たうえで必要な取り組みを行う」と説明したことを明らかにしました。
女性側も8日のコメントで、謝罪を受けたことを明らかにした上で、「被害の実相を広く知っていただき、こんなことが起きないよう、社会全体で子どもを性被害から護る仕組み」を作るよう訴えました。
この問題では、漫画原作者が教員を務めていた高校の生徒だった女性が、性被害を受けとして、原作者と高校側を相手に訴えをおこし、札幌地裁は先月、原作者に1100万円の賠償を命じています。
一方で、学校側の責任は認められなかったことから、女性側は、教員という立場を悪用した性加害であり、学校側にも責任があるとして控訴しています。